見出し画像

スポーツ業界に就職、転職するために必要なこととは?内定を貰うためにした4つのこと

こんにちは!kenyaです。今回はスポーツ業界に就職、転職する方法についての記事です。自己紹介の記事をまだ読んでいない方は自己紹介の記事を先にお読みください。突然ですが、皆さんはスポーツ業界に就職、転職できる人はどのような人だと思いますか?

画像1

この記事は私がスポーツ業界から内定を貰い、実感したことを中心に、スポーツ業界に就職、転職するために必要なことや方法を伝授いたします。そして、これは有料記事です。無料で見れるどのサイトにも書いていないJリーグの求人に関する裏話が含まれていること、本気の人のみ読んでほしいため有料にしました。
この記事はこんな方向けです!
・スポーツ業界に就職、転職したい
・スポーツ業界で働くために必要なことや就職の現状を知りたい
・スポーツ業界に内定を貰った人の体験談を知りたい
・スポーツ業界への就職、転職に興味がある

そして、購入者特典として、指定のアドレスにメールを頂けたら、スポーツビジネスの基礎知識をまとめたファイルのプレゼントを致します。
さらに、希望者の方にはメールにて簡単に就職や転職相談をさせて頂きます。メールアドレスはこの記事の最後に記載しています。


目次
・プロフィール及び経歴
・現在の仕事内容
・就職活動について
・内定を貰うために学生時代どのような活動をしているか
・色んな活動を行う際の自分の軸は何か?
・求人の探し方
・書類選考で通過する志望動機の書き方
・何から始めたらいいか分からない人は?​

プロフィール及び経歴
1995年生まれ(2018年3月に大学卒業)
現在の職業及び肩書:一般社団法人の代表(サッカー関連事業、)
・スポーツライター及び営業スタッフ兼アドバイザーー(現在は6社と契約)

・某Jリーグクラブ及び社会人サッカークラブスポンサー営業

大学時代の活動実績
・サッカースクールでのアルバイト(全国最大手を含む3社で約2年、1年次~)
・社会人サッカーチームに所属(2年次9月~)
・スポーツライター、編集者(大学3年次2月~)
・某子ども向けスポーツ関連会社、スクール立ち上げ事業スタートアップリーダー(4年次11月~)※就職活動終了後から社会人時代まで担当
私は生まれでスポーツはサッカーを13年ほどプレーしていました。高校の時に参加したJリーグクラブの試合運営の手伝いがきっかけでスポーツビジネスに興味を持ち、大学は東京の私立大学で経済学部に所属し、スポーツ経営を専攻していました。

1年、2年次でスポーツの歴史やスポーツビジネスの概要、歴史、ヨーロッパやアメリカのスポーツ経営について学び、3年次のゼミでそれらをより専門的に学んでいきました。

就職活動では某サッカークラブと学習塾などを運営し、JASDAQの上場企業である某企業(以下A社)と某サッカーメディアを運営する会社(以下B社)の2社から内定を貰いました。結果的には自分でサッカー関連の事業を立ち上げ、起業したため、B社に正社員ではない形で関わることになりました。


現在はこのB社は離れていますが、自分のサッカー関連の事業を行いながら、別のサッカーメディアやスポーツメディアで記事の執筆や営業スタッフとして関わっています。また、某Jリーグクラブのパートナー事業部の仕事を手伝っていたり、幅広く関わっています。

現在の仕事内容は!?
・一般社団法人の代表としてサッカー関連事業の運営
現在はサッカーの育成に関する事業とサッカー業界に就職したい方のために学びと実践の場を提供するサービスの2つの事業を運営しています。2018年4月に個人事業として育成事業のほうをスタートし、その後、2018年11月にコミュニティ事業を正式にスタートしました。こちらの法人の運営が1番メインで行っている仕事です。

・各スポーツメディアでの執筆、営業
各スポーツメディアでライターをしながら、広告出稿の提案を行っています。業務委託(個人事業主)の形で契約を結んでいます。

・某Jリーグクラブ及びでのスポンサー営業
こちらでは、某Jリーグクラブの新規のスポンサー獲得の営業をしています。スポンサー営業は通常、そのクラブの社員が行いますが、こちらも業務委託契約でスポンサー契約を獲得するごとに報酬を受け取る成果報酬型で契約をしています。

また、2020年の夏から某有名社会人サッカークラブでもパートナーの営業をしています。

就職活動をどのように行っていたか
私はサッカーの事業を行う会社に絞って就職活動をしていました。そのため、エントリー(応募)した会社は全部で10社ほどです。そのうち、9社で書類選考を通過しました。(1社、某大手日本のスポーツメーカーのみ落選でした)


どの企業も1次選考はエントリーシートによる書類選考でしたが、こちらは9社で通りました。実際にエントリーした企業はサッカークラブやスクールを運営している会社やJリーグクラブの運営に携わっている会社、大手のスポーツ小売店、フットサルコートの運営会社などです。このうち、1社は他社と専攻が被って辞退しました。残った8社のうち、2社で内定を獲得しました。

残りの会社は2次選考や最終選考の1つ前で落選しました。1番最初に内定を貰ったのは5月のことで、説明会に参加し、面接及び書類選考⇒2次面接⇒3次面接でした。私は2次面接をスキップ、最終選考に進みました。最終選考から数日後に内定を貰いました。この会社はサッカークラブの運営の他にも学習塾や飲食事業などを行っていましたが、配属によってサッカー以外の仕事になってしまうため、早々に内定を辞退し、就職活動をやり直しました。

そして、のちに関わることになった某サッカーメディアを運営するB社に内定を貰ったのは2018年の10月でした。なお、B社でのスポーツメディア事業部(サッカー以外のスポーツメディアも運営しています。)では、新卒の採用は3年、4年ぶりだったようです。3、4年ぶりに新卒として内定を貰うことができた私ですが、ここからは学生時代にどんなことをしていたかを紹介していきたいと思います。

簡単に時系列でまとめるとこのような感じになります。


大学1年次5月⇒サッカーやフットサル関係のセミナーに参加、元日本代表が経営するサッカースクールに直談判し、仕事に関わる。
⇒大学1年10月:夏に指導者の公認ライセンスを取得し、アルバイトでサッカースクールに勤務

大学2年次9月:セミナーへの参加やサッカースクールでのアルバイトを続けながら、社会人サッカーチームに所属

大学2年次12月:スクールの仕事以外の仕事を経験したり、本当にしたいことを再度模索するため、サッカースクールでのアルバイトを辞める

大学3年冬:サッカーの魅力や問題点、現状を自分の言葉で発信でき、様々な人物に取材で関われるライターに魅力を感じ、サッカーメディア2社で執筆活動を開始。同時に社会人サッカーチームを退団。

大学3年次3月:所属学部は「卒業論文」が必修ではなかったため、大学で学んだスポーツビジネスの電子書籍をamazonで出版

大学4年次4月:就職活動開始

スポーツ業界に就職、転職するためにしたこと

① セミナーや交流会に参加し、学校外で活動!多くの社会人と交流


冒頭でもお話ししたように、私はスポーツビジネスを大学で選考していたため、スポーツ業界に就職したい学生が多く在籍していました。

3年次に開講されるゼミでは16名在籍し、スポーツ業界に内定したのは私1人でした。隣の同じスポーツ経営のゼミでもスポーツ業界に内定したのは20名中、1、2人でした。正直、大学側から就職のサポートについては、ほぼ皆無でした。

では、その中でなぜ私がスポーツ業界2社から内定を獲得できたというと、「学校以外で学ぶ機会と社会人との交流」を積極的に行っていたからです。私は大学1年生の5月頃からフットサルのFリーグクラブの社長やJクラブの社長、サッカースクール経営者のセミナーや交流会に顔を出し、業界で働く人の話を聞いて、社会人と交流していました。

② サッカー業界でのアルバイト経験と社会人サッカーチームに所属
セミナーへの参加を続けながら、サッカーの指導にも興味があったため、高校時代にサッカーのイベントでお世話になった方に連絡を取り、サッカースクールでの仕事を経験しました。このスクールは元日本代表の方がプロデュースしているスクールで、その他にも現役Fリーガーや元Jクラブスタッフのいるようなスクールでした。

ホームページで経歴を見て、「ただの学生が行って大丈夫か?」と迷いましたが、「サッカーの仕事をしたい」思いが強かったため、思い切って電話をして手伝わせてもらえることになりました。その後、秋から他のサッカースクールの面接を受けて採用され、アルバイトとしてサッカースクールで指導することになりました。

同時にサッカーサークルに所属していましたが、上のレベルを目指してサッカーに打ち込みたいのと、社会人との交流を意識していたため、大学2年生の秋から社会人サッカーチームに所属していました。

③ サッカーライターに興味を持ち、2社で執筆活動を開始
大学3年次の1月に社会人サッカーチームを退団し、この間はサッカー関連のアルバイトをせずに登録制のバイトをしてサッカーのプレーに打ち込んでいたため、次の道を改めて模索していました。普段からメディアの記事はサッカーに関わらず、読んでいたため、自分の言葉でサッカーに関して発信でき、取材を通して交流できることに魅力を感じ、ライターとして執筆を始めました。

そして、ライターとして執筆開始後、2ヶ月後に小学生年代のサッカー大会を取材した際、サッカースクールでコーチをしていた頃の教え子の兄弟と再開し、彼らの成長を感じることができました。これがきっかけで再び指導者への思いが再熱し、大学4年次の5月からまたサッカーの指導のアルバイトを開始

④スポーツビジネスの電子書籍を出版
サッカーライターとして活動を開始したこと、書くことに興味を持った私は、卒業論文を書くかどうか、迷っていました。「ただ、人と同じことばかりしているのはつまらない、自分で学んだスポーツビジネスで何かを成し遂げたい」と思っていたため、amazonで電子書籍を出版しました。とはいえ、文章の校正や書籍に関する知識は乏しかったため、原稿を書き上げたら、その後の作業を代行してくれるサービスを利用し、3万円くらいかけてスポーツビジネスの電子書籍を出版しました。

目的は「自分で学んだ知識を生かす」ことだったため、「そんなに売れないだろう」と思っていたため、売上は月に1、2冊から数冊でした。それでも印税収入でほんの少しですが、お金が貰えました。

私が最終的に内定を獲得したB社で、ライターの活動と電子書籍の出版のことを話したところ、次の選考で「君、電子書籍を出版したみたいだね。面白いね」と気に入ってもらい、それが内定に繋がりました。ただ、大学時代に指導やライターとしての活動など色んなことをしていたため、正社員になるとサッカーメディアとしては活動できても
他のことが制限され、できなくなってしまうことに懸念を感じました。

大学時代のセミナー参加やライター活動、電子書籍の出版で自ら考えて行動することが自分の強みであり、それが楽しいことであることを知った私は、最終的に起業してやりたいことをとことんやる選択をしました。その結果、今はサッカーの育成やライター、スポーツビジネスにも関わることができています。

・色んなことをやっているけど自分の軸は何?
色んなことをやっていると「本当に自分がやりたいことは何かが分からなくなる」ことがあると思います。たしかに、色んなことに挑戦するのは良いことですが、その分、労力もかかります。

だからこそ、必要なのは自分の軸を決めることです。私が何かに挑戦したり、行動するときに基準にしていることは「自分のやりたいことかどうか、好きなことかどうか、それが役に立つことがどうか」です。今やっているサッカーの育成関係の事業もライターも、営業も全部好きでやりたいことだからやっています。

自分の軸は「サッカーと人」です。自分のサッカー経験が生かせることや人と関わるのが好きなので、多くの人と関われるかどうか、そしてそれらを実践することで、誰かの役に立てるかどうかで物事を判断しています。色んなことをやっていますが、サッカーと人という軸からはぶれていません。

サッカーはあくまで自分にとってのツール(手段)でしかないのです。「サッカーを通して人の役に立つ」ということのために様々な事業を行ったり、ライターをやったりしています。そこの軸だけはブレないように常に意識をしています。


求人の探し方とは!?企業独自のホームページも調べる必要も?

ここからは、スポーツ業界の求人の探し方について見ていきます。新卒での就職は大半の方が大手求人サイトのマイナビ、リクナビに登録し、サイト内で求人を探していると思います。また、企業説明会もこれらのサイトから申し込みできるものが多いです。社会人の転職の場合も大手の求人サイトを利用するか、転職エージェントを利用することが多いでしょう。

しかし、スポーツ業界へ就職したい場合はそれだけでは不十分です。前述した通り、スポーツ業界はお金の問題で採用に多額の費用をかける余裕がない企業が多いです。そのため、大手の求人サイトに求人を出さず、自社のホームページで募集やスポーツ専門の比較的小規模の求人サイトで募集していることも多いです。

私が内定を貰ったA社はホームページで説明会の情報を見つけ、参加しました。B社についても、スポーツ専門のスポキャリ(https://sports-career.jp/)に求人が掲載され、そこから応募しました。なお、スポーツ専門の求人サイトは以前、ゼロスポでもまとめて紹介していますので参考にしてください。


通過する志望動機の書き方とは?
ここで通過する志望動機の書き方について触れていきます。これは、私が実際に学生時代に行っていたことを書いていきますが、社会人の方でも一部書き換えることで使うことができます。また、スポーツ業界に限った話ではなく、他の業界でも参考になるでしょう。

ここから先は

4,412字

¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?