博士課程の大学院生ってどんな生活?文系博士課程大学院生のスケジュール例

博士課程に興味がある、やってみたいけど、どんな生活なんだろう?そんな風に感じる方もいるかと思う。今回は、文系博士課程大学院生が、どんな感じで研究や仕事に取り組んできたか、心がけていたことと共に紹介していきたい。

筆者のバックグラウンド

語学系大学院生。修士から引き続き同じ大学院に属し、仕事にも取り組みながら、研究、博士論文執筆に取り組む。2021年3月修了予定。

仕事と研究

1年目: 中高非常勤13コマ、大学非常勤2コマ (トータルで週4日勤務)

2年目: 中高非常勤6コマ、大学非常勤3コマ (トータルで週3日勤務)

3年目: 大学常勤講師6コマ 、非常勤3コマ (トータルで週4日勤務)

4年目、5年目: 大学常勤講師 6コマ、非常勤2コマ (トータルで週4日勤務)

上記のように、1年目から非常勤と研究に並行して取り組んでいた。大学教員として将来的に勤務することを考えると、特に大学での非常勤経験は重要になる。そのため、機会が得られたこともあり、非常勤の仕事を行っていた。そして、最初の2年間は、中学校、高校でも勤務していた。正直、よくやっていたな-と思う。

仕事は仕事なので、休めない、やらなくてはならないことである。そのため、仕事を最優先に、穴をあけないように生活していくしかない。仕事の時間はない時間として扱い、それ以外の時間に研究をする日々であった。

例えば、仕事がない平日や休日には、がっつり研究に取り組んだ。まとまった時間が取れるので、分析や執筆など、3-4時間ぐらいかけたいことに時間をかけるようにした。仕事がある日は、早朝と仕事後に、軽い作業をしていた。疲れている日は、あまり頭を使わずにできる単純作業を行うなど。

仕事に関しては、準備は、私にとって、そこまで頭が働かなくてもできることが多かった。そのため、授業準備は基本的に、夕方や電車内で行うようにしていた。

ある日の過ごし方

いくつか、どんな日を過ごしていたか、例を示したい。

① 午前中仕事の日:仕事をなるべくはやく切り上げ、研究時間を確保

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