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哲学が重要だということにようやく気づく

『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』


『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」』

『武器になる哲学』

で有名な山口周さんも哲学の重要性について強く主張しています。

自分はもちろん、上記の3冊は読んでいて、哲学についてもなんとなくわかったつもりでいました。

だから、ほかに哲学の本を読むよう挑戦しましたが、
なんといっても内容が難しい。

すんなりと理解できるものがなかなかないです。

内容の難しさから挫折することもしばしばで、
読みきったとしても、自分のなかに残っていかないことがほとんどでした。

どうしても、内容が難しいと咀嚼するのにも負荷がかかります。

どの労力がいやで、自己啓発やなるべく読みやすい本に逃げてしまっていました。

本を読む理由って自分の知らないことを知る

人生に活かしていく知識を身につけることが自分は本を読む理由の一つであるように思っています。

そう考えたときに、わかりやすいもの
つまり自分に馴染みのあるものを読んでいても
正直、知識の広がりはそんなに期待できないです。

あと、考えなくても理解できてしまう。
これは結構、問題なのではないかと思うのです。

生きる知識としていくには、
自分の中で落とし込んで、知識を知識をして覚えるのではなく

自分の解釈を交えて自分の糧にしていく

この作業が重要であると思うのです。
哲学などの文章は内容は理解するに時間はかかるかもしれませんが、
自分なりに咀嚼して、知識を自分のものにしていく
生きた知識を身につけていくための

「自分で一度考える」

というとても大切な過程を踏むことができます。

一方で、読みやすい自己啓発本、ビジネス書なんかは
脳科学的にこうすれば、効率的に学べる、知識が身に付く、今後に役立つと
謳っていますが、すぐに理解できる分、知識として抜けていくのも速いように思います。

なにより新しい知識が学べたことに満足、
そこからアクションを起こさなかったり、その後時間が経って忘れてしまっては意味がないのです。

自分はかれこれ1年間で4,50冊はビジネス書を読んできたとおもいますが、
恥ずかしながら本の内容を覚えているものは本の一握りとなってしまっています。

つまりは、ほとんどが新しい知識にふれて満足して終わりになっていることを意味しています。

で、最近ある書籍を薦められて
哲学書に対しての考え方、捉え方を変える書籍に出会いました。

それが、この書籍です。

『いまこそ、感性は力』(行徳 哲男 著, 芳村 思風 著)

1988年と、昭和に書かれた相当古い本なのですが、
今の時代、「やることがない」「生きる意味がわからない」という悩みを抱えている人はぜひ、読んでほしい一冊になっています。

やりたいことがない理由は、
前回のnoteで書いたと思いますが

自分の経験の中でしか選ぶことができない、
つまり、経験の量が少ないことが一つの理由としてある

と思っていました。

まあ、経験量が少ないことも一つにありますが、
それよりも、「理論」や「知識」に走り過ぎていることが問題であると著者の方は述べています。

というのも、「理論」や「知識」をいくら知ったところでそれは客観的事実になるだけでそこに自分はいないんです。

そんな「理論」や「知識」を求めるよりも、
自分の「気持ち」や「思い」、つまり「感性」に目をむけていくべきなのではないかと

著者の方は主張しているのです。

では、感性を鍛える、研ぎ澄ませていくにはどうすればいいか
それについても、本書では書かれておりますので、気になる方はぜひ読んでみてください!

『いまこそ、感性は力』(行徳 哲男 著, 芳村 思風 著)

この書籍のなにがいいかって、

「対談形式」で且つ、
「わかりやすい例も豊富に載っております」ので、


一般的な哲学書よりも理解がしやすくなっております。

哲学書の入門書として、とてもより本であると思います。

ですが、それでもとても内容が濃く一度読んだ程度では
この書籍の本質を理解するのは難しいと思います。
(少なくとも自分はそうでした)

それだけ、読み応えもあるので、
今、2周目の再読をしております。

自分と向き合い、自分の将来について
真剣に考えていこいうと改めて思えるようになりました。

だから、自分は留学先の情報を集めるのと同時に
哲学書を読んでいるようなそんな状況になっております。

今後もこの書籍についての投稿もあるかと思いますので
ぜひ、ちょっとでも興味を持った方は楽しみしてもらえると嬉しいです。

また、哲学書について、

「自分の読んでいる」
「この本おすすめ!」

などありましたら、コメント欄に記載していただけると嬉しいです!

書籍の感想、またはこのnoteの投稿文の感想なんでも構いませんので
コメント楽しみにしております。

それでは、また明日!

Have a nice day!

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