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とある日の子供とのやりとり

昨夜の出来事。


次男
「お母さんなんで、いちにち中、パソコン開いてるの?ずるい(※)じゃん。」

(※我が家では、子供達のゲーム•デジタル使用時間を、一日2時間まで、休日は3時間までと決めているため。)



「文章を打つために、パソコン使ってるんだよ。遊びで使ってるんじゃないんだよ。」


次男
「え?でも、稼いでるわけじゃないでしょ?趣味みたいなもんじゃん。そんなことのために、夜遅くまでパソコン使って、お母さんばっかりズルいじゃん。」



「稼いでないけど、この先、稼げるようにするためにやってることだよ。だから、これは仕事なの。」


次男
「お母さんの仕事は、ハローワーク行って仕事に就くことでしょ?それやってよ。」



「今すぐ稼げなくても、やらないことには稼げるようにはならないの。だから、真剣にやってるんだよ。趣味じゃないんだ。」


次男
「期限があるわけでもないのに。一日中パソコン使って…。お母さんばっかりずるい。」



「応募にも、締切があるからね。それに、もし外で働いてたとしても、職場でパソコン使うのは一緒だよ。」


次男
「だったら、働いてよ。」




結局次男の不満は、

•わたしが就職先を見つけて働かないでいること
•自分はデジタル機器を制限されているのに、私ばかり制限なく使っていること

なんだろうな。




書くことを仕事にする事
を目指していることは伝えたが、
“だからどうしても今これをする必要があるんだ ”
という、ハッキリとした意思を伝える事が出来なかった。



それは、
何を書くのか、
それはどういう手段なのか
(エッセイ?WEBライター?コピーライター?小説家?フリーランス?雇われて?)
ということが、
自分の中で、明確になっていないからだ。



なんせ、手探りでアクションを続けているから、
自信をもって確実に伝えられないことのほうが多い。




今は分かってもらえなくても、
仕方がないし、

離職してからもう半年近くも経つのに今だに就職していないことで、
子供を不安にさせているのも事実
なのだ。



だから尚更、わたしに出来ることは、
今目指している道に向かって一歩一歩進むこと
だ。


そのゴールを現実にして、
子ども達に、その姿を示したい。





次男とのやりとりを、黙ってひと通り聞いていた長男。
その時は何も言わなかった。


でも、
私がひとりで夕食後の洗い片付けをしていると、
お風呂から上がってきた長男が、
通りすがりに言った。


お母さん、いつもがんばってるの、知ってるよ。中身のことはよく分からないけど、がんばってね。


嬉しかった。
涙が出そうだった。


部屋から出ていく長男の後ろ姿に向かって、

「…ありがとう。励みになるよ。」

一言そう返すのがやっとだった。


ほんとは、もっと感謝の気持ちを伝えたかった。




わたしは、理想の世界を掴む。
自分のため、
家族のため、
応援してくれる人達のために。

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