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この数値の意味って何?【ISO編】

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

ここまでで

・焦点距離
・シャッタースピード
・F値

についての説明をしましたが、もう一つ大切な数値のお話があります。

それが、ISOです。

「これからカメラを始めよう」
「最近カメラを始めたんだ」

そんな方にとって大切な記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

では早速いきましょう!

ISOとは

デジタルカメラの場合、ISO感度とはデジタルカメラが光をとらえる能力を表す値です。(Nikon HPより)

ISOについての説明を一言でするとこんな感じですね。
・・・これだけだとわかりにくいですよね笑。

もっと噛み砕いて言えば、写真の明るさを調節する一要素です。

以前の記事で写真の明るさ、つまり光の4要素として

・F値
・シャッタースピード
・露出
・ISO

これらが挙げられると紹介しました。
このISO感度はそのうちの1つということです。

この数値が高ければ高いほど明るい写真になり、低ければ低いほど暗い写真になります。

ISOを上げれば上げるほどいいのか?

こう説明すると

「ISOを上げれば上げるほど明るい写真が撮れる!ならISO上げていこう!」

というような発想になるかと思います。

確かに明るい写真を撮るために必要な要素ではありますが、決してオススメできる方法ではありません。

なぜかというと、ISOを上げすぎるとノイズが発生しやすくなるからです。

ノイズというのは写真のざらつきのようなもので、一般的にはあまり好まれるものではないと、僕は思っています。

例えば、ある写真をクローズアップしたときのものをお見せします。

画像1

ちなみにこちらの写真はISO1600なのでそこまで高いISOではありません。
ですので、編集をして無理にノイズを出しています。

特に石のあたりや、ライトの筐体のあたりがわかりやすいでしょうか?

僕の肌感覚として、高めのISOで撮ったものほど編集時にノイズが出やすいと感じています。

ですので、よりキレイな写真を残したいという人はISOを上げすぎない方が無難かと思います。

ISOと上手く付き合うには

とはいえ、室内や夜間などの暗い場所で撮影するときはどうすればいいのか?

そんな話にもなってきます。

そんな中でISOを上げずに写真を撮ると、ブレてしまったり、暗かったりというように思った仕上がりにならないことも考えられます。

ですので、考え方として

「無理にISOを上げない。必要となればISOを上げる」

というのがいいと思います。

序盤でお伝えしたように、写真の明るさを決めるのはISOだけでなく4つの要素があります。

加えてフラッシュも活用することで、より明るい写真も撮ることができます。

ですのでISOだけに頼ることなく、その他の要素も加味しながら写真を撮ることで上手くISOと付き合うことができると思います。


ただし、少しだけ注意点をお伝えしておきます。

・シャッタースピードに関して

シャッタースピードを遅くすればするほど明るい写真が撮れるので、ISOを無理に上げる必要がなくなります。

ただ、シャッタースピードを遅くするということはそれだけブレやすくなるということなので、ブレない限界までシャッタースピードを遅くして、あとは他の要素で明るくするようにしましょう。

・F値に関して

F値は下げれば下げるほど明るくなります。

ただ、同時にボケ感が強くなるので前後の位置にあるものを撮る場合には注意が必要です。

片方にはピントが合っているけど、もう片方はボケているということになりかねません。

ですので、これも同様に両方にピントがあっている状態までF値を上げて、あとは他の要素で明るさを調整するようにしましょう。

・フラッシュに関して

フラッシュやストロボで確かに写真が明るくなります。

ですが、どうしても光にムラが生まれます。
光は写真の中心が最も明るく、周辺になるにつれて暗くなっていきます。

ですので、どうしても一律に全体を明るくすることができません。

ということから、1つだけの要素を明るく撮りたいというときでないならISOを上げるなどした方が良いかもしれません。

以上のことをまとめると、写真を明るくしたいなら

①露出の調整
②シャッタースピード・F値の調整
③ISO
(フラッシュは用途に応じて)

ということになりますかね。一つの参考にしていただければと思います!

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
今回はISOに関する記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!


ISOとは

光を捉える能力を表す値のこと。
要するに写真の明るさを調節する一つの要素。

ISOを上げれば上げるほどいいのか?

上げれば上げるほど明るさは上がるが、同時にノイズも生まれる。
バランスが大事。

ISOと上手く付き合うには

無理にISOを上げない。必要となればISOを上げる。
こういう考え方が良いと思う。

具体的に
①露出の調整
②シャッタースピード・F値の調整
③ISO
(フラッシュは用途に応じて)
このように写真を撮れば満足いく写真が撮れるはず。


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!

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