見出し画像

What doesn’t kill you makes you stronger.

有名なドイツの哲学者・ニーチェの言葉です。たとえどんなことが起ころうと、それが自分の命を奪うものでなければ、自分を強くしてくれる糧になるという意味です。苦労とかストレスとかでも、決して無駄ではないということ。生きてるだけでまるもうけ、でしょうか。

先日、会社のチームアクティビティ(FRC:Five Rings Challenge)の中で、「人生曲線」の発表をしました。メンバー間のコミュニケーションを深める上での活動です。そしてこれが私が書いたもの。

私の人生曲線

こーんなかんじです。
だいぶ昔にそれこそ研修かなにかで書いたことがありましたが、久しぶりにやってみると、長く生きているからこその推移に説得力があるなあ(笑)と、自分の人生を振り返る機会として発見があったので今回noteに書いています。

何を発見したか

私の人生の中での落ち込みポイントは、

  • 自分が結構な病気になった(健康を害した)

  • 家族が病気になった(死別した)

に集約されていたということに気づいたのです。
それ以外にも細かい上下はもちろんありましたが、今思うと自分や自分の大切な人の健康に関わる事以外は、全然乗り越えられると断言できます。生きていればなんとかなる、健康であれば、何度だってやりなおしも可能である。
まだまだ不肖の自分ではありますが、人生の教訓として思っています。

ただ大事なのは、病気になった(健康を害した)時に、自分がどうしたいかを判断するために、ヘルスリテラシーが必要だということ。これは自分自身もそうですが、家族が病気になった時に痛感しました。医者の勧める治療をするのか?しないのか?どういう人生を送りたいのか?何が一番大事なのか?ひとつひとつの決断を後悔しないようにするため、大前提として知識は必要です。
これが今、私がヘルスケアの業界で働いている理由です。自分の人生も健康も、誰も責任をとってはくれません。


iCAREでヘルスリテラシーを高める

株式会社iCAREに入社する前も、ヘルステック複数社を経験していた私。
けれどiCAREに入って違うのは、8ヶ月の間で資格を以下の二つ取得したことです。
健康経営アドバイザー
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種

もちろん業務において必要な知識ではありますが、会社として取得を推奨しており、資格手当もあるので社内でも有資格者(産業看護職も含め)が多いのがiCAREの特徴でもあります。
その背景には代表の山田が産業医であり、常に向学心をもっていることに日々触れている環境であることが個人的にはとても大きいです。仕事の中で山田のインタビューに立ち会うことも多く、二足以上のわらじを履いている代表の努力の話を聞くと、自分には無理だ、ではなく、私もやってみようかなと背中を押されます。「やってみよう精神」は幸せの4つの因子にもありますね。つまり入社以来幸福度も高いと思っています。

学生時代は偏差値競争を勝ち抜いてきたつもりでしたが、社会人になり、日々業務のなかで学びは多々あったものの継続的に勉強したと言えるのはTOEICくらい?な私でしたが、特にメンタルヘルス・マネジメント検定においては久しぶりに脳内シナプスが繋がる音が聞こえたほどちゃんと勉強しました。思春期な子供達からも「ママって勉強するんだね(どういう意味?)」と反応をもらい、新しい一面を見せられたと信じています。

その効用

結果も含め、勉強した過程で取得した知識は、業務だけでなく日々の生活でも役立っています。特にメンタルヘルスに関することは、ラインケアだけでなく自分の状況を俯瞰的に判断しセルフケアへとつなげることができたりとか。過去の自分の状況も思い出し確認することで、あれはメンタル的にもつらかったんだなと納得感を持てたりします。

在宅勤務が中心となり家庭内同僚となった夫に対しても、今月時間外労働70時間?!とか、漏れ聞こえてくる会議の内容から負荷高そうだな〜と気づくことで、ちょっと優しく労えたり、献立を野菜多めにしてあげようと思えたりするようになりました。

最後に

人生曲線に話を戻すと、現在の自分は過去一上り調子です。いろいろ経験し、乗り越えたり乗り越えられなかったりしながら多少なりともレジリエンスも体得し、自分で自分を幸せにする術を身につけていると感じています。今が一番楽しい!を更新する人生を歩んでいくのが目標です。
そのためにはまずは健康です。ほんとに。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?