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(11月10日発売)新刊『未来のアラブ人3』

大反響を受け『未来のアラブ人』の3巻を刊行できることになりました! お買い上げくださった読者の方々、どうもありがとうございます。

未来のアラブ人3巻カバー帯なし


1巻の内容は以下の記事などからご覧いただけます。

パリ、ソルボンヌ大学で知り合ったブルターニュ出身のクレモンティーヌと、シリアの貧村出身のアブデル=ラザック。二人の間に生まれたリアドは、ブリジット・バルドーのような金髪で、誰にでも愛されるような子どもに。1~2巻では、大学教員の父の就職に伴いカダフィ政権下のリビア、ハーフィズ・アル=アサド独裁下のシリア、そして帰省先のフランス、ブルターニュ地方で小さなリアドが目にしたものが描かれました。

3巻では、シリアで小学校3年生になったリアドの生活がつづられます。

『未来のアラブ人3』の中身や「ネーム(下書き)」など、以下の動画でご覧いただけます(ドイツ語)

リアドも大きくなり、両親の仲の亀裂や、イスラム社会特有の出来事について理解ができるようになっています。3巻を読むと、1~2巻がもっと面白く読めるはず!!!(1巻に登場した〇〇も再登場します!)

『未来のアラブ人3』の見どころの一つは、のちに映画監督としてセザール賞(フランスのアカデミー賞)を受賞することになるリアドの、映画との出会い。2巻で購入したビデオデッキ(ベータ)で目にした、シュワルツェネッガー主演『コナン・ザ・グレート』について何ページも費やして解説しています。映画好きの方もぜひご覧ください!!!


本作をずっと応援してくださっていた瀧波ユカリ先生に帯の推薦文をいただきました。どうもありがとうございます!


11月5日にはフランスでは待望の原書第5巻が刊行されます(全6巻予定)。前日の4日にはフランス、ベルギー、スイスの映画館150館で刊行記念イベントが開かれる予定でしたが、フランスは再ロックダウンに入ってしまいました。

サトゥフさんは、ロックダウンで書店を閉鎖させないよう、政治家に呼びかけるキャンペーンを始めています。

4巻以降はフランスでの生活も描かれることになるため、ぜひ1~3巻を多くの方にお読みいただき、続巻についても刊行できるようにしたいです。応援、ご紹介等々、どうぞよろしくお願いいたします!


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https://books.rakuten.co.jp/rb/16432793



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