見出し画像

なぜ金色のイクラができるのか【つきみいくら】

こんにちは!
お陰様で僕が代表を務める株式会社Smoltの”つきみいくら”をたくさんの方々にお届けできています。
12月初旬にめざましテレビに取り上げられ、なんとあの!綾野剛さんに召し上がっていただくという奇跡。。。
SNSでも綾野剛さんが食べたイクラ!というワードで大人気になりました。当社大学発ベンチャーのため、事業のスタートは宮崎大学だったのですが、何より大学内のSmolt応援隊(僕が勝手にSmoltを支援してくれているスタッフの皆様をそう呼んでいます(笑))が大喜びしてました。

画像1

さて、そんな中で昨年たくさんの方に
なんでイクラが黄色いの?
着色しているの?

というご質問をたくさんいただきました。

今回はそんな疑問にお答えしていきます!

そもそもなぜイクラは赤いのか

イクラは鮭、鱒の卵を指すのは皆さんご存知の通りだと思います。
では、なぜイクラは真っ赤なのか。
それは鮭や鱒が食べるエサに由来しています。天然の海域に旅にでた鮭や鱒は魚も食べもますが、エビやカニなどの甲殻類を好んで食べます。人も同じですが、エビやカニは甘みや旨味がすごいですよね。。。
魚もグルメでたくさんエサがあるとおいしいものばかり食べるという習性があります。
そうすると、甲殻類に含まれるアスタキサンチンという赤い色素が魚の体内に蓄積されます。その色素がまずは魚の身が赤く染まる、という仕組みです。実は鮭は白身魚でもともと白身なんで、甲殻類を食べなければ白身のままなんです。
そして、体内に蓄積されたアスタキサンチンが産卵期に卵にも蓄積され、イクラが赤くなる、といった仕組みです。

画像2

つきみいくらが黄色い理由

ではなぜ、つきみいくらが黄色いのか。
答えは僕たちが管理する桜鱒は生まれてから出荷するまで、赤い色素を摂取しなから。
つまり、完全養殖で徹底的な管理と厳選したエサを使うことで、イクラを”赤く染めない”というのが正しい表現かもしれません。

鶏の卵の卵黄の色はもちろん、黄色ですよね。
桜鱒の卵も本来は黄色。養殖の過程で赤い色素を一切摂取しなければ、
本来の黄色のままでイクラを収穫できるという訳なんです。

最近は怒涛のサーモンブームで日本各地でサーモンの養殖が行われています。サーモンとえば鮮やかなオレンジ色の切り身なので、今養殖界では、
赤く!赤く!赤く!
とエサに赤い色素(アスタキサンチン)がルールで決められた上限いっぱいエサに入ったものを使っています。

僕たちはそんな時代の流れとは逆行して、
色を付けない!色を付けない!色を付けない!
とこだわって養殖しています。

秘伝の出汁に漬け込むことで黄色を惹きたてる

通常のイクラは”醤油漬け”が主流だと思います。
しかし、つきみいくらは醤油に漬けてしまうとせっかくの黄色がくすんでしまいます。
そこで、西麻布の和食料理店「福躍」監修のもと、このイクラに合うベストな味付けを開発し、秘伝のおだしに漬け込むことでイクラの輝きを損なうことなく、味わうことができるようになりました。
さらに和食の本格おだしの味付けはご飯によし、パスタによし、サラダによしと使い勝手の良いようにチューニングしています

画像3

Smolt Shopへお越しください


つきみいくらはSmoltの公式オンラインストア、Smolt Shopでご購入いただけます。つきみいくらの活用レシピやインスタでのお料理写真など紹介していますので、ぜひのぞいてみてください!
Smolt Shopへ


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集