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kadobeya_talks vol.5 /フィーチャーフォン

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長津:カドベヤCOO。弊社WEBディレクターの長的存在
宋:デザイナー。台湾出身。
森山:WEBディレクター。ガジェット好き。
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「フィーチャーフォンのお話し」

スマートフィーチャーフォンを使っての読書体験向上(英記事)

長津:もしかしてこれってガラスマって言われているやつ?(フィーチャーフォンにはガラホとガラスマの2種類がある)
:みたいな感じです。英語で言うと「Smart Feature Phone」です。
長津:なるほどね〜。
:見た目が従来型の携帯電話で、中身がスマートになっているという、、うふふ。

長津:全然スマートじゃねーけどな!
:記事ではwikipediaのページをスマホで読むのに20-30分ほど、フィーチャーフォンだとより時間がかかるよねというのを検証している記事になります。
長津:ちょちょっと待って。これってそもそも使っているのって誰なの?おじいちゃんおばあちゃん?
:そこ気になりますよね!実はフィーチャーフォンのユーザーは安価で手に入るのもあって世界で1億人ほどいるらしいです。HTML5で構築されている米国KaiOS TechnologiesのKaiOSが代表的なOSです。ちなみに機能として4G/LTE, Wi-Fi, Bluetooth, and GPSも使えます。

長津:(記事冒頭を朗読)India is one of the biggest markets for KaiOS、、
:そうなんですよ。インドは人口も多いからだと思うんですけど、やはりローコストなところが魅力で普及しているとのことです。
長津
:すげーな。全然知らない話だ。
:私もびっくりしました!
Google, Facebook, Youtube, etc.も使えて、ユーザーの多くはインターネットに触れるのが初めてな方が多いらしいです。

長津:(記事を見て)なになに、キーパッドベースドインタラクションなるものがあるの、、?
:全てのアクションはこのキーパッドで行われます。左、右、下、上、センターボタンを操作して。
長津:絶対イライラして画面触るでしょこの人たち!笑
:あくまで推測なんですけど、ユーザーの中にはそもそもスマホを使ったことがない方もいると思うんです。なので画面を触って操作するという考えがないのかも、、?
ちなみにスマートフィーチャーフォンの強みとしては、最低限の機能、耐久性、バッテリーの持続時間、低コストが売りだそうです。

長津:なるほどね、、お値段がお安いから、所得が高くない方でも購入できると。だから人口が多く収入階層が幅広いインドを中心に1億人のユーザーが存在しているってこと?
:そうですね。
森山:699インド・ルピー=日本円で約1,000円で購入できるらしいですよ。
一同:やっっっっす!めちゃ安じゃん。

:ちなみに、 電話機能以外の主な用途としてはSNS、エンタメ、検索だそうです。
あと理由については言及されていませんが、wikipediaを読むユーザーが多いらしいです。
ただどうしてもモニターのサイズがあるので、記事全体の読みにくさと画像へのアクセスの悪さいうのは共通の課題だったそうです。

長津:これはタッチインターフェースではなくキーボードで操作するってことだよね?
:そうです。
長津:つまりはスワイプでの操作はないのか。
:その通りです。なので十字キーでの「戻る」「進む」ボタンで操作する感じです。本当に10年前まで存在したガラケーと同じ操作方法ですよね。

長津
:そういうことだよね。もしかしてPC、スマホ、タブレット用のブレイクポイントは作られているけどKaiOS用のブレイクポイントを用意しなければいけなくなる可能性があるってこと?
:そこは調べてないので確かではないのですが、ブレイクポイントの可能性も、ユーザーエージェントで識別している可能性があるのかなと。
長津:日本のガラスマはこんな感じなのかな?
:そもそも日本のガラケーと海外のガラケーは全然違くてそれを前提に話しています。私が使っていた海外製ガラケーにすごく似ています。機能はについてはフィーチャーフォンの方が多機能ですけどね。

長津:話を戻すと、フィーチャーフォンでのサイト表示は文字だけに制限するとかではなくて、受けられるデータはガラケーの時よりはリッチな者になっているってことだよね。けどインターフェースにおいてはPoorなところが多いと。

:そうですそうです。
長津:森山さんはガジェット好きとして買うこと間違いないでしょ?
森山:ガラケーは使ってますからね。普通にiモードもってますから。
長津:サービス終了しちゃうよ(笑)
森山:フィーチャーフォン見てみるとNFC、キャッシュレス決済も使えるらしいですね。
長津:んであんな値段なの?
森山:Youtube、Google Map、Facebookも使えるらしいです。
:フォントサイズの調整も可能ですよ!

森山:ソフトバンクが出資していて、決済機能にPayPayの技術が一部使われているらしいですね。
一同:へ〜
:というフィーチャーフォンですが、去年の12月に発売されていたらしいです。
一同:全然知らなかった(笑)
長津:まーこれに対応したウェブサイトを作っていこうとはならないよね。
:そうですね。私もならないと思います(笑)
KaiOS用のwikipediaリンクが記事にあるのですが、通常とは違うサイトになっているかと思います。

長津:なるほど。つまりwikipediaをKaiOS用に開発したからGithubがあるってこと?(本記事を見て)
:です!フィーチャーフォンを使っているメインマーケットはwikipediaを使っているユーザーが多いのでそうなったっと、、wikipediaを使う理由については少々謎ですが(笑)
あとこちらの記事にもリンクもありますが、KaiOSでのwikipediaシミュレーターがあるんですけど、それを操作するのが面白くて!(実際にシミュレーターで操作しながら)
長津:サイト制作的にはテンションが上がらない感じだけどね(苦笑)

:KaiOS向けのwikipedia開発の目的を今調べたんですけど、幅広い層に使ってもらって、知識が広がるようにしたいそうです。
長津:リテラシーというか、知識がないユーザーでも利用できるようにしているってわけだ。今回の議題はいろんな意味で衝撃だった。

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