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旅行記

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#マレーシア

日本を棄てた人々(世界一周の旅~マレーシア④)

日本を棄てた人々(世界一周の旅~マレーシア④)

キャメロン・ハイランドという土地の名前を初めて見たのは地球の歩き方であった。特に興味があったわけではなかったが、KLからタイへ行く道中にあるということで、KLからバスで向かう。

到着後、サトルさんお勧めのFather's guest houseに向かうが、個室は満室だという。虫さされに悩まされていたこともあり、ここらへんで一度ドミじゃない個室に泊まろうと考えていたので、どうしたものかと思案してい

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人との出会いが旅を面白くする(世界一周の旅~マレーシア③)

人との出会いが旅を面白くする(世界一周の旅~マレーシア③)

サトルさんと出会った次の日から、その日本人3人と以前であったコウイチさんも泊まるバスターミナル近くのホステルに移動。名前をメモしていたのだが、今は見つけることができなかった。

朝起きてみると、同じ部屋のコウイチさんはもう起きて宿の情報ノートを見ていた。聞いてみると28才という。21才の自分と一緒にいると自分が兄に見られるのではないかと思うほど童顔且つ華奢な体つきで、時に人懐っこい笑顔をする人だ。

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奇跡の再会(世界一周の旅~マレーシア②)

奇跡の再会(世界一周の旅~マレーシア②)

2006年に旅行していた際、東南アジアを旅行している日本人は南から北に上がっていく人が多かった。そして、ここマレーシアでは今後一時旅を共にする日本人の多くと会った。

マレーシア初日は時間が遅かったこともありKL駅の近くのYMCAに宿泊。次の日は地球の歩き方に書いてあったRed Dragon Hostelというところに行ったが、歩き方の情報が間違っていたのか、ドミトリーはなくシングルルームのみとい

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経済格差(世界一周の旅~マレーシア①)

経済格差(世界一周の旅~マレーシア①)

シンガポールとマレーシア、この経済格差には誰もが納得するだろう。シンガポールからバスでマレーシアのジョホールバルに向かうが、まさにそこは異世界であった。再びインドネシアの様な雑踏が広がる。こんなに近いのに橋を隔てただけでここまで変わるのか。

特に見どころもなかった上にひどいスコールが降ってきたので、早速クアラルンプール(KL)行きの電車に乗る。列車は二等車であったが比較的綺麗で、インドネシアの一

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