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なぜ、今『未来予測』なのか?

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<1,999文字>

いつの時代でも
将来起きることの予想は大切でした。
 
それなのに、なぜ『今』なのか?
 
 
あるいは、
評論家が社会情勢を語る時などに使う
『先行き不透明の時代』という文言も
結局は、すべての時代に当てはまります 😊
 

ただし、
とりわけ『今』が特別なのは
コンピューターの発達が
驚異的なタームに入っているからです。
 
 
 
『ムーアの法則』という単語を
お聞きになったことはあるでしょうか?
 
インテルの共同創業者である
ゴードン・ムーアさんが、
1965年に指摘された法則です。
 
コンピューターの発達度合いを示すのに
チップの密度に着目されたんですね。
 
 
「半導体回路の集積密度は
 1年半〜2年で2倍になる」
と。
注:正確には当初は1年で2倍になる
  という指摘でした
 
 
回路の集積密度=コンピューターの性能
というわけではありませんが、
ここでは話をわかりやすくするために
一旦、そういうイメージで捉えてもらって
いいでしょう。
 
 
で、
「2倍」というのはすごいんですね。
 
 
指数関数と言われる増え方で
最初はチョロチョロとした変化ですが
ある時点から、
とんでもないことになります。
 
ざっと、こんな感じ。
 
1の2倍は、2
2の2倍は、4
4の2倍は、8
8の2倍は、16
16の2倍は、32
32の2倍は、64
64の2倍は、128
128の2倍は、256
256の2倍は、1,024
1,024の2倍は、2,048
2,048の2倍は、4,096
4,096の2倍は、8,192
8,192の2倍は、16,384
16,384の2倍は、32,768
32,768の2倍は、65,536
65,536の2倍は、131,072・・・
 
最初は、次の行で
「2」とか「4」しか増えていません。
 
それが、15行目から16行目にかけては
一気に「65,072」も増えています。
 
 
コンピューターは
そんな風に発達をしてきているわけです。
 
そして、数値が一気に増加し始める所を
『ニーポイント』と呼びます。
『ひざ』ですね 😊
 
 
コンピューターが賢くなるスピードは
そのニーポイントを
10年ほど前に迎えました。
 


まるで、龍が天にのぼるかのよう。
 
現在、コンピューターは
『毎年、10倍づつ賢くなっている感じ』
だと、指摘する人もいます。
 
 
だからこそ
ここ数年、人工知能やIoTといったことが
一気に語られ始めているわけです。
 
わたしが敬愛する
ITジャーナリストの湯川鶴章さんも
『AIによって、科学の基礎研究の領域が
 ものすごい速度で進展していて、
 とても追いきれない』

と言われています。
 
たとえば、
新薬の開発ひとつ取っても
人間が行う地道な組み合わせ実験とは
まったく桁違いの解析が
昼夜、休みなく行われているわけです。
 
 
 
では、そんな時代に
どういうスタンスでいたらいいのでしょう?
 

もっとも大切なのは
『怖がり過ぎない』ことですね 😊


 
機械が発達する先にあるのは
『ターミネーター』的な最終戦争だけでは
ありません。
 
むしろ
犬を恐れる人が犬に吠えられてしまうように
機械の発達を恐ろしいものにするのは
それを恐れる人たちです。
 
 

そして
『不安』は、無知から生まれます。

 
何が起きているのかを知れば
不安は自己増殖しません。
 
知ることの最初の一歩は
『今は、コンピューターの発達が
 すごいタームに入っている』

という認識でしょうね。
 
そこから、すべてが始まります。
 
 
全体としては人間の想像を
はるかに超える世界が出現するにせよ
それを楽しむことが肝要です。
 
『こうなったら怖いな』ではなく
『こうなったらいいな』と。
 
 
たとえば
車の自動運転を怖がるのか
楽しみにするのか、ってことですね。
 
わたしは後者で
『妻とレストランに食事に出かけ
 お酒を飲んでも連れて帰ってくれる』

という世界を、早く体験してみたいと
思っています。
 
 
楽しもうとする人が増えれば
世界は楽しいものになりますね。
 
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには
進め方が大切です 😊




このマガジンでは、
そうした楽観的なスタンスで
未来に関する情報や予想を
お伝えしていきます。
  
 
今のところ
このマガジンのオススメはこの記事です。
現代では、『不老不死』って
大まじめに研究されているんですよ。
ぜひ、お読みください ▼▼▼


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わたしは、けっこう毛色の違ったマガジンを複数発行しています。
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