偏った価値観を自覚し、環境を変えることでアップデートを図る#83
*今回は、今思っていること…という日記みたいなものです。つらつらと書いていますのでサーっと流し見程度でご覧ください。
さて、先日までの転職体験記をご覧いただきありがとうございました。
関心のある方はぜひお読みいただけると嬉しいです。
今回の転職を決めた理由の一つでもあるのですが、ジブンの偏った価値観へに対する問題意識というのがあります。大学を卒業して現職場に入職(障害福祉)。それから約10年。
たしかに、今の仕事を通して福祉業界以外の方との接点を持つことは可能ですし、それは積極的に動いています。だけど今の私の生活における多くの時間を過ごしているのは、福祉という価値観で囲われた場所なんです。
何が言いたいかというと、普段一緒にいるのも福祉畑の人だし、相談する人も福祉の人。「福祉」という概念は多岐にわたりますが、今現在の私の周りで多いのは、資本主義経済を批判し、新自由主義を批判し、この国が軍事力を(防衛費倍増を)強化することを批判し…一方で社会保障を充実させるよう訴えている。
もちろん障害のある方を援助する、ともに活動を作るという立ち位置において、間違ったことは言っていないという思いもあります。ですが、一方では自分たちの要求ばかりしていて社会全体の情勢や使えるお金のこと(予算)や国民が負担している税や社会保険料のことや、人口減少と世代間のバランスのことや…現実的な問題にはあまり向き合っていないと感じることも多いです。
上司と退職に関して話している中で、現職場でもやりたいことってできるのではないかという話がありました。「やりたいこと(行為)」はできるのかもしれません。ただ、今日現在の私がやりたいと思うことは、今日現在の私が見ている、感じている、考えていることから生じたもの。その根底には10年間の間に無自覚にも築かれている福祉的(利他的)な価値観があるようにも思えます。
私が思っている(迷走している)のは、福祉的な価値観を否定したいのではなく、相反する(異なる)価値観に触れずして、自分が触れたことのあるものの中で生きているのは考え方が偏ってしまって危ういなということです。
なのでガラッと環境を変えて、まずはその中に飛び込んでやってみる。自分の中に比較対象を作ることでどのようなものが見えてくるのか、感じて行動することができるのかということをやってみたい。そんなことを考えての転職という決断でした。
1月から心機一転、新たな職場で社会人シーズン2が始まります。やれるだけやってやるとパッションを燃やして、臨みたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。ゆうちゃんでした。