心はいつだって自由

心があるから幸せになれる。
でも、心があるから痛みがある。
切っても切り離せないもの。
私たちは生きている。

幸か不幸かだなんて、誰も決められない。
誰も分かることなんてないし、ただの気の迷い。
何度も天秤にかけては、今をどちらかに分類したがる。
そんなのどっちだってないはずなのに。

例えば自分が自由に生きて行こうとした時に
誰かが思う自分を自分が決めつけてしまっていたのだとしたら、人が何かを思うことにまで怖くなるんだろうって思う。

そんな繊細で複雑な形のないものを大切にしている。
どんな痛みを前にしたって見ていたいものなんだと
みんなが思わなくたって私にはそう感じるから、
この想いの先をどこまでも深く掘り下げるし、知るの。

痛みを和らげながら、誰かの冷たい心や嘲笑いなんて吹き飛ばすくらい、夢中でいたかったんだ。
心だけはいつだって自由でいられた。
わたしはここが好きなんだ。