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松明あかし俳句大会

今年も無事、「一般の部」で入選しました!
実は先日図書館の人と少し話した際に、「多分桔槹に載ると思います」といい切ってしまっていたので、内心冷や汗ものだったのです^^;

というのも、会長様の代替わりがあり、掲載方法に若干変更があったようで、投句全てが掲載されているわけではないのです。

若武者の勇み眩しや大松明

篠川 翠

カクヨムの方ではちらっと書いたのですが、実は「桔槹吟社」主催の俳句大会だけは、本名で出しています。
昨年初めて桔槹吟社主催の大会に参加した際に、念のために「俳号でもいいか」尋ねてみたのですよ。すると「多分ダメではないけれど、皆さん本名で出しています」ということだったので、何となく私も本名で出しています^^;
本当は、地元の諸々のしがらみを避けたいので「俳号」(兼ペンネーム)で出したいところなのですけれどね。

小松明制作

アップしそびれたのですが、実は、今回は「小松明」作りも参加していました。

各団体や市内の学校が作るのが「大松明だいたいまつ」と呼ばれるのに対して……

こちらの小さな物を、「小松明こたいまつ」と呼びます。
だあれ?「火の玉」と言ったのは。
→否定はできないですが(笑)。
これは一般市民の参加者が作成し、一部は販売されて点火し、五老山の中腹位のところに掛けられた柵に立てかけられます。
観光客でも手軽に参加できるので、思い出作りにぴったりかもしれません。

さて、肝心の作り方ですが……。
やはり一般市民の寄付によって賄われた古布(木綿のタオルなどが多いようです)がたたまれたものを、受け取ります。
小松明の作成は、tette前の広場で行われました。

で、ワイヤーで十字の形にぐるぐる巻きにして、竹にくくりつけるだけです。
制作時間は10分もかからないかもしれません。

泪橋と松明あかし

いにしへと現世つなげり松明あかし

ちなみに、入選には至らなかったのですが、個人的にお気に入りなのはこちら。
拙作「泪橋」の誕生のきっかけを下さった、「三千代姫を偲ぶ会」の方々に捧げた句です。

実は現在、須賀川中央図書館4F(地域資料室)で「図書館スタッフのおすすめ本」として、特設コーナーができているのですよ(*^^*)
→マジです。

寄付した後も、日頃からよく図書館を利用していることから、スタッフの方々とも話す機会が多いのですが、もう、照れくさいやらナンやらで、案外自分の本がどうなっているかは、確認していなかったのです(笑)。
それが、キレイにレイアウトされ、「カクヨム」のコピーを使っていただいているではありませんか!

須賀川の礎は、かの悲劇を越えて築き上げられた――。
時は室町時代。須賀川・岩瀬地方で一大勢力を築いた二階堂氏。
鎌倉時代からの名家が当地で一大勢力を築き上げた影には、ある若夫婦の悲劇がありました。
その歴史を、彼の旗本の一人である「一色図書亮」視点から語ります。
原作は、須賀川二階堂氏の興亡を描いた「藤葉栄衰記」より。

カクヨム版「泪橋」のコピーより

さらに、地元のミニFMでも近日中に紹介していただける……らしいということで、もう、照れくさいやら誇らしいやら(笑)。
そんなわけで、たとえ句が入選できなかったとしても、一昨年の出逢いには感謝しか有りません。

図書館には改めて、近日中に執筆時のメモや取材時の写真(noteで公開しているもの)を寄贈させて頂くつもりです。

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