#47 髪、染めますか?
こんにちは、鏑木澪です。
学校の規則で「髪を染めちゃならん」といわれていた頃からの知り合いや比較的昔から応援している芸能人(デビューが10代)などが
髪を染めて、垢抜けたな。。。
(他にもいろいろ努力しているのだろうけれど)
そういう場面に、たびたび遭遇してきました。
……私ですか?
「どうせ、似合わないし」
「お金もったいないし、時間ももったいないし」
いろいろ理由をつけていましたが、正直、
興味がありませんでした!
同じ時間とお金を使ってできる、
私にとって、もっと有意義なことがあるんじゃい。
そう思っていたので、いい年こいて、一度も髪を染めたことがありません。
それで、この話の流れだと
「初めて髪染めました!」になるべきだと思いますが、
そんなことできるわけないじゃないですか。
私は引きこもりですよ。
必要に迫られないと外出しません。
誰にも見せない髪を染めてどうするんですか。
あぁ、そういえば、中学生くらいからは
「し、白髪があるんですけど(?)」
そんなことがあり、本数が少ない時は「切ってもらえばいいか」と思っていたのが、それなりの本数になってきて、
「毎回切ってもらうのも申し訳ないし、この調子だと髪の毛なくならない?」
みたいなことがあって、
「私、この歳で白髪染めデビューですか?」
なんて思っていた時期もありました。
(幸い、そこまで酷くはならず、実際に染めることはありませんでしたし、私が勝手に思っていただけで、「染めたほうがいいんじゃない?」と真面目にいわれることはありませんでした。←つまり、ふざけていわれたことはあります)
このご時世のおかげで人と会わなくなり、それに付随していた諸々からも解放され、生活習慣が改善されてしばらく経った今は、白髪も殆どありません。
よかった、よかった。
そんな話はさておき。
髪に限らず、
自分の身体のメンテナンスにきちんと時間を使えている人、尊敬します。
私も部活動でゴリゴリ身体を使っていた頃は
「いや、これやっておかないとホントにヤバいのよ」
と思って、睡眠時間を多少削ってでもストレッチや軽い筋トレの時間を確保していることはありました。
(それ以外に削れる時間がなかった)
サボると大怪我につながる。
そんな強迫観念があったのです。
睡眠時間を1時間も2時間も削ってやることはなかったと思うのですが、
「ここさえやっとけば大丈夫」というのがなくて
「全部ちゃんとやっとかなきゃ、ヤバい」と思っていました。
結局、それをやっていたところで怪我は避けられませんでした。
無駄ですわ。
「やってなかったら、もっと酷いことになったのかもしれない」と思うと救いがありますが、同じ部活のメンバーはおそらくそこまでケアしていなかったのに、私と同じような怪我をする子はいませんでした。
酷い話です。
なんで、私だけ?
「努力って無意味だよね」と思うきっかけになった出来事のひとつです。
「生まれつきこれだから」をいい訳にするなという人がいます。
実際、ものすごい努力で「生まれつきのなにか」を克服している人もいるわけですが、「特になにもしなくてもその状態」でいられる人もいるわけです。
これこそ才能だと思います。
「無理すんな」って話なのです。
「そこまでやって、これ」の人間はお呼びじゃないのです。
全然ストレッチしてなくて、私より身体が硬くても
全然怪我しない子はしないんですよね、本当に。
理不尽。
これにつきます。
私は今でも後遺症みたいなものがあるわけですが、日常生活には支障がないので、ストレッチも筋トレも昔みたいにはやりません。
サボってばかりです。
ケアしなくても日常生活なら、基本、問題なく送れるわけです。
もう、それでいいじゃん。
無理しても、意味ないんだし。
だから、身体のことを考えるが苦手です。
何かを変えたところで、何かが良くなるのを想像できません。
「髪を染めるか、ってところから話が膨らみすぎ」と思われるかもしれませんが、私にとっては同じラインにある話です。
だって、オシャレするなら髪以外にも気を使うでしょう?
「髪の色を変えたい」がゴールで髪を染めるなら、私も気が向いたらするかもしれませんが、それこそ「垢抜けたい」がゴールだったら、髪を染めるのは通過点のひとつに過ぎません。
しかも、1回染めて終わりじゃないでしょうし。
そういうことを考えていると、なんだか憂鬱になってきます。
だから、ずっとその状態をキープしている人ってすごいなって思います。
「そういうのが好きだから」
「自分がその状態でいたいから」
これって、口でいうほど簡単じゃないと思います。
簡単にできる人もいるのでしょうけど。
やっぱり、なにかしらの努力はしているのだと思います。
みんな、偉いなぁ。
私も、ちゃんとしなきゃなぁ。
(広い意味で)
とある声優さんのラジオで「なんで髪染めたんですか?」みたいな話を聞いたところからの今回の記事でした。
私はその声優さんが髪を染めている状態を見慣れていたので、
「あ、そういえば、昔は黒髪だったか」と特にどちらに対しても違和感がないのですが、質問者はそうではなかったようです。
まぁ、私は単にそういうのに”疎い(鈍い)”というのもあります。
難しいなぁ。
なんにしろ、こだわりを持っているのは良いことだと思います。
「自分の、自分に対するこだわり」を大事にしていきたいです。
ではでは〜
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