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人生フラフラロンドン日記 ~Week 116~

ロンドンに来てから116週間が経過。こんな日記に目を通していただけている物好きな皆様、どうもお久しぶりです。何か分からない不安に心を囚われ、自分の文字を綴ることができなかった日々を過ごしていました。リハビリの一環として久々に日記を書いています。過去分は結局追いつくことが出来なかったので細々と埋めていきます。それだけは絶対にやり切るつもり。とりあえず今回からはリアルタイムの更新ということで先々週の話を。僕はロンドンで3回目の春を迎えました。

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1.

友人の友人ギャルを預かり観光。友人が仕事の間、観光に付き合ってほしいと友人ギャルとテムズ川沿いをぶらぶらと歩く。すっかり日常となってしまったロンドンも、初めて訪れる人と歩けば自然と新鮮さが増す。タワーブリッジ、バラマーケット、セントポール大聖堂、バービカン、テートモダンと王道の観光ルートを巡った。人と歩きながら話すことが僕は好きだ。自分のことも他人のことも知るための一番手っ取り早い方法だと思う。ギャルマインドの強かさを教えてもらった。

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2.

いつもお世話になっている大好きなお姉さんの誕生日! そして自分の誕生日パーティーに来てくれていた彼女の友人も誕生日というWめでたい日。BBQ形式のパーティで、外で酒を飲みながら祝える季節にひたひたと感動していた。まだ少し寒かったが。

初めて会った日の印象は「冷たい人だな〜」だったお姉さん。今となってはいつも頼りきりの友人の1人になった。なんだかんだで一番音楽の趣味も近く、通ってきたサブカルチャーの趣味も近いから共通言語も多く、気軽に呼び出してくれる素敵なお姉さん。いつも感謝ばかりです。本当にあなたの友達で良かったと思っているよ。いつでも力になりたいし、次の誕生日には自分ももっと成長して「自分も頑張っているよ!」と伝えたいお姉さんです。お誕生日おめでとうございました!

すっかり忘れていたが次は自分の誕生日。ロンドンで迎える最後の誕生日は果たしてどんな日になるんだろうか。今から少しだけ期待してそわそわと待つ。

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3.

先週の音楽日記。

今月末のフェスティバル、Wide Awake前哨戦ということでShacklewellでdeep tanを観た。もう何をやってもニッコニコ。そういえば自分がこういうミニマルポストパンクバンドが大好きだったことを思い出す。ザ魔女感のあるダークな世界観にフックの聴いたメロディがたまらない。久々に訪れたShacklewellは照明が増えていてそれが結構良かった。

まあ今観るしかないよなと、bar italia。昨年、様々な音楽関係者がAOTYにあげていたからこそ、期待しかしていなかったがその期待をも上回るパフォーマンス。「こんなの俺たち世代のためのSonic Youthじゃん」と感動した。一切変わらない照明に、明らかに場違いな入退場SE、変わるがわる様々な色を見せるヴォーカル。全てが完璧。そりゃこの早さで来日公演も決まるよ。

土曜日はHackney BathでやっていたPhactに。ずっと行きたかったパーティーだったが、毎回何かしらと被っていて行くことができず、4回目の開催となった今回が初参加。前回参加していた友達からあまり良い評判を聞いていなかったPhactだが、蓋を開けてみればとても良いパーティーだった。そして考えてみるとClubbingを始めてから、初めての友人がいないパーティーだった。1人でも楽しめるようになったと思えば、それは成長なのかもしれない。踊ることは楽しい。何か物足りず、FOLD名物のオーナーとSEによる12時間B2Bをアフターパーティー感覚で行ってしまったが、アフターパーティーには行かないことを今年の目標に加えた。

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〜まとめ〜

「1日休めば、その感覚を取り戻すのに3日はかかる」、学生時代に所属していたバスケットボール部でよく言われていた言葉だ。今まで自分の中で抱えきれないから何か文字を打っていたのに、いつの間にかそんなことが出来なくなっていた。理由は分からない。1人でいるのが怖いから毎日誰かに会っていて、それがいつの間にか1人でいられない理由になっていた気がする。毎日毎日訳もわからず悩み、ついには何に悩んでるのかわからなくなって、何も出来なくなっていたが、結局はやるしかない。自分を慕ってくれている人たちに「ずっと怠けていてごめん」と謝りたい気持ちが胸を埋め尽くしている。だからちゃんと日記を書くところから。ロンドンでの生活は日記を書かない間に延長戦を迎えた。僕の周りの友人たちは本当に素晴らしくて、大好きでたまらないからこそ、彼ら彼女らに素敵な友達と言われるように頑張ろうと思う。しばらくは不眠症だったが、今は上手く眠れる気がする。ロンドン生活はまだまだ続く。

今年の夏はアぺロールを飲みまくりたい

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