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アメリカのEV業界に少しづつ陰りが…【エネルギーを牛耳りたい戦略と私たちの人間性の成長】

皆さん、こんにちは


お元気ですか?


私はラスベガスに住んでいます。


F1が開催されています。


最初の年なので、いろいろ問題が出てきています。


昨日は、マンホールの蓋が緩くてレーシングカーにダメージを与えたみたいです。


練習走行が中止になりました。


もう、すでに今シーズンのチャンピオンは決まっています。


その彼は、「ベガスのレースは嫌いだ。99%がショーで、1%がスポーツだ。」と言っています。



スピードとテクノロジーに魅せられて、金持ちたちが集まっていますが、どうなんでしょうか?


あるホテルのコスモポリタンは、一泊約20万円くらいするみたいです。


部屋からレースを観戦できますかね。


その反面、ちょっと面白いなぁと思ったことがありました。


私の3歳の息子は、大の恐竜好きです。


いつも恐竜で遊んでいます。


その子は、昼寝が遅いのでなかなか夜寝てくれない時があります。


疲れて帰ってきても、私だけ取り残され、彼と遊ばないといけない時があります。


ある晩、彼が面白いことを聞いてきました。


「ステゴサウルスの背中の板は、何のためについているの?」



私は、正直考えたことがなく、驚いてしまいました。


この子は、何十万年前の恐竜にロマンを感じ、魅されているのだなぁと…


いい質問だねぇ。ちょっと調べてみよう!


便利な世の中になりました。


すぐに答えが出てきます。


スピードが速いです。


体温調節のためだそうです。


子供を通して、新たなことを知ることができてちょっと嬉しかったです。


子供は過去に思いをはせ、大人は未来へ、テクノロジーに刺激を受けるのは同じですが、あまりにも真逆すぎて考えさせられました。


現在の私たちには、両方が必要なのでしょうね。


温故知新とは、歴史があり、伝統が残る国の特権でもあると思うのですが、皆さんはどう思いますか?


まだ、若い国のアメリカは、覇権争いでいつもあくせくしています。


EV(電気自動車)も、まさにその一つです。


最近、こんな記事がありました。



アメリカ人がEV離れか?


こんな感じのタイトルです。



一時期は1か月で10万台の売り上げを記録する勢いでしたが、それ以降売り上げは下がり在庫車が増え続けています。


車体価格も先月の10月には、6万5千ドルから5万2千ドルにまで下がっています。


このように書かれていました。


大体同じような値段の$5万ドル以上の車が、この二つです。



テスラ モデルY



トヨタ 4ランナー


どちらを選びますか?


私でしたらやはりトヨタですね。


やはり、トヨタのほうが長持ちしそうです。


実際、アメリカではやはりハイブリッドが電気自動車よりも人気があります。



ずっとわずかにハイブリッドのほうが人気がありますが、これからどんどん差がついてくるのではないかと思います。


この電気自動車の問題はバッテリーですが、交換する時期が必ず来ます。


このバッテリーの交換するのにかなりお金がかかります。

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記事にはこう書かれています。



バッテリーの交換は、普通車のガソリンタンクとエンジンを積み替えるよりも高いと書かれています。


そして、電気自動車を購入する顧客はガス代と電気代だけを比較しますが、すべての経費を比較したものを考えていないと書かれています。


しかし、アメリカ政府自体がこの電気自動車の販売に積極的に乗り出していますから、厄介です。


なぜか?


車産業とエネルギー産業に対して主導権を握らなければ、世界の覇権を維持するのに支障があるからです。


アメリカは、新たなエネルギー革命を中国と共になそうとしています。


中国には完全にバッテリーにおいて、鉱物などいろいろな製造過程で必要な部分を握られているので敵わないところがあるようですが…


しかし、もっと面白い記事もありました。



ウォールストリートジャーナルの記者が、電気自動車を推進している州の一つのカリフォルニア州ロサンゼルスでどれだけの路上に設置されている充電装置が正常に作動するかを調査してみました。


120台の充電装置を試してみて、多くが壊れていて作動しなかったそうです。


記者は、テスラではなくリビアンという違う電気自動車の会社の車でためにしてみました。


つまり、テスラ専用の充電装置ではありません。



30か所を訪れ、13か所は壊れていたそうです。


3つの理由が主にあるそうです。


1.機械自体の故障


2.支払い装置の故障


3.互換性の問題


この地図だけ見ると、ほとんどのエリアは富裕層が住んでいそうなエリアです。


しかし、故障が多いそうです。


これはよく分かります。


アメリカの自動販売機ってほとんど壊れているような印象です。


公のものはなんでも雑に扱うのでしょうね。


これはアメリカの国民性の問題か人間性の問題です。


アメリカ人が日本に行って一番感動する一つは、日本のコンビニのクオリティーの高さです。


公の施設を大切に扱うのはかなり国民性や人間性が高くなければすぐに破壊されるか、放置されるかなどなどです。


以前、ある人にボルボの電気自動車をレンタカーしてカリフォルニア州に旅行に行ったけど、充電する場所がなくて本当に困った。


電気自動車なんて買うもんではないと言っていた老夫婦に出会ったこともあります。


最新のテスラでも、スーパーチャージャーという最速の充電装置を使っても45分はかかるそうです。


生活のスピードが速い時代に、この遅さは大丈夫なのでしょうか?


ちょっと時間がかかりすぎです。


電気自動車は、目的次第ではかなり有効な自動車だと思いますが、これは政治的な覇権争うの一つの道具であり、気候変動などを理由とした正当性は恐らくないのでしょう。


しかし、これはアメリカと中国が主導しているので、時間がたたなければ本当の姿は見えてこないのでしょうね。


でも、政府とある企業が結託しているのは確かです。


先日、サンフランシスコに習近平主席が首脳会談をしました。


そこに多くのビジネスが参加していました。


アップルなどをはじめとする、大企業です。


その中にやはりテスラのイーロン・マスク氏がいました。


特別に会談があったそうです。


こういう記事を見ると本当に信用できなくなってきます。


本当にエネルギー主権、AIや車産業などの技術の主権を握る争いです。


そこには人の幸せなどはあまり考えていません。


科学技術も人間性が同時に高まっていかなければ、技術に依存し、人間愛が薄くなり、孤独な人生をおくる技術革命にしかなりません。


自己破滅です。


私の友人の真言宗を代々引き継いでいる人がいます。


私は仏教徒ではないのですが、弘法大師空海の言葉はさすがに素晴らしい名言がたくさんあります。


いろいろ紹介されますが、このような言葉もいいし今の時代に必要だと思いました。


「自分の心を深く深く見つめないと、世界の心理を見つけることはできない。」と書かれていました。


真理とは、暗闇を照らす明かりのようなものです。


現在、多くの人が暗闇の人生をおくっているような気がします。


私は宗教家ではありませんが、真理は必要ではと思います。


そうでないと、ただお金を稼ぎ、楽しむためにそれを使い、その場限りの生活になってしまうからです。


4歳の子供を持つシングルマザーとお話ししました。


4歳の男の子は、彼女がいるそうです。


ただの友達じゃないの?


と聞くと、私の彼氏みたいに彼女を扱っているの。


息子は私のすべてだけど、私の教育って正しいかなぁと言ってきました。


私はもちろん否定はできません。


でも、彼女は暗闇を歩いているのだなぁと思いました。


光を照らしてあげたいですが、彼女の心次第です。


LGBT法案の問題も同じです。



こういうことも同じです。


稲田さんも同じです。


心を知らない人は真理を知らないし、暗闇を光で照らして上げれないのです。


暗闇の中を国民が歩かなければいけないことになってしまいます。


政治家が国を暗くしているし、それに人々が依存していたら国が本当に暗くなります。


将来の子供たちは、暗闇の中で何かを探さなければいけません。


日本は唯一伝統と文化があります。


間違っていたことを正しいこと、良いことと悪いことを分けて将来につなげていきたいものです。


新しいものも過去の土台に建てなければ、自己破壊へと繋がっていきます。

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