繰り返す日々

毎日を繰り返すこと。
いつ終わるのかも分からない命を続けるということ。
月日を重ね、歳を取っていくこと。
朝昼夜のご飯を食べ続けること。
生きていく上で、私たちがとても当たり前にしていること。

そんな当たり前に毎日を繰り返すことに
好まない人や疑問を持つ人が立ち止まってしまう。
歳を取るほどに新鮮みも減っていき、
ただやりこなすだけの日々だったとしたら...
そこに息切れが多くなるのかもしれない。

何がしんどいって、まず終わりが見えないところ。
社会人ですら働き続けなければいけない宿命。
一度入った場所に、自由に出入りさせてもらえない。
そうして同じ場所に毎日行き続けるのも時につらい。
こういう人が一定数いるらしいとも聞いた。

食事も一日三回と考えると、その回数は必然的に多くなる。
メニューを考えては、用意して作って食べる。
この繰り返しが何とも多く感じることで、
つい抜きたくなってしまう時がある。
食べてばかりいる感覚が特にイヤになる。

月日というのも、何回目の何月何日だと考えた時、
途方に暮れそうな気持ちになる。
自分はこんなに過ごしてきたのか、
まだこれからも続くのか、と。

ある意味、気持ちの持ち方でしかないのだろうけど
そんな気にすることのないことを考えてしまうのだ。
毎日が楽しければいいじゃん、とか
そんな軽い気持ちで過ごすものなのだろうか。
もしかしたら、そんなこと気にもしたことがない
なんて人もいるのかな。

何を目的にどこに向かって過ごしていけばいいのか。
時折、すぐ疲れてしまう自分に落ち込んでいる。
毎日は、日々を繰り返すことでしかない。
このモヤモヤがどうか救われますように。