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【タイ移住日記2023/7/10-11】腕白人生のはじまり


腕白な飛行機

これわんぱくと読むのか、と本を読みながら感動した。エアアジアで台湾からタイに向かう途中のことだ。19:10発がサイレントでいつのまにか20時までのびていつつくことやらと思いながら空港2番目のバスから降りてくる人たちが着席するのを待っていた時に見つけたのだ。席に辿り着くまでものすごく時間がかかった。腕白な人生のスタートだ。

エアバス320-200に乗り込み、私の席32Bに向かって後ろまでずんずん進んでいく。やはり追加料金払って前の方の席にしといた方がよかっただろうか。いやいや、もったいない。B席ならトイレに行きやすいではないかと思い最後尾までたどり着いた。30、31、よし次の席だと座ろうとしたところ座席がない!私の席があるはずの場所にはトイレがあった。顔をあげてみるとタイ人らしき同い年ぐらいの子もきょろきょろ数字のところを見ている。聞いてみると彼女もない席に指定されていたのだ。やはり追加料金払わないとこんなことになるのか。いや、これはまずいぞ、もしかしたら海外LCCでよくあるオーバーブッキングではないだろうか。まずい、早くタイにたどり着きたいのに。次の日に授業を控えた妻には22時に空港に着くよと言ったら迎えに来てくれるということになっていたので何としてもたどり着かないといけない。突然焦り始めた。

焦りを感じながら乗客が座り終わるのを待っていると、前にいたCAさんがようやく後ろまで来てくれた。「ナンバー4」だけ言われたので「座っていいの?」と聞くと、4列目のAで良いとのこと。タイ人らしき女の子も4列目のFに座らされていた。とりあえずは座席があり一安心。しかもなかなか4列目はありがたい。私は妻も迎えに来ているし、VISAのこともあるので早めに出て入国管理にいきたかった。そんなこんなで3時間50分のフライトを乗り切り、無事入国管理も問題なくタイに到着し、2か月離れていた妻と再開することができた。ちなみに到着したのは23時過ぎ。エリート妻はフライトレーダーを見て23時ピッタリに空港についたようだった。さすがだ。

腕白な人生

私はこれから腕白な人生を送ろうとしている。この漢字の腕白に馴染みがないから文がスイスイ進まない。わんぱくな人生。この方が良い。
私はタイの北部にあり、あまり知られていないがバンコクにつぐ第2の都市であるチェンマイに引っ越した。退職して一週間。その間友達、そして家族と濃密な時を過ごした。羽田から台北へ。ノリのいい同期が途中まで送ってやるよ、と私1人で台北にはただのトランジットで行こうとしていたのだが、台湾で2泊3日の旅行をしてから目的地タイ・チェンマイにむかうことにした。さすが旅行会社の同期という感じだ。最後まで最高だ。持つべきは友だ。わんぱくフレンズは最高だ。

なぜ私がチェンマイへ引っ越してきたのか。妻がタイの名門国立大学の教員になったのだ。大学生の時から私もいずれは海外で住んでみたあなぁと思い、その時はガールフレンドであった妻もその時から海外で日本語を教えたい!という意気込んでいたのだが、20代のうちに叶ってしまうとはさすがのエリート妻である。私にはそんな行動力も能力もない。

そういうことで私は日本では一番大きな旅行会社を辞めて、妻の夢を応援しながら海外暮らしをしてみたいという自分の夢を叶えるために1時間遅れのエアアジアに乗ってタイ・チェンマイにたどり着いた。

新居に到着

新居に着いたのは日が変わる30分前だった。ものすごく長い旅だった。友人と別れたのは13時半ごろだったのでそこから丸半日だ。友達を松山空港(台北市内にある空港で市街地から近い伊丹空港のような感じ)で見送ってから私はホテルに預けている合計50キロぐらいの荷物を取りに行き、桃園空港(台北駅から40分電車で離れたところ、関西国際空港のような感じ)に向かった。こんな荷物を運んでいる人なんか空港行の電車にも誰ひとりおらず恥ずかしかったが仕方がない。大量の本と妻の化粧品を積んでいるのだから。とても大事なミッションなのだ。荷物預け入れるのも重量オーバーと言われないかひやひやしながらだったが無事クリア。そして上記に書いた通り長い飛行機の旅が終わり、新しい自宅に到着した。

この家には妻が5月1日から仕事が始まるので配偶者ビザで渡航する私もついていかねばならず、引っ越しの手伝いもかねて一度来ていた。前来た時には海外あるあるのトイレ詰まりを経験した。そんな愛らしい自宅に再び戻ってくるとすぐに愛着がわいてきた。TVの前には私と妻は米津玄師ファンなのでこの前のライブでゲットしたガチャガチャコレクションが並んでいた。VPNも契約したので各種動画配信サービスが見られて家の中での生活はほぼ日本と変わらない。変わったところはベッドがダブルからクイーンになったこととキッチンがおまけ程度についているぐらい(タイは外食文化なので一般的な賃貸にはコンロがついていない、電子レンジと皿洗いスぺ―スがちょこっとあるようなキッチンしかない)だ。

新生活1日目

夜遅くについたのであまり寝られず、寝ぼけ眼で一日目を迎えた。妻普通に仕事に行き、私は50キロの荷物の処理と副業の依頼を片付けなければならない。無職でも忙しいのだ。無職を馬鹿にしちゃいけない。
午前中に荷物を片付け終わり、午後はすべて副業に捧げた。昼ごはんはGRAB(日本でいうウーバーイーツ、このビジネスは日本よりはるかに早く東南アジアで展開されていて生活インフラの一部になっている)でタイらしい料理を検索して食べた。チキンがライスの上に乗ってて茶色いソースがついてくるやつ。めちゃめちゃうまい。ローカルなお店で頼んでいるので200円ぐらいで済む。店に行けばもう少し安い。新生活1日目はものすごく充実している。


ひれ伏してのみなさまへのわがまま

今のところ本当にタイ語しかやることがなく、妻が仕事の間はマンションの窓から見えるタイの街並みを眺めているだけでひたすら文章を読んだり書いたり。ずっとその作業をしていると頭が痛くなるので横になったり。タイっぽさはない生活。流れていく車を眺めているか、空港が近いため飛行機の通り道になっていて30分に一度ぐらいその音が聞こえるのを聴くだけ。それでもタイっぽさはない。唯一感じるのは毎日電車に揺られて仕事場に通わなくてよくなったので(公共交通機関はほぼGRABという配車アプリ状態)、そのストレスから解放されたことが海外に来たなあという感じ。(それなら日本の田舎に引っ越したのも変わらないでしょと言われた気がします)

ひたすら日記とタイでの気づきをnoteとブログで書いていきますので楽しんで読んでいただけると嬉しいです。家の中にいても日々何か違うことは起こっているの日記は書けます!(笑)

ただ、一度文章を書き始めたら止まらないのですが、一度止まってしまうと全然立ち上がらないのでハートマーク1つつけていただけるだけでもやる気が出ます。

そしてあわよくばのあわよくば、ですが、noteの作家サポート機能?があるのでしょうか。ほとんどnote使ったことないのでまだよくわからない(マガジンとか作れるのであれば作ってみたい)のですが、励ましのお言葉やちゃんと継続的に書けよ!というお叱りの言葉(傷つく言葉はやめて~)、金銭的なサポート(今はコロナ禍にコツコツ貯めたお金だけしかないので1年後にばたりと倒れる計算)をいただけますとうれしいです。

そしてタイ・チェンマイでやってほしいことやお願いなどあれば私にできることであればやります(文章が好きなのでお手紙とか?←どこでもできる)のでお仕事ください!(退職するときにみんなに言われましたので犯罪グループの指示役ルフィとかスーパーサイヤ人とかには絶対なりませんからね!)

勝手に日記を書いていくだけなのにおこがましいですが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。


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