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『悪魔の手毬唄』に救われて/前編

この記事は、2022年1月30日から有料化しました。
『前編』『中編』『後編』は各200円ですが、マガジンの形であれば3部まとめて半額(300円)でお買い求めいただけます。


「対象・内容・価格」表示に関する解説は、こちら ▼▼▼


<4,191文字>

これは『悪魔の手毬唄』の謎解きにシンクロして、わたし自身のこだわりが解け、気持ちが楽になったことをつづった文章です。


内容的には個人的な体験がベースになりますし、『悪魔の手毬唄』と聞いて、全然ピンとこない方もいらっしゃるはずです。
しかし、同年代の多くの方が、ここで取り上げる問題に苦しんでいたと思います。
むしろ中には、現在進行形で悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
そうした方の心を晴らす一助になれば、幸いです。

また、世代が違ったり、育った環境があまりに違った場合は、『ふ〜ん。そんな感じだったんだ』という印象を持たれるかもしれません。
それはそれで無意味ではなく、『世の中には、そうした悩みを抱えている人もいるんだ』という、多様性の扉を開くきっかけになるはずです。


という前口上で取り上げるテーマは『変えられるのは自分だけで、他人は変えられない』


この言葉を聞いて、『そりゃ、そうでしょう』と自然に思えた方は、すでに悩みの迷路を抜けられています。
あるいは、最初からそんな袋小路に、はまり込んでいないか。

一方、『えっ、そうなの?』『そう言われれば、そうだ』『はいはい。知ってますよ。でも、難しいですよね』と感じられた方は、わたしの謎解きに大きくうなずいていただけるはずです。


なお、わたしは投稿の最初に文字数を表示していますが、4,167文字はちょっとしたボリュームだと思います。
全部を読んでいただくのに、ざっと8分くらいかかる計算です。
また、この投稿は『前編』で、『中編』『後編』が続きます。

『興味はあるけれど、時間がないので後で』という場合は、ブックマークなどをしていただけると嬉しいです。


また、内容に関する前提事項が2つあります。
以下の2つを踏まえた上で、お読みください。

1:スギオカの家庭環境についてふれます
要点は『家族の肖像』にまとめてあるので、事前にそちらをお読みいただいくと、話がスムースです。
注:必読なわけではありません 😊


2:『悪魔の手毬唄』のネタバレを含みます(特に中編)
『それは嫌だ』という方は、事前に当該作品の小説か映画をご覧ください。

それでは、本編です。

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3,248字
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