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【制作裏話】寄付で協力するページリニューアル(認定NPO法人Kacotam公式WEBサイトにて)

 札幌市を中心に、ひとり親世帯や生活保護世帯等を主な対象に、「環境に左右されない楽しい学びの場をすべての子ども・若者へ」を使命として、学習支援や居場所づくりをしているKacotam

 「楽しい学びの場づくり」に必要な活動資金は、個人・企業・団体等からの寄付で成り立っています。活動を継続的に進めていく上では、継続寄付。活動の場を広げるタイミングでの単発寄付。どちらもとても重要です。

 今回、より寄付をご検討していただく際に、Kacotamの活動の背景、取り組み、利用者の声、他の支援者の声、実績などを1ページのなかでまとめてご覧になっていただけるように、Kacotam公式WEB「寄付をする(お金で協力する)」のページをリニューアルしました。

 今回のリニューアルは、広報・ファンドレイジングチーム💰で企画を、システム開発室🧑‍💻で制作という、完全内製👷です😊

ビフォー

 リニューアル前は、寄付額によりできるようになることと、寄付方法、税制上の優遇措置の説明のみでした。
 取り組みについては、 団体紹介のページ(Kacotamとは)新着情報などを行き来して見ていただくようになっていました

 一応、団体紹介のページには、団体案内のパンフレット(PDF)が用意してはあるのですが、若干見つけにくく、寄付の手続きへの流れがスムーズではありませんでした。

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アフター

 ファーストビューでは、メインになる学習支援の様子が伝わる写真と、「寄付で応援する」「シェアで応援する」のボタンを用意して、すでにKacotamの活動を応援してくださることを心に決めた方にアクションを起こしていただきやすいようにしています

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 ファーストビュー以降は、現在の月額定額寄付者数、数字で見る活動状況、活動の背景... と、これまではバラバラのページに掲載されていたり、活動報告書の中にしか書かれていなかったものが、ざーっと見れるようになっています。

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 ちなみに、数字で見る活動状況のアイコン絵は、 カコタムの絵を描くひと(@kacotabuillust)に描いてもらいました。実は、いろんなKacotamの広報物のあちこちで絵を描いてもらっています🙏

目玉機能

 今回、システム開発室が頑張って実装した機能が以下の3点です。

〇 月額定額寄付者数の最新状況自動反映
〇 利用状況をGoogleスプレッドシートから同期
〇 クレジットカードによる寄付の決済処理のページ内完結

〇 月額定額寄付者数の最新状況自動反映
 寄付者管理システムから統計情報を取得して、随時反映しています。寄付者管理システムのデータさえ更新すれば、こちらは常に最新の状況が表示されるようになっています。どんどん支援の輪が広がって、バーが伸びていくのが楽しみです!

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〇 利用状況をGoogleスプレッドシートから同期
 利用者管理システムから統計情報で取れる部分もあるのですが、ちょっと計数方法が特殊になっている部分もあり、こちらは完全全自動ではありませんが、HTMLなどのソースをいじったり、専用の管理画面にログインする必要なく、いつも利用しているGoogleスプレッドシート上でデータを更新すれば反映させるというしくみにしています。

〇 クレジットカードによる寄付の決済処理のページ内完結
 クレジットカード決済には、ROBOT PAYMENTを利用しています。これまでは、HTMLリンク方式を使用して、Kacotamのページ外への遷移ありでの決済方式でした。今回のリニューアルでは、トークン方式に変更し、Kacotamのページ内で完結するようになっています。
 トークン方式でも、クレジットカード情報はKacotamでは保持しない(カード情報不保持)仕様になっています。

 トークン方式に変えたことで、クレジットカードでの寄付の際に併せて、メッセージを添えていただけるようになりました。寄付に込めた想いを受け止められる機会が増え、活動に少しでも反映していけたらと思います。

繰り返しますが内製です!

 今回のリニューアルもそうですが、印刷物もWEB媒体も全て、Kacotamの広報物は、内部で企画から制作までの全てを行っています(印刷物の印刷工程を除く)。
 業者に発注したり、有料の制作サービスを利用すると結構な額になってしまったり、業者との制作物の完成形のすりあわせがなかなか難しかったりします。
 Kacotamの活動は、大きなくくりとしては対人支援の活動になるので、支援を担う人や場所だったり、子どもの学習活動に関わる諸経費になるべく資金を回せた方がいいです。

 そういった点で、企画から制作までを担える「広報・ファンドレイジングチーム」、「システム開発室」があるのは、私たちの強みだと思っています。

 が、広報・ファンドレイジングチームもシステム開発室も人手不足に悩まされています...。

 Kacotamを応援してくださる方への情報公開施策や、新しく応援してくれる方とつながるための施策立案、広報物の制作に一緒に取り組んでくれる方!
 Kacotamの活動の効率化や活動の基盤強化のため、独自システム開発・運用・保守や、WEBページ制作等に一緒に取り組んでいる方! 

を、大大大募集しています。今あるスキルはもとより、スキルを実践の中で磨く経験を積みたい方も大歓迎です。是非、お気軽にご連絡ください!

 システム開発室については、以下のnoteマガジンに収録されている記事も是非ご覧下さい。


いただいたサポートに応じて、「環境に左右されない楽しい学びの場をすべての子ども・若者へ」をミッションに活動する認定NPO法人Kacotam(カコタム)へ寄付をします!