忘れないで
自分には、いつも隣がいないと思ってた。
ううん、これまでたくさん隣にいてくれた人がいた。
今も思い出して、会いたくなった人がいた。
忘れられない笑顔がそこにあったから頑張れていたこと。
改めて感謝をした。変わらない笑顔に元気になれた。
あの時、意味もなく隣にいてくれた人が
今はもう傍にはいないことも確かにある。
でも、これまでの日々を一人にしないでとは
きっとこういうことを言うんだろうな。
忘れないことがすべて。
今でも変わらず好きな、居心地のいい隣がある。
でも自分のものだけではない。そう思うと寂しい。
独り占めにはできないから、心広くならないとね。
譲ってあげる代わりに、何が残ってくれるのかな。
奪わずに与えられること、できるかな?
みんな生き物だよ。
みんな同じように生きてるよ。
帰りたいあの日はもう戻って来ないけれど、
まだこれからの続きが待っている。
たくさん堕ちて、たくさん這い上がって、
たくさん泣いて、たくさん笑った。
人より大げさなだけかもしれないって思う。
心にだって何度も生死を繰り返したのは間違いない。
根拠のない大丈夫、キミにはなぜか信じられるよ。
キミのいる未来に向かって歩いてる。
キミといる未来ならわるくないって思えてる。