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お金のロードマップ48話 金持ち父さん貧乏父さん実践編その2vol.33 スタートを切る十のステップ!(前編)1~5の教え

前回のまとめですが、
①傲慢さは無知を隠すためのものである
②傲慢さは学びの機会を喪失させる
③謙虚に学びを継続できているか再確認していくことが大切である
です。
 
傲慢と言う私たちの視野を狭くしてしまう感情ではなく、謙虚さを持ち、学びを継続していきましょう。
 
今回は実践編その2ということでスタートを切るための十のステップのうち、まずは1~5について一緒に学んでいきましょう
お金に関する知識を身につけていくことは自転車に乗ることと似ていると本書では解説してくれています。
乗り始めは何回も転びますし、ふらつきます。しかし、繰り返し練習することで簡単に乗れるようになります。お金に関する知識を学ぶことも最初はふらふらします。学校教育において何も学んできていないからです。そのふらつく時期を乗り越えられるかどうかで見える景色は違ってきます。絶対にお金持ちになるという強い決意を持ち、お金に対するマイナスなメンタリティが植えつけられた文化の中でお金のために働く方法が一番良いと決めつけらてきた価値観をぶち破りましょう。


強い目的意識を持つ


お金持ちになりたいか、なりたくないかの2択だとしたらほとんどの人が「お金持ちになりたい」を選択するでしょう。しかし、では行動しましょう、となったとき途端にレースから降りる人がたくさんいます。
何かをやる「理由」または「目的」は、「やりたい」という気持ちと「やりたくない」という気持ちが組み合わさったものだと本書では述べています。
「やりたい」ことのリストと「やりたくない」ことのリストをつくってみましょう。それがあなたにとっての「理由」になります。
サイモン・シネック氏が提唱したゴールデンサークル理論においても「Why」、なせそれをやるのか、を考えることが大切だと述べています。
「Why」の部分を伝えていくことで自分の目的も明確に表現できますし、他の人からの共感を得ることができます。そうして共感してくれた人が自分の大切な仲間になることもあります。心の奥底から望むものがあるのであれば転んでも転んでもそのたび起き上がり前進できるはずです。そして仲間も一緒になって行動してくれるでしょう。
強い目的意識はあなたの人生に挑戦するための力になります。
これが十のステップのうちの一つ目「精神の力」になります。


自分で道を選び続ける


私たちは自分で進む道を選ぶことができます。
お金持ちになる道なのか、普通の道なのか、貧乏な道なのか、自らの意思で選べるのです。そしてお金持ちになるためにはお金をどう稼ぐかではなく、お金をどう使うかが大切です。
たいていの人はお金持ちにならないという選択をして毎日お金のために働きます。
それはお金持ちになるのはたいへんだと思っていたり、お金持ちなどには自分はなれないと思っているのです。実際に行動した結果の思いなのか、簡単に諦めてしまう。働くのがとても簡単という理由もあるが、お金について学んでこなかったため、お金を学ぶことに対して抵抗があるのです。このような言動は2つのことをわれわれから奪っていきます。
①時間という資産
②学ぶ意欲
お金がないから、時間がないからといって学ぶことを放棄する理由にはなりません。
自分の時間とお金をどう使うか、何を学んでいくかは自分たちで選択すべきことです。
学ばないという選択肢を選ぶのであればあなたはラットレースから抜け出す可能性は低くなるでしょう。
自由に選択できるのに選択しないということをしてしまっている。それはその方が楽なのを知っているからです。険しく困難に思える道のりを選ぶ果敢な人は今の時代そうはいません。安全な道を行くことが大切だと教育されてきたからです。
安全な道を歩くことを覚えた人はなかなか変化しようとはしません。そしてそういった人は「世界が自分を中心に回っている」と勘違いしているのです。
これが十のステップのうち二つ目の「選択の力」です。
 


付き合う友人は選ぶ


友人を選ぶという言葉に反発を覚える方もいるかもしれませんが、八方美人であることはエネルギーが分散して集中力が続きません。自分が学ぶことができるかどうかと同じようなエネルギーを持っているかという視点で関わりを作ろうと思えばドリームキラーなどに関わらなくてすみます。それ以外の人からは何も学べないかというとそんなこともなく何も学べないという姿勢は貴重な学びを自分から奪ってしまうため、どんな人からも何かを学ぼうと貪欲になる必要があります。具体的には「どうしたらいけないか」という学びがあります。反面教師のようなイメージです。謙虚な気持ちで様々な人たちから吸収していきましょう。
「類は友を呼ぶ」「腐ったみかんの隣は腐る」という言葉もあるように自分も周りのいる人が今の自分の状態を映し出す鏡です。
友人を選ぶ理由がとしては「自分自身が成長できる」「困ったときに助けてくれる」「ムダな出費が減る」「ストレスを軽減できる」などの理由も挙げられます。人は他人を変えることはできませんが「環境」「時間の使い方」「人付き合い」は変えることができます。自分にとって良いことは何か追究していきましょう。
これが十のステップのうち三つ目の「協力の力」です。
 


いかに速く学ぶことができるか


その人がどうなるかは学んできたことによって決まります。要するにあなたの頭脳にインプットする情報によってあなたがどうなるか決まります。料理のことを学び続ければプロの料理人になる可能性が高くなり、物理学について極め続ければ物理学者になる可能性が高くなり、お金のことを学び続ければお金持ちになる可能性が高くなります。
「今のあなた」は働いてお金を稼ぐ、いわゆる「お金のために働く」ことを学校で長い時間をかけ学び続けてきました。それは現在の「お金の作り方」にすぎません。金持ちになりたいのであれば自分の中にある「お金の作り方」を変えるしかありません。
現在の人はインプットすることがとても得意ですが、それを行動に移す段階になると立ち止まる人が多いでしょう。
成功を手にするためには常に新しいことを学び、変化していくことが大切です。
技術がどんどん進歩していく世の中で今のあなたが持ち合わせている情報・知識は今をなさないものになってきています。
いかに速く学び、時代の変化に対応していくのか、それがお金のために働くことから抜け出すことに繋がります。
これが十のステップのうち四つ目の「速習の力」です。


自分に対する支払をすませる


自分の自制心をコントロールできない人はお金持ちになれる可能性は低いと言われています。お金に対して自立していないとせっかく貯めた資金も自制心のなさにより失う機会が多くなるからです。
宝くじや競馬などで大金を当てた人がそれをすぐに使い果たしてしまうのは自制心がないからです。お金をどう使うか、ということが大切だと何度もお伝えしていますが、収入があがったり、大金が手に入ってもお金について何も知らなければすぐにお金は手元から逃げてしまいます。
内面的な強さを強化し、自己抑制をあげましょう。
コンビニにすぐ寄ったり、飲み会に出席したりしているとお金と時間と学びを喪失します。
多数派に交じるのではなく、少数派で行動していく強い気持ちを持ち、行動していきましょう。悪い行動は悪い習慣を、良い行動は良い習慣を作るとお伝えしたように貯めたお金に手をつけないことや優柔不断で断ることができないとどんどん貧乏になっていきます。
まずは自分への支払いをすませ、次に他人への支払いを意識することで一生懸命になることができます。
これが十のステップのうち五つ目の「自制の力」です。
 

まとめ


①精神の力
②選択の力
③協力の力
④速習の力
⑤自制の力
次回は十のステップのうち6~10を学んでいきましょう。

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