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国内独学での英語学習法 第3回:英語の構造

要約:英語学習の詳細を見るのも大事ですが、全体像を把握して、自分の現在地を確認しながら進めると、途中での迷いが減り、スムーズかつ効率よく英語学習を進めることができます。第3回では、この全体像をお見せします。

こんにちは。ふーやです!

英語学習に関する情報は手が付けられないくらい溢れていますが、整理すると以下のようにまとめられます。

知識系
単語、文法、発音

訓練系
シャドイング、会話練習、リーディング訓練
※シャドイング:英語の音声を0.5~1秒くらい遅れて追いかけて発音する訓練方法。詳細は後の投稿で。

案外シンプルです。

英語の構造と学習方法の全体像

上に挙げた知識、訓練が、どう活きてくるのかを知るために、英語の全体像を見てみましょう[1]。

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上の図の要素を鍛えていくことが、英語学習です[1]。このシリーズでは、後に英語学習の具体的なトレーニング方法を厳選して紹介します。それぞれのトレーニングがカバーしている要素を次の図で示しました。

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何をどれだけやるか

英語学習の全体像を掴んでいただくために、何をどれくらいするのがおススメかをお伝えします。ポイントは、「基礎固め」からの「目的に応じたレベルアップ」です。

初期

まず文法と単語から始めるのが良いと思います。まとまっている文法書や単語帳に取り組むことが効率的です。同時進行で行うことをおススメします。文章を作りながら練習をするのですが、文法、単語のどちらかの知識が0だと文章が作れないからです。

レベル的には、単語は中学レベルで簡単なことは話せるようになります。単語は終わりなき旅なので、まずは一旦、学レベルを区切りにするのが良いと思います。文法は高校レベルまでカバーしてください!中学レベルで止まると、会話中で理解できないことがあるからです。

発音は必須ではありません。スピーキング系の練習をする際に正しい発音ができるとより効果的ですが、発音も意識すると頭がパンクしてしまうかもしれないからです。

オンライン英会話とかはやらなくて良いの?

文法や単語を学ぶ目的だとすると、効率は良くないかなと思います。行き当たりばったりでその都度覚えていくよりも、全部まとまった文法書や単語帳などに取り組む方が早いと思います。もちろん、話してみたくて英会話にトライするのは良いと思いますが!

中期以降

基礎が固まったので、これからどんどん応用力を鍛えていきます。単語は自分の目的に応じて内容を決めます。僕の場合は、TOEIC630、730などを一時目標にしていたのでTOEIC用の単語帳を使用していました。ここは日常会話や海外大学、ビジネス用など、ご自身の目標に合わせて決められるのが良いかと思います!

発音など、アウトプット系のトレーニングも増えて、いよいよ実践に向けた英語学習に入っていきます。概要は次の通りです。

動画鑑賞&読書:英語を英語の語順で理解し、さらにその速度を上げていきます。
独り言&英会話
:英語を話す恥ずかしさを乗り越えて、表現の幅を広げていきます。
シャドイング:聞き取れない箇所を特定し、原因を分析して聞き取れるようにしていきます。発音の上達も狙えます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次回から、いよいよ具体的な方法についてご説明します。まずは「単語」からです!

<ソース一覧>
[1]岡田祥吾(2019)『英語学習2.0』角川出版 p.55 

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