見出し画像

内向型HSPを考える(10)

たった一行のメッセージ。

そこには感情もなく、ただ今ある事実が送られてくる。
そこからどう読み取るかは、相手次第。
あぁ、ここに深読みや先読みをする自分がいるから
敏感に揺れる自分が反応するのかなって思った。

そこにある事実だけを汲み取れない。
だから何?つまり何が言いたいの?と考えている。
こんな狙いがある、こんな気持ちが見えるのだと
そうして自分が喜ぶか嫌な気持ちになるかは、
きっと相手への気持ちそのものだ。
それが信頼となるか疑いになるかはまたその先。

接触の頻度があればいいものでもない。
だってその人をもっと好きになるのならまだしも、
もっと嫌いにさせてしまう可能性があるのだから……
そう思うと、相手に心がない伝え方も失礼に当たる。

相手が喜ぶ一言、相手を困らせる一言、
こんなにも違うんだなと感じる。
それはずっと考えていても平気な相手であるのか、
なるべく忘れたい相手であるのかという違いもある。
悲しくも嬉しくも、心は正直なんだなと思う。

少ない言葉だからこそ、
感情の見えない言葉だからこそ、
見ようとしてしまう心理が生まれていくんだね。
1から10に膨れ上がる分かりやすい表現だと思う。

こんな所にもコントロールの意思が見えてきて、
想像力の強い人には、何でも議題に変わる気がする。
いっそ、取り除いてみたら楽なのかな?
少なくとも苦手な相手には、嫌な感情が渦巻く前に
淡々と見られるようになった方がいいかもね。

なんと内向型HSPシリーズ、10まで来ました。
自分でもびっくりしています。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?