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NEWSらしさが詰まった「ビューティフル/チンチャうまっか/カナリヤ」

大好きなアイドルグループ、NEWSが12月23日にCDを発売します。

なんと、トリプルAサイドシングルです。メインの曲が3曲もあります。ひ~~~えらいこっちゃ!


先日、3曲のMVも解禁されましたので、私なりの好きポイントを書かせてください。99%自己満足です。



【ビューティフル】

4月よりテレビ東京系にて放送されました、「レンタルなんもしない人」の主題歌です。主演は増田貴久さん。


なんと言っても歌詞がとても良い。めちゃくちゃ良い。

初めて聞いたのは4月、世界がガラッと変わってしまった非常事態の頃でした。動きたくとも動けなくて、何が正しいのか分からなくて、不安から立ち止まることしか出来なかったあの時。

「当たり前のルール 誰が決めた?」
「比べたって意味はない 君だけのライフ」
「君は君のままでビューティフル」

時には立ち止まっても振り返っても良いんだ。貴方も、貴方も、わたしも、間違ってることなんてないんだ。だから貴方のことも、貴方のことも、わたしのことも認めよう。

この歌詞に心が随分救われたのを今でも覚えています。


押すわけでも引くわけでもなく、ただ背中に手を添えてくれてるかのような。それはまるで「焦らなくて良いよ、ここにいるよ」と言ってくれているみたいで、楽曲から確かなぬくもりが伝わってきました。


また、じゅわっと広がる優しいメロディーがなんとも心地良い。

始終流れるギターやドラムの音はのんびりとしていて、所々聴こえる口笛はまるで自分が吹いているかのよう(実際は増田さんが吹いています)(私は吹けません)

どことなくほっとするようなメロディーラインが、耳の中でじゅわっと広がり、体全体にふんわり響き渡ります。


MVもそんな楽曲のイメージとぴったりで、久しぶりに再会したNEWSというのがコンセプトだそうです。

久しぶりだからと言って着飾ったりせず、ぽつりぽつりと言葉のキャッチボールをしたり、流れる無音に身を任せたりして。

そんな自然体な姿から、これがきっと"いつも通り"の彼らなのかもしれないなんて想像すると、自然と笑みもこぼれてしまいます。


煌びやかなセットはないけれど、私にとってはなによりも美しいMVだと思いました。



【チンチャうまっか】

今年から増田さんがレギュラー出演されている、日テレ系のバラエティ番組ぐるナイでの人気コーナー、「ゴチになります!」のエンディングテーマ。

「チ」から始まるその曲は、NEWSでお馴染みクセ強系ソング(NEWS本人も言ってた)ちなみに「チンチャ」は韓国語で「本当に」という意味。

聴けば聴くほどクセになり、頭から離れない中毒性の高い楽曲です。


個人的に、NEWSそれぞれの歌声の格好良い部分を思う存分聴ける楽曲でもあるんじゃないかと・・・!

小山さんのパキッとした声質と、地を這うようでギリギリついていないような、存在感のある低音。

加藤さんの「甘すぎSugar たまに辛いや」という歌詞のような、耳に残る甘さとピリッと貫く辛さのある声。

そしてゴチでの独特な食レポでお馴染み"まっすー"と、ゴリゴリ雄感の強いラップに丸みのある甘い歌声を持つ"増田さん"とのギャップ。

その3人がサビで合わさると、これが不思議とマッチしてしまうんです。それこそ、様々な国の食が合わさった結果、どういうわけか「チンチャうまっか!」となるみたいに。


とりあえず一度、何も考えず聴いてみてくださいと言いたいです。説明を放棄しているのは分かっています。

ただ、一度聴けば「なんだこれ??」と思わせる自信と言いますか。NEWSのクセ強ソングにはそういった信頼感があります。とりあえずもう一回聴いてみようと思わせたら勝ちです、心の中で渾身のガッツポーズを決めます。



MV、毎回冒頭の「メニューを渡されて開いたけどすぐその場から立ち去る増田さん」に笑ってしまいます。食べる気0やん。それとも、既に食い尽くしたのかな。なにを、というのはまあ、色々と。

シンプルなMVとキャッチーな楽曲とのギャップがまたいい。どこかスタイリッシュに見えるのはNEWSそのものが洒落乙だからです。サビ前にカメラを指で方向転換させる加藤さんが個人的にツボです。あと、いきなり出てくるサイ。


よくわからないものを真面目に全力でやることで、わからんけどめちゃくちゃ格好良い!とトンチキソングが完成されると思っています。最終的にメロディーでもフレーズでも、なにかが引っかかって心に残ればいいな。私は既に中毒者です。


(ゴチ、増田さん、生き残りますように・・・)



【カナリヤ】

初披露されたのは、増田さんもメインパーソナリティーを務めました、今年の24時間テレビ内にて。総合演出の方が「こういう想いを乗せて欲しい」とポエムのような文章を送ったところから始まったそうです。

そして曲が出来上がり歌う部分を割り振ろうではなく、3人それぞれの声質に合ったメロディーをつくっていったというエピソードが明かされました。

つまり、3人主体の元に制作された一曲。

3人だからこそ歌えるし、3人じゃないと歌えない。そんな覚悟すら感じます。

それは歌声だけではなく、歌詞からも。


増田さんの「こころをうつくしくもてたら 誰ひとり傷つかない場所へ」。

「ビューティフル」という言葉が好きな増田さんが「汚れるのを恐れてるんじゃないか」「美しいに拘っていくと臆病になる」と先日シュガー&シュガーでそう話していたことを思い出しながら聴くと、それでも「うつくしくもてたら」と歌う増田さんの姿に眩しさを覚えたり。


小山さんの「『幸せってすぐそこにあるようで あると思う度見つからないよな?』それでいいと言い切れる強さが僕にあったらこんなことになってないのかな」

ここのパートは2番も同じフレーズなのですが、どちらも小山さんが歌っています。最初は違う歌詞だったそうですが、大切な伝えたい部分だから変えずにいこうと。NEWSのリーダー・小山さんが「強さが僕にあったら」と2度、繰り返し歌う。その意味を考えるたびに心がキュッと締め付けられたり。


加藤さんの「途方にくれて歩道にひとり 踏み出す意味もわからなくなるんだ どうすればいい?答えは今日(ここ)になくても」

常に「ファンの方に心配をかけた」「何よりファンに幸せを届けたい」という加藤さんが踏み出す意味も分からなくなり、誰かに、それとも自分自身へ問うような「どうすればいい?」という迷いの言葉。その心情を想像すると目頭に熱が籠ったり。


1番のサビで「"大丈夫"と泣いている」と歌うところ。泣いている姿を隠すならば平仮名表記にすることも出来るのに、泣くと表記していたり。

だけど、ラストのサビ前「もう一度飛ぶ」と歌いながら立ち上がり、「"大丈夫"と歌っている」と力強く届ける3人の凛々しさ。


この1曲だけで、弱さ、脆さ、そして力強さ、やさしさ、人間臭さ。

3人の素敵なところがたくさん詰まった曲だと思います。



生きている彼らと楽曲をどこまで結び付けていいのか、勝手に結び付けて物語性を生み出したりエモーショナルさを感じてもいいのか、正直未だに答えが見つかっていません。

でもこのカナリヤという曲は、3人のNEWSだからこそ伝わるなにかがある曲なんじゃないかって思っています。そこは繋がっている気がします。


少なくとも私は小山さん、加藤さん、増田さんが歌うからこそ、この曲に何度も心が震えるのです。



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3人になって初めてリリースされるシングル。

新曲が発表されていく中でどれがA面になるのか気になっていたら、全てA面にしてトリプルで出してしまうところも、NEWSらしいなあなんて思ってしまいました。


タイプはバラバラですが、どれも「NEWSらしさ」が詰まった楽曲です。

個々で活動するフィールドは違うけど、3人ともNEWSであることには変わりない。このトリプルAサイドは、まるでNEWSそのものを表しているみたいにも見えちゃうな。なんて思ったりもします。


ジャケット写真もとってもきれいなんですよ。真っ白な服と鮮やかな花。そしてたくましさと穏やかさの溢れる表情。年齢を重ねたからこそ滲み出る3人の魅力が、そこには写っています。ずっと見ていたくなるようなジャケットです。


そして、3形態購入すると特典として、ストリーミング配信される「NEWS PREMIUM LIVE」が見れるのです。こちらのダイジェスト映像もYouTubeにあるので、もしよければ。

※配信は期間限定!です!

なんと、生バンド・生オーケストラです。

PREMIUMという名前に相応しい、とても高貴で濃厚なLive映像の予感がして、今からとても楽しみです。



色んな方が聴いてくれるといいな。そして願わくば、そのことがNEWSにもなんらかの形で届いたらもっといいな。

そんな気持ちで書いてみました。

(長々となってしまい、また読みにくい箇所もあるかと思われます。技術不足ですみません・・・)



改めまして。発売、おめでとうございます。こうして形にしてくれてありがとうございます。

これまでと変わらず、これまで以上にNEWSを応援していきたい。

"昨日よりも前へ" 一歩ずつ進んでいくNEWSというアイドルが、ずっとずっと大好きです!


この文章を書いている時、私のもとにもCDが届きました。これからゆっくりと、じっくりと、たくさん聴きこんでいこうと思います。




最後に、「応援って無理してするものではない」 「エンタメは楽しく向き合うものだからこそ、こっち(作り手)としては『絶対に面白いものを作ってやるからな!』という気持ち」 と雑誌で仰っていた、自担こと加藤シゲアキさんの言葉でこの記事を締めます。


『NEWS、今がオススメだよ』




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