好きな漫画を語ろう その003【オリオリスープ】
こんばんは。ハルさんです。
好きな漫画を語ろうも三回目となりました。
思っていた以上に反応をいただけてとても嬉しいです。
今日はこちらの作品を紹介したいと思います。
基本情報
タイトル :オリオリスープ
作者 :綿貫芳子
巻数 :全4巻
ジャンル :グルメ・日常
紹介
本の装丁家である主人公 原田織ヱは食べることが大好きで、仕事中でも思い立ったら給湯室で料理をしちゃうほど!中でもスープに目がなく、四季折々の様々なスープをおいしそうに食べる様子にはこちらも自然と笑顔になってしまいます。
こんなにスープが好きになった理由はなぜなのか?
ただのグルメ漫画ではなくストーリーにも注目です!
おすすめポイント
料理の描写
グルメ漫画なので当たり前かと思うのですが、毎話料理が出てきます。
作るところから食べるところまで丁寧な描写が嬉しくて、詳しいレシピが乗っているページがあったりと自分でも作ってみよう!と思わされます。
物語は季節を刻みながら進んでいくのですが、その時の旬の材料を使った料理が出てくるのも季節を感じられてよいです。
キャラクター
上でも触れましたが段々と季節の移ろいが感じられる構成となっている本作では、キャラクターの服装や髪型も変化していきます。
お話ごとにいろんな服が出てくる作品、好きですねぇ…
今日は髪の毛を結んでるなぁとか、今日は眼鏡なんだねとか、キャラクターそれぞれが生きて生活をしているんだと感じられて、そういうところが好きです。
それと食べている表情がとても生き生きとしていて、そこにキャラクターを好きになってしまう魅力があるのかなと思いました。
雑学
本作は季節が移ろいながら進んでいく物語ですが、4巻でほぼ丸一年が経過するようになっています。
食べ物に関しての雑学や季節にちなんだお話など、明日誰かに教えたくなるような知識が散りばめられており、そういった視点でも楽しむことができます。
ものを食べるということ
主人公の織ヱは食べることが大好きなのは冒頭でお話しましたが、そこに至るまで紆余曲折があったはずです。
詳しくは本編を読んでいただきたいのですが、食べることの大切さや楽しさ、意味などを感じられて、自分が生きていく上で大事にして行きたいと思えるなにかが得られる。そんな作品だと思います。
最後に
全4巻ということで気軽に読めるボリュームとなっております。
本の装丁家という設定も少し珍しく、こんなお仕事もあるんだなぁという面もあったり、いろんな気付きがある作品です。
作中で登場する料理を真似して作ってみたり、漫画と自分の世界をリンクさせる要素がお手軽なのも嬉しいですよね。
こちらは参考にして作ったモロヘイヤのそうめんです🌿
キャラクターのデフォルメ描写もかわいいので一見の価値あり!です。
この作品を読んだらきっとあなたもスープが好きになることでしょう。
今回はこのあたりで
好きな漫画を語ろう その003【オリオリスープ】でした。