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街角の輪舞曲|詩


「街角の輪舞曲」

小粋なステップが孤独を鳴らす

言葉にはならない君との約束
夜寝よいの静けさに汽笛の合図
不恰好な自由のなかで
君のためだけに鼻歌を唄う

愛しいと苦しいは
同じ生き物なんだと

また今夜もこの街の片隅に
名もなき風が吹いている

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