ピザの横綱!シカゴピザを作ってみた
メリークリスマス🎄ケイチェルおじだよ。
シチリアのカオリーナさんが、イタリアではクリスマスのご馳走は24日の夜じゃなくて25日のお昼に食べるって仰ってるんだね。
去年の記事でも書いたと思うけど、本来クリスマスイブまでの1ヶ月(アドベント)は断食期間で、肉を食べるのは避けられたんだよね。
だからヨーロッパでは24日でも魚を食べる国が多いわけだ。新大陸アメリカでは魚が獲れない地域もあって、「鶏もオッケー、チキンは肉じゃねーから」ってことになったんだろう。それが日本に入ってきてクリスマスと言えばチキンってことになったんだと思われる。
そう考えるとイブの夜は厳かにミサを行って食事は質素に、翌25日の断食明けに盛大にお祝いするのが正しいクリスマスのあり方なのかもしれない。
おいたんは別にキリスト教徒でもないけど、昨日は帰りも遅くなってパスタしか作れなかったので、イタリア式のクリスマスを採用して今日のランチをご馳走にすることにしたよ。
最初はサーモンとブロッコリーのピザにしようと思ってたけど、普通のピザは今までに何度も作ってるし、ご馳走感が薄い。そこで前から作りたかったシカゴピザにしてみよう。
シカゴピザって言っても同名のピザチェーン店のことじゃないよ。アメリカでは"deep-dish pizza"とも呼ばれる、鍋みたいな形のピザだ。日本でも2〜3年前にちょっと流行ったらしいけど、『美味しんぼ』の読者ならそれよりずーーっと前から知ってたよね?
なにせ美味しんぼにシカゴピザが出てくるのはコミックス27巻。1990年のことだ。おいたんはさすがにその頃リアルタイムで読んでたわけじゃないけど、最初に読んだのは20年前くらい前かな。確か、ある相撲取りがちゃんこをあまり食べられなくてなかなか体が大きくならない。洋食なら食べられるって言うので、山岡さんがシカゴピザを食べさせる話だったと思う。山岡さん曰く「これがピザの横綱だ」って。
ピザの横綱ならクリスマスのご馳走に相応しいじゃないの。てわけで作っていきましょう。材料はこちら。
今朝のクイズ、「シカゴピザ!!!!ファイナルアンサー!!!!!!」とお答えの餃子タン、見事正解!優勝でーす🏆初優勝おめでとうございます🎉お菓子のクイズはてんでダメなのに、こういうB級グルメは強いな(笑)
他の方もお答え頂きありがとうございましたー。「ピザ」までは分かった方もいたんですけどね。
ピザ生地はいつものNadiaのレシピです。いつもの1.3倍量くらいで作ってみよう。
こたつ発酵。
ピザの具は、ニンニク・玉ねぎ・マッシュルーム・ブロッコリー・ツナを炒めて、コンソメで調味したトマトソース。生クリームが余ってたのでトマトクリームにしたよ。
お芋さんでーす。
お芋はピュレに。
それにしても炭水化物のバケモノみたいなピザになりそうだ。まあクリスマスだしいいか。「クリスマスにはカロリーを摂っても良い」って聖パウロも言ってたよね。むしろそうすることが伝統的なクリスマスのあり方だ。
発酵が終わった生地を平たく伸ばします。
本場シカゴではスキレットで焼くらしいけど、うちにはないので、ジャパニーズ・スキレットことDONABEで。
↑焼いた後に取り出せるようにクッキングシートを敷いて生地を敷き込み、フォークでピケします。
↓シカゴピザは普通のピザより長い時間焼くので、上が焦げるらしい。なので普通のピザとは逆の順番でトッピングを乗せていくんだとか。最初にチーズ。
次にトマトクリームソース。
ジャガピュレをぐるぐる。
サーモンとブロッコリー。
これで200度で30分焼くんだけど、やっぱりピザっぽい見た目にしたかったので、15分頃に上からマヨとチーズをかけました。
↓いい感じに焼けたね!
お皿に取り出します。
切り取るとこんな感じ↓
めっちゃ美味い!ピザの横綱だ!
トマトクリームソースもマッシュルームとツナの旨味にブロッコリーの食感で飽きないし、ジャガピュレもトロ〜っとして良き。本場のシカゴピザはチーズフォンデュみたいにチーズがたっぷりらしいんだけど、そこまでチーズを入れてないからしつこさもない。我ながらよくできたと思う。
ただ、さすがに完食するのはキツくて、3分の2でギブアップした。そのあと1万歩ほどウォーキングして、ジムに行って体重測りながら鏡見たら、お腹が横綱になってたんですけど。おかしいな。聖パウロは大丈夫って言ってたはずなんだけど。
それでもさっき稽古…じゃなかったトレーニングから帰ってきて、残ったやつをレンチンして食べました。「朝も稽古、昼も稽古、夜も愛する景子です」っていう懐かしい松村のモノマネを思い出したわ。
おわり。
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