早起きは実は毒・・・?③
皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!
さて、早起きが体に悪いというテーマで3本連続でnoteを書いているんですが、今回こそが最も健康と関係している内容になります。
これまでクロノタイプが人それぞれあって、朝型や夜型などによって生活リズムを整えようということを述べてきました。詳しくは前回、前々回の記事をご覧ください!
ですが、今回はどのタイプにも当てはまる重要な内容です。
・朝活をしている人
・早起きしている人
・これから頑張ろうとしている人
そういった方には是非とも見てもらいたい内容になっています!
では早速いきましょう!
今回の結論
まず先に結論だけを述べておきましょう。
まず、特に朝型でない以上朝7時ごろの起床がよいとされています。仮に朝型(ライオン型、イルカ型)だとしても、最も早くて5時半ごろが限度です。
なぜそうなのか?
それには起床に関わる体のメカニズムが大きく関係しています。それをこの後詳しく見ていきましょう。
起床のメカニズム
そもそも僕たちがどうやって朝目覚めているのか、考えたことはありますか?
もちろん太陽の光を浴びて・・・、ということもありますが体内でも起床に向けた反応があるのです。
僕たちの体は起きる時間になるとコルチゾールというホルモンを分泌します。
これによって朝起き抜けだとぼーっとしている状態から、少しずつ頭がシャキッとしてきます。
みなさんも起床直後よりも1時間後の方が頭が冴えているのではないでしょうか?それはこのコルチゾールのおかげなのです。
そしてこのコルチゾールの分泌量が増えるのが朝起きる時なんですね。
コルチゾールとは
そう聞くとコルチゾールはとてもいいものだと思えますよね?
ですが、実はいいことだけではなくコルチゾールは諸刃の剣のようなものなのです。
というのも、別名抗ストレスホルモンと呼ばれたりもするコルチゾールはストレスがかかった時にも分泌されます。
なぜかというと、戦闘態勢に入るためです。
朝ぼーっとしていても次第にシャキッとするように、ストレスがかかったら普段よりもピンと張り詰めた頭になるためにコルチゾールが分泌されるんですね。
そしてこのストレスがかかった時のコルチゾールの働きによって体はダメージを受けるのです。
ストレスは体に良くないと言われますが、厳密にはストレスによって分泌されてしまうコルチゾールが体に良くないんです。
もちろん、一時的なストレスであれば全てが悪いというわけではありません。
問題は慢性的なストレスによって常にコルチゾールが分泌されていることが良くないんです。
局所的にはとてもいい働きをしてくれるコルチゾールですが、長時間・慢性的な分泌は悪影響があるということを頭に入れておいてください。
早起きとコルチゾール
最初に述べた結論では7時起床が良いと言いました。
逆に言えば、なぜ7時より早く起きるのが良くないのか?
それはコルチゾールが分泌され過ぎてしまうからです。
コルチゾールの悪影響についてはお分かりいただけているはずです。
あまりに早起きをしてしまうと、起床時のコルチゾールがピークを迎えたまま高止まりしてしまうのです。
つまり、コルチゾールがずっと分泌され続けてしまう、ということです。
一時的にはいい働きをしてくれるコルチゾールですが、長時間では体に悪影響を及ぼしてしまいます。
朝の冴えない頭を目覚めさせてくれるのはいいのですが、それ以上には過剰に分泌されない方がいいんです。
そのために過度な早起きはしないほうがいい、ということになるわけですね。
結局どんな悪影響があるのか?
ここまでで、なぜ早起きが体に毒なのかお分かりいただけたと思います。
ということで最後に具体的にどんな悪影響があるのかについてお伝えしようと思います。
主に3つで、
・慢性疲労
・健康リスク
・ネガティブ感情
が大きな悪影響です。
慢性疲労は読んでそのままで、常に疲れたような感じがありそれが老化や炎症にもつながってしまいます。
健康リスクは具体的に言えば高血圧や高血糖を促すと言われています。
ネガティブ感情は怒りや苛立ちが出やすくなる、といったことです。
実際僕の場合は、ライオン型であるからかもしれませんが5時起床でも特にこういった症状は出ていません。ですが、睡眠不足だと疲労感は明らかに大きいもの。
ですので、みなさんも不要不急の早起きはよく考えてみたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
さて、ここまで3つの記事で早起きのデメリットについて述べてきました。
これらを踏まえた上で、どのように朝の過ごし方を決めるのかはあなた次第です。
結局コンディションの良し悪しは自分にしかわかりません。
本や論文で分かったことはあくまで傾向でしかないので、自分に合うかどうかはまた別の話です。
だからこそ、いろんなものを試してみて最も自分に合ったスタイルを取り入れていきましょう!
ではまた!
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