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雑記

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2021年9月の記事一覧

大人に押し付けられる、無邪気な子ども像

大人に押し付けられる、無邪気な子ども像

1歳半の息子は電車が大好きだ。朝起きて第一声が「阪急!」である日も珍しくないというくらいに。少し前まではyoutubeでひたすら踏切の動画を観ていたし、今はトーマスに夢中だ。

「ならば、京都の鉄道博物館に行こう」と大人は考える。これだけ電車が好きなのだ。電車だらけの楽園に行けば、電車好きのオルガズムがオーバードーズするだろう。

家族3人で、遠路はるばる京都へ向かう1時間と少しの道のり。入り口で

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果てしなく周りくどくて、手間がかかる、僕たちの「効率化」について

果てしなく周りくどくて、手間がかかる、僕たちの「効率化」について

僕は求人広告を書く仕事をしている。当たり前だが、求人広告は食べたり、着たり、遊んだりするためのものではない。稀に読んで楽しい求人広告もあるだろうが、あくまで例外的なものであって、求人広告に金を払うクライアントは、読む人を楽しませるために金を払うわけではない。あくまで人を「効率的」に集めるために金が払われる。

人材派遣会社が、求人広告で人を集めることがある。人材派遣会社は野菜を作ったり、家具を作っ

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偉い人に胡麻を擦らなくてもいい夢を持つこと

偉い人に胡麻を擦らなくてもいい夢を持つこと

僕がこれまでに持って、挫折してきた夢。

作家になりたかったこと。

総理大臣になりたかったこと。

ミュージシャンになりたかったこと。

色々あるけれど、どれも誰か偉い人に「うん、君いいね」と認めてもらう必要のある夢だった。偉い人にお墨付きをもらって、それによって色んなチャンスを寄せ付けて、チャンスによって経験を積んで、実際に実力も伴っていく‥そんなサクセスストーリーが必要な夢だった。

サクセ

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論破してくれと言われたので、論破します

論破してくれと言われたので、論破します

僕の記事にいいねしてくれた人のページを覗いてみたら、「論破してくれ」というタイトルの記事が上がっていた。

うん。これは、ちょっと気になる。

どうして論破して欲しいのだろうか? もしかして書いていることと真逆のことを考えているのだろうか。

「私を止めてくれ」ということなのだろうか?

ならば、僕が介錯をしようではないか。

まず、この記事の主張は…?(1)リサイクルしたり、エコバッグを持ち歩い

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持たざる者のための、ひとりSDGs宣言

持たざる者のための、ひとりSDGs宣言

SDGsとかいう利権ビジネスの公衆便所は、2030年には過去の遺物扱いを受けていそうだ。それくらいの勢いで、企業にレイプされている。

だから僕は1人で勝手にやるのさ。

馬鹿みたいに17個も宣言したりしない。2030年までに達成したい目標は3つだけ。

食料自給率100%ベランダ、地下室、物置、あらゆる空間を活用して野菜を生産し、自家採種で持続させる(種苗法は無視で)。LED、水耕栽培、プランタ

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就業ビザなんて全員に出せばいいんじゃないの?

Tandemでフレンドリーなアメリカ人と出会った。彼は日本にある日本語学校に通っていたが、金銭的な事情で卒業できないまま退学してしまったらしい。

外国人の就業事業を知らない僕は、「じゃあ、これから日本で仕事を探すの?」と無邪気にも質問した。

すると「学歴も資格もないから、就業ビザが取れない。また大学に入らないさなければならない」と、返事がきた。

え、そんなに大変なの? と思って調べてみた。ふ

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人間はどこに消えたのか?

常識を相手に話すのはつまらない。人間を相手に話すと面白い。

人間と出会える瞬間は貴重だ。根掘り葉掘り心のうちを聞いていけば人間が現れることもあるけれど、大抵はその前に常識というワッペンをつけた警備員が立ち入り禁止の札を突きつけてくる。

じゃあ、こちらが心を開けばいいのかというと、そう簡単ではない。うまくいくこともあれば、僕が剥き出しにした人間性が誰にも相手にされないこともある。

そんなこんな

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