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【#46】一人旅、すなわち苦行について

僕は今年になって、何回か旅行をしました。

コロナが明けたこともありますし、フリーランスになってお金に少しだけ余裕が出てきたので、旅行がどれだけ素晴らしいものなのか、体験しようと思ったからです。

実際に行ったのは、下記の場所です。

  • 福岡

  • 広島

  • 岐阜

  • 東京

  • 沖縄

  • 静岡

京都に住んでいるので、関西圏は省いています。

ふるさと納税でホテルが取れることもあり、結構たくさんの場所に旅行に行くことができました。

っっっっっっっっっが、旅行の楽しさが分からないだけではなく、むしろ苦行なんじゃないか?と思いました。。。

「旅行にたくさん行けて羨ましいですね〜」
と言われることもありましたが、
どこが羨ましいねん!あんなもん苦行やんけ!
と思ってしまったのです。

ただ、自分は旅行初心者なので、そもそも上手く楽しむことができなかった部分はあります。
そこで、今回はなぜ旅行が楽しくなかったのかについて、話していこうと思います。

シンプルに疲れる

30代の全ての人が思うこと、それは、「すぐに疲れる!」ということです笑

僕も例には漏れず、電車や飛行機にのって移動しているだけなのに、すぐ疲れてしまいます。
せっかく旅行先に着いたのに、気分はそこまで上がらず、脳裏には「疲れた」の文字が浮かんでいます。

観光地よりもまずは休憩場所を探している、これは年齢とともに体力が奪われる人の宿命でしょう。

旅行は歩行距離も長くなりますから、体力を使います。
なんかこの時点で苦行じゃね?と思いますね笑
今でこそPokemonGOを始めて毎日歩くようにしていますが、旅行先では1日20,000歩以上歩いていたので、日頃から鍛えておかないと行けないと思いました。

疲れるのは体力的にだけではなく、地図を読んだり時間を意識したりと頭も相当疲れます。
事前に準備するように、旅行を重ねる毎になりましたが、やっぱり旅行先ではトラブルが付き物です。
行きたかったお店が定休日(臨時休業)だったり、バスや電車に乗り遅れたり、予想以上に時間が空いていたりと、何かと考える場面に出会します。

まるで仕事をしているかのように、判断能力が試されます。
「どうしますか?」
と皆が視線を向けてくるプレッシャーのようなものを、旅行先では突きつけられているように感じるものです(実際は一人旅ですが笑)。

全然食えない

僕はグルメ=エンタメと思うくらい、食事が好きです。
旅行先でも、真っ先に考えるのは何を食べるか?です。

20代の時は、旅行先では5食くらい食べて、ぶくぶくに太って帰ってました。
が、これもまた30代になると、食が細〜くなります。
1回食べたら、もうしばらくいいや、です。

食べ放題
という言葉は、いつのまにかその輝きを失っていました。
むしろ苦行です。
なんでいっぱい食べなあかんねん、ってなってます。

毎回旅行で1つは勝負飯(必ず美味しいお店)を予約して行くのですが、
その分、間食がぐっと減りました。
昔はコロッケとかパンとか、美味しそうなものを見つける度に食べてましたね。

食事の時間が減るということは、その分空いている時間が増えます。
正直、暇です笑

もうちょっと歴史的建造物とか、植物や自然に興味があればいいのですが、これっぽっちも興味がありません。
京都に住んでいて、近くに坂本龍馬の墓とされる場所があるらしいのですが、親に言われるまで気付きませんでした、はい笑

普段から趣味にしているのは、麻雀、映画、ゲーム、アニメ、漫画と、どれもインドアな趣味ばかりです。
最近サウナや絵画、古着なども頑張って手を出していますが、まだ準備段階です。
飲み屋も、コミュ障なので一人でしっぽり飲んでいたい派です。
なのでスナックなどの楽しみもありません。

結局今は麻雀の旅打ちをしているのですが、体力がなく疲れている状態で打つのでめっちゃ負けます(前岐阜で5連続ラス引いたなぁ笑)。

今後の対策

今年行った旅行の感想としては「とにかく苦しかったなぁ」でした。
正直しばらくは旅行に行きたくありません笑

っっっっっっっっっが、対策の余地はあると思っているので、現在励んでいることがあります。

まず、体力は必要だとわかったので、筋トレを始めています。
現在3ヶ月目に突入しましたが、以前よりも疲れなくなったり荷物や自転車が漕ぎやすくなったりと、徐々に効果を実感しています。
毎日30分は歩くようにしているので、旅先で移動をする時にも疲れにくくなっているはずです。

また、事前準備のコツは、旅行先の地理に詳しくなるということが分かったので、今後はより万全の状態で旅行に望めそうです。
ホテルや目的地の周辺情報、移動手段、各施設の場所、名産、観光地などなど必要以上に頭に入れて、理想は地元の人になれるくらいの情報を持って行ければ、頭の負担は相当軽減されるはずです。

実は地理が昔から苦手教科で、クラスでNo.1のできなさで、先生から名指しでいじられるくらいトラウマがあるのですが、それは学ぶ理由がなかったからです。
ブラタモリのように、楽しく学ぶことができれば、地理もきっと勉強できます。
今は旅行を楽しくするという目標ができたので、地理に対するモチベーションも高まっています。

旅行は年齢と因果がある

20代のころは3回くらいしか旅行に行きませんでした。
それは、お金がないからです。

よく言う話ですが、20代は体力があってお金がなく、30代はお金があるけど体力がありません。
今の資本力で20代に旅行に行っていたら、もっと楽しめたんだろうなぁと思います。

ですが、後悔はありません。
体力は今からでもつけることができますし、食欲は満足できれば、量は必要ないからです。

30代になると、20代よりは人に興味を持つことができるようになりました。
これは、仕事などを通して人として成長したからです。
まだ地元の人と交流できるレベルではありませんが、もっと歳を重ねれば、現地の人と交流して友達ができるかも知れません。

ということは、年齢とともに旅行に求める価値が変わってくるのかも知れません。
歳をとることに、いろんな楽しみ方ができるから、旅行は楽しいと言われているのかなぁ。

来年は、海外旅行を増やしていきたいです。
カジノをしたくて、絶賛ポーカーの勉強中です^^

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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