映画を心から楽しむための条件！？

久々の取材作業。広島で行われている映画祭に来ている。

普段忙しくてなかなか見れていない映画がこの機会に見られて非常に嬉しいのだが、一つ思ったことがある。

大抵は帰るころには忘れている話なのだが…

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もし僕が映画祭をやるとしたら「心から映画を楽しんでもらう」映画祭にしたい。そのためにこのルールだけは絶対に死守したい。

「映画が始まったら、もう誰も人を入れない。席の移動なんてもってのほか」

シネコンなんかで映画を見るときに最も不愉快なのが、すでに映画が始まっているのにドカドカと音を立てて入ってくる奴ら。

基本的に映画は最初から最後まで逃さず見たい性格なので、外因でそれを邪魔されたくない。途中から作品を見て面白いのかと疑問に思う一方、まあ酷い奴らになると日の目の前をウロウロしてこちらの視界すらさえぎってくる。

こうなると「俺のチケット代返せよ！」とすら言いたくなる。映画館というのはメチャメチャスクリーンが大きくて本当に映画を楽しめる場所なのだが、本当にあの邪魔だけはいつも腹立たしい。なのでつい無理をしてプロジェクターを購入し家でホームシアターを楽しんでいる。

だけど、やっぱり映画館の設備にはかなわない。だからこそ、マナーを守れよ！と言いたいのだが…まあ映画館にとっては収益も大事だから、つい入れてしまうという気持ちも分からないでもないけどね。

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普段だったら忘れてしまうことを、ようやくここに残しておくことができた。が、　一つここで重大な問題を新たに発見してしまった。

席を立たずに最後まで映画を見られればということだが、「トイレの用足し」はどうしたものか？

こればっかりは、僕もまあどちらかというと用足しが近いほうなので同乗してしまう（笑）。いや、ホンマにあれは我慢するの辛いんですわ。で、なぜか映画終了30分くらい前に大体来ることが多くて。ホンマにタイミングが絶妙過ぎるというか。

「なにか映画を見ている際に最適なソリューションはないだろうか？座席に座ったままいつの間にか用を足せるようなもの、みたいな…」

とか考えてハッと気づく。そもそもコロナ禍とかのこのご時世、衛生面の配慮が必要なものを考えるのは難しい。大体そんなものぐさな仕掛けなんぞ作ったが最後、人間は動かなくなってしまい退化するぜよと、到底実現ははばかられるような思いにさいなまれる。

用足しは事前の準備が肝心、もよおしたらひたすらガマンするしかないな。

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くだらん頭のモヤモヤを振り払って、さあ本日2本目の取材に出向くか。