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【コラム】やれば何だって出来るんだ

目標にしていた50本のコラム投稿。
内容の質にムラは大きくありましたが、自分との約束をここで果たすことができました。

「50本」と言う本数に、何の意味もありません。
いつもお世話になっている先輩経営者の方に、
「とりあえず50本か100本、コラムをnoteに投稿したら?」とアドバイスをいただいたので、「やってみます!」と言うことで始めました。

私はよっぽどのことではない限り、とりあえずやってみることをモットーにしているので、「自分がない」と言われてしまったらそれまでかも知れませんが、ほとんどのことは「やる」の一択にするようにしています。

「どうしよう…」と言っている時間がもったいない。

「迷ったらやる。悩んだらやらない。」

これを言うと、「迷う」と「悩む」は何が違うのかと尋ねられますが、
「迷う」状態は、やる方向でポジティブな目線を持っている状態。
「悩む」は、やらない理由を心のどこかで探している状態と、私は勝手に定義してます。

「〇〇に挑戦してみたいけど、どうしようかなぁ〜」が迷っている状態。
「〇〇に挑戦はしてみたいけど、私人見知りだし、最近忙しいからなぁ〜」は悩んでる状態という感じです。

起業をしていると、ほんの些細なきっかけが次の大きな発展につながるかも分かりませんので、全てが貴重な機会。
一見、自分の事業とは関係ないように思えることでも、それがどのように化けるか分からないことを実感しているので、後者のような気持ちが浮かびかけたら、「違うだろ〜!」と自分に喝を入れるようにしています。(熱)

苦手なことに対する挑戦も、同じようなスタンスなのかも知れません。

正直、私の専門にしている3つの事業内容、
「インバウンドホスピタリティ」「外国人と一緒に働く」「若手の人材育成」は、その全てが私の「苦手」が発端だったこと。

「得意に磨きをかけて活かそう!」な時代なのでしょうが、
「自分の得意=時代のニーズ」とは限らないでの、私は「時代のニーズ」を優先することにしました。

その結果、「時代のニーズ」がまさに私が過去に苦労した分野だったのです。

普通だったらそこで「苦手だから無理」となるのかも知れませんが、私は「苦手だったからこそ、その試行錯誤した過去が活かせる」と思いました。

なぜなら、その分野が「時代のニーズ」ってことは、それを苦手としている人が多くいるということ。
元々それを「得意」としていた人には分からない苦労や気持ちが、私には痛いほど分かると、謎の自信が湧いたのです。

そのような話を、先日の「キャリアビジョン」のゲスト講話でお話をしましたが…
学生のレポートを拝見すると、「共感できなかったこと」という項目に、複数名がその内容を指していました。

「苦手を活かそうとする気持ちが分からない」と。笑

それでいいのです。
こんな感覚の人で溢れかえってしまったら、私の市場が狭まってしまうので、こちらとしてはむしろ好都合です!ハハハ

思い返してみると、私が就職活動をしていた時も、好きをアピールするよりも、「課題解決力」を中心にアピールしていたことを思い出します。

就職活動の一環で大手航空二社を受験したときも、受験生に溢れる「キラキラ憧れエピソード」的なものは、一切私からは出ませんでした。

大学2年生の夏、ある日系航空会社のグループ企業が運航する国際線のフライトに乗った際、その便のCAの質があまりにも酷かったのです。笑

グループ企業なのかも知れませんが、それは企業内の都合であって、機体デザインも、制服も、外から見るとまさに大手航空会社のフライトに見える状況。

その当時は航空知識もほぼゼロ状態だった私は、
「日本のエアラインって世界最高品質とか言うけど、全然その評価に見合ってないわ〜」と、何とも生意気な感想を持ってしまうのです。

しかし、グループ会社内で「品質のムラ」という課題があるのなら、解決の余地があると、あの時も謎の自信が湧いたのです。

そんなことを上手くオブラートに包みながら面接会場で熱弁した結果、
どちらの企業からもそのご縁を頂けました。
(ちなみに…お察しの通り、そのいずれかが話題にした企業ということになります。笑)

どうして「得意」を唯一の武器にしないのか?

それは、「得意」だと言っても、正直、凡人の私にとってその天井は知れているからです。

けれど、「不得意」はやりようによれば「出来る」になり、「得意」に変わる可能性が秘めているので、その変動域はこちらの方が広いのではないかと考えるのです。

英語が苦手。
人間関係を築くのも、実はちょっと苦手。

だからこそ改善方法に敏感になれる。
一生懸命にやる姿から得られる信頼だってある。

今、誰からも見てもらえなくても、いつかその時のことが嘘のようにだってなる。

今、「共感できない」内容でも、数年後、一人でもいいから「あの時あの人が言ってたことってこうゆうことか!」と示唆できるような存在でありたい。

誰かにとっての一点の始まりになれたらと思い、この「50本ノック」を走り抜けました。
51本目も近く書くと思います。
「私にも出来る」がまたひとつ増えたので、次作からはもう少し質にもこだわって、続けられるところまで書き続けようと思います。

自分が何をしたいのか分からない
何からしたらいいのか分からない
自分が何者だか自分でも分からない
何かやらなきゃいけないのは分かっているけど、その「何か」が分からなくて立ち止まってしまう

そんな全ての方に、「自分にもできるかも」を感じてもらえたら嬉しいです。

意外と、やってみたら何でも出来るものですから😄

KesT 髙橋久美子

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