【あなたの】頼み事は受け入れてもらえますか?
皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!
さて、いきなりですが質問です。
あなたのお願い事を聞いてくれる人は、あなたの周りに何人いますか?
それは多い方が当然嬉しいことでしょう。
逆に少ない場合はなぜ少ないのでしょうか?
僕は残念ながら友人がそこまで多くないので、そもそもお願い事できる人の分母が少ないという可哀想な状況です笑。
そんなことはさておき、人が自分のために動いてくれる要素は一体何なのでしょうか?あなたのためにお願い事を聞いてくれる人は、なぜ受け入れてくれるのでしょうか?その理由をこの記事で紹介します。
そしてそれを知れば、自分のために相手に動いてもらいやすくなるでしょう。
それは人をこき使うのではなく、お互い気持ちよくなるWin-Winの関係ができるのです。ではその内容に切り込んでいきましょう!
人が動いてくれる要素
ではいつも通り結論から。
人が自分のために動いてもらうためには何が必要なのか?
その答えは、相手の気持ちをプラスにすることです。
でもこれだけだとよく分かりませんよね?もう少し具体的に言いましょう。
例えばあなたには2人の上司がいます。
Aさんはあなたをアゴで使うような横柄な態度をよく取ります。
そしてそのお願い事をこなしてもお礼の一言もありません。
口をひらけば自分の話ばかりであなたの話を聞こうとはしません。
かたやもう一人の上司、Bさんはその反対です。
年齢、立場、経歴が上なのにも関わらずいつも丁寧な対応をしてくれます。
依頼に答えるときちんとお礼を言ってくれる。
そして部下であるあなたの話をよく聞き、適切なフィードバックさえもらえます。
ではその2人の上司それぞれのお願い事のどちらを引き受けたいと思いますか?
間違いなくBさんですよね?
その理由こそが「相手の気持ちをプラスにする」ことなんです。
Bさんは普段の関わりの中であなたの気持ちをしっかりプラスにできています。
Aさんがやっていることはむしろマイナスです。
そんなAさんの状態では、仮にそのお願い事や頼み事が社会的にプラスな内容だったとしても、あまり気が進まないものです。それだけ人の気持ちをプラスにするかマイナスにするかが大事なんです。
繰り返しになりますが、相手を動かすためにはその相手の気持ちをプラスにすること。これこそが最も重要な人を動かす要素です。
あなたの頼み事を受け入れてもらう要素なんです。
相手の気持ちをプラスにするには
ではそのように相手の気持ちをプラスにするためには何が必要なんでしょうか?
そのための行動を3つ紹介します。それが、
・日常の信頼関係
・褒めるのではなく質問する
・過去のポジティブな話をさせる
です。ではそれぞれ深掘りしていきましょう。
・日常の信頼関係
これは全般的な話ですが、相手との信頼関係を日頃からきちんと構築していきましょう。
これは7つの習慣という名著にも書かれてある信頼口座とも関係があります。
信頼口座とは自分と相手との間にある信頼のパラメータみたいなものです。
何か相手にギブをすれば少しずつ信頼口座が貯まり、関係が良くなります。
しかし、相手の不利益なことや不平不満ばかり漏らすようでは信頼口座が少しずつ減っていき、関係が悪化することになるでしょう。
この信頼口座をきちんと潤していくことが相手の気持ちをプラスにすることに他なりません。そのための具体的な方法として以下の2つを見ていきましょう。
・褒めるのではなく質問する
「その靴かっこいいですね!」
「今日のヘアスタイルいい感じですね!」
「いつもおしゃれなファッションでかっこいい!」
僕たちは往々にして誰かの何かを褒めがちです。
でもこれには大きな問題点があるんです。
それが相手に自己否定をさせてしまうということです。
僕たち日本人には謙遜体質がこれでもかというくらい身についています。
だから先ほどのようなことを言われると「いえいえ、そんなことないですよ」というように相手に自己否定をさせてしまうことになるんです。
これでは相手の気持ちはマイナスになってしまうかもしれません。
少なくともプラスには働きづらいでしょう。
ならどうするのか?
そこで、褒めるのではなく質問するのです。
「その靴どこで買ったんですか?」
「今日はどんなスタイリング剤を使っているんですか?」
「いつもどんなファッション雑誌や情報を見ているんですか?」
このように相手に質問をするんです。
すると相手は当然この質問に答えてくれます、自己否定をせずに。
そして人間は自分の話、特にこだわっている部分の話をすることが大好きです。
だからこそ、その人のこだわりの部分について質問すると相手は嬉しくなって話してくれます。
そうすることで相手の気持ちをプラスにすることができるのです。
・過去のポジティブな話をさせる
ただ、どうしても毎日そんな相手のことばかり見ていられないものですよね?
それでも相手の信頼を得たり、気持ちをプラスにしたい時だってあるはず。
そんな時には、その人の過去にあったポジティブな体験談を聞くといいです。
人には思い出補正という脳の働きが意図せず備わっています。
思い出補正とは簡単に言えば、過去を勝手に美化してしまう脳の働きのことです。
学生時代、部活動が辛くて辛くてたまらなかった。
でも卒業した今振り返ると「あれもいい経験だった」と思える。
この感情の動きこそが思い出補正によって生まれるものです。
その当時は本当に辛かったはず。でも人間は辛いものを辛いまま抱えていると病んでしまいます。だから脳が勝手にその過去を美化してしまうのです。
詳しくはこちらの記事もご参照ください!
少し話が逸れてしまいましたね。
結局、人は過去を美化しがちだからこそ、その美化された話を聞くのです。
すると相手は自分の武勇伝を語ることになるので気持ちが良くなります。
そう、相手の気持ちをプラスにすることができるのです。
当然ながらネガティブな話をさせてはいけません。
自慢話や武勇伝のようなポジティブなものを話してもらうのです。
ですのでそれに関する質問をするのがいいでしょう。
「学生時代はどんな生徒だったんですか?」
「この賞をもらった時ってどんな気分でしたか?」
「一体どういう思いでこの会社を立ち上げたのですか?」
このように相手の気持ちがプラスに働くような質問をするのです。
そうすることで信頼口座も少しずつ貯まっていくことでしょう。
ということで
・日常の信頼関係
・褒めるのではなく質問する
・過去のポジティブな話をさせる
これら3つのことを日頃から積み重ねていくことで、相手の気持ちをプラスにしていきましょう。
そして相手の気持ちがプラスになれば、あなたの頼み事も通りやすくなります。
何よりも難しい大切なこと
ここまでで僕の言いたいことは全てなんですが、一応余談までに少しだけ述べたいことがあります。
それが、結局そんなハウツーではなく相手のことを本気で大切に思うことこそが大事なことなんだ、ということです。
僕たちの直感は本当によく働くもので、裏にあるものを敏感に察知します。
「こいつ、何かお願い事でもあるのかな?」と意図せず直感が見抜いてくれます。
それはあなただけではなく、相手も同じです。
あなたがお願い事を聞いてほしいから、その見返りを求めて相手に優しくしても、それは見透かされてしまいます。
ですので、誠心誠意相手のことを理解しようとして、大切に思うことが大事なんだと思うんです。
これは口で言うのも、文字で語るのも簡単なこと。
ですが、実際に実行することほど難しいことはありません。
それだけに、相手のことを本気で大切に思える人は希少であり貴重な存在です。
そんな存在、誰も放っておく訳がないでしょう?
だからこそ、小手先のテクニックで相手の気持ちをプラスにするのではなく、本当に心から相手のためになることをしましょう。
それこそが何よりも難しい、でも本当に大切なことです。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回は頼みごとを受け入れてもらうための要素についての記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!
人が動いてくれる要素
相手の気持ちをプラスにすること。
横柄な人よりも紳士な人の方が頼み事を引き受けたくなりますよね?
相手の気持ちをプラスにするには
・日常の信頼関係
何よりも日頃の関係性がものを言う。
・褒めるのではなく質問する
褒めてしまうと相手に謙遜させることになる。
そうではなく質問をして相手のこだわりを話させる。
そうすると相手は喜び、気持ちがプラスになる。
・過去のポジティブな話をさせる
人は過去を勝手に美化する思い出補正を備えている。
だからこそ過去のポジティブな体験談を話してもらうことで、相手の気持ちをプラスにすることができる。
何よりも難しい大切なこと
これらのハウツーは確かに大切ではある。
しかし、それ以上に心から相手のことを大切に思い、その人のために行動することに勝るものはない。小手先のテクニックより、心からの行動をしよう。
今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!
ではまた!
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