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第9回 54字の文学賞~批評と反省~ #54字の物語

ごきげんよう。
作家の卒塔葉しおと申します。

この記事では、第9回54字の文学賞についての振り返りを行います。

👇受賞作発表サイト

第9回 54字の文学賞(#54字の物語) 優秀作品発表! | PHP研究所

54字の物語シリーズとしては初めての参加でしたが、結果といたしましては落選しました! 残念!

受賞作批評の前に、個人作の反省を。

大賞狙いで斜め上の作品(これまでの大賞を鑑みて)を提出するも、小難しさが原因で落ちたと思われる。

以下、私の作品(2作)

答え:人形(〇に共通してつくことば)
答え:起承転結(熟語しりとり&物語構成の最小単位)


そうです。
今回の受賞作は、シンプル is BEST だったのです。

悔しいは悔しいですが、自分が面白いと思う作品を書けたので悔いはありません。
あと、ダジャレ(二重意味にとらえられる言葉)はあえて使いませんでした。
理由は、私が作ってて面白くないからです(笑)
ダジャレを使った方が、入選確率は高いとは考えていました。


さて、受賞作の批評に移りましょう。

大賞について奇譚のない意見を書くとすれば、

「シンプルで分かりやすいが、釈然としない。」

です。


文章構成はどうでしょうか。
54字の物語に沿ったふさわしい書き筋だと思います。

のどの詰まりは、答えにありました。

アルファベットZの書き順で組み合わせるとできる言葉が答えなのですが、組み合わせの順番が書かれていない。

考えすぎといえばそこまでですが、四隅を確認したのみでは「スパイ」とはなりません。

四隅→答えにたどり着くまで、もうひとつ指示があれば。

しかし、そうなればややこしさが増すのでこれがこの作品の完成形だと思います。


次に、好印象だった作品を挙げていきましょう!

・うーるさんの「ゾンビに恋してる」
・高校生大賞
・小学生大賞

その他、中学生大賞も可愛らしかったですね✨


正直、高校生、小学生部門の方が作品としてのクオリティが高かったです。

大変残念に思います……。
私が審査員でないのは重々承知ですが、普通に負けていると感じますね。
大人の作品は面白みに欠けています。

小中高のどれかが大賞だと良かったなぁ、なんて!


選ばれもしてない奴が大口叩きましたよ~!

でもこうして、振り返りを行うのは、返ってきたテストの見直しをするくらい重要なことだと思います。

失恋した相手に区切りをつけるとか。

ちゃんとフィードバックすることで、前進できるとしたらお得ですよね💡


この経験が次の成功に繋がりますように。


最後まで記事をご覧いただきありがとうございます!

猛暑が続きますが、熱中症に注意してぼちぼちやっていきましょうね~!



卒塔葉しお

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