【真逆】牛乳で骨はもろくなる!?
皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!
みなさんは牛乳がお好きですか?
僕は牛乳だけでなく、乳製品全般が好きでラテやチーズケーキなどは大好物です!
・・・という僕の趣向は置いといて、今回はそんな乳製品の代表、牛乳についてのお話です。
好んで飲むという方もいれば、健康のために飲むという方もいるはず。
それもそのはずで牛乳にはたくさんのカルシウムが含まれ、骨を強くすると考えられているからです。
ですが実はそんな考えで飲んでいると、ちょっとまずいことになるかもしれませんよ・・・?
タイトルの通り、良かれと思って飲んだ牛乳が実は体に害をなすものかもしれません・・・。
ちょっと理科のお話
いきなり牛乳で骨がもろくなることを説明するとよくわからないと思いますので、まずは少しだけ前提知識をざっくりとお伝えします。
まず、牛乳に含まれるリンやタンパク質という栄養。これらは僕たちの血液を酸性に傾けます。
ちなみに酸性の反対が何か、覚えていますか?
・・・そう、アルカリ性ですね。そのアルカリ性の性質を持っているのはカルシウムなんですね。
まずはその前提だけ知った上で読み進めてみてください!
牛乳で骨がもろくなるメカニズム
ではなぜ牛乳を飲むと骨がもろくなると思われているのか、そのメカニズムを見ていきましょう。
上述のように、牛乳によって僕たちの血液は酸性に傾きます。
すると当然体としては中性にしたいと反応しますよね?
とすれば酸性の反対の性質で中和することが必要となります。
そこでアルカリ性の性質を持った栄養素、カルシウムを骨から取り出して血液を中性にするのです。
するとどうでしょう?
骨からカルシウムを取り出しているので、当然ながら骨のカルシウムが減っているわけですよね。だから牛乳で骨がもろくなる、と言えるわけです。
牛乳とカルマグバランス
もちろん少量の牛乳や飲んだ直後に骨がダメになるなんてことはありません。無理に危機感を持つ必要はないでしょう。
加えて、こんな疑問を持たれるのではないでしょうか?
「牛乳にはたくさんのカルシウムが含まれているんじゃないか?それが骨に行けば大丈夫だろ?」と。
確かに牛乳にはたくさんのカルシウムが含まれています。
ですが、カルシウム単体では実は骨を形成してくれないのです。実はセットでリンやマグネシウムといったミネラルを摂取しなければ骨はできないのです。
そこでよく耳にするのがカルマグバランスという言葉です。
これはその名の通り、カルシウムとマグネシウムを摂取すべきバランスのことを指しております。一般的にカルシウム:マグネシウム=2:1が良いとされています。
では牛乳はどうかというと、カルシウム:マグネシウム=11:1という割合なんですね。
・・・これではうまく骨を作り出してくれません。CMなどで骨を強くするアピールをしていますが、あれは正しくないのかもしれませんね。
僕たちはどうすべきか
では結局僕たちはどのような行動を取るべきなのでしょうか?
こんなことを書いておいてなんですが、僕は牛乳を完全に拒絶する必要はないと思います。その一方で、バランスも大切だと考えています。
具体的には、健康のためや習慣的に牛乳を飲むことは避けます。
これまでは1日100〜200ml程度飲んでいましたが、嗜好品としてたまに楽しむ程度に変えます。
というのも、冒頭で述べたように僕は乳製品が大好きなのでそれらを全てオフにすることはストレスが生まれ、かえって悪いことになりそうだからです。
カルシウムを摂取したければサプリメントや魚、豆類や海藻類など、その他の食品から摂取すればいいと思っています。
とにかく避けるべきは、牛乳をがぶ飲みしたり、習慣的に飲んだりすることでしょう。そうではなく、嗜好品として楽しむように変えてみてはいかがでしょうか?
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回は牛乳で骨がもろくなるという記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!
牛乳で骨がもろくなるメカニズム
牛乳の栄養素が血液を酸性に傾け、骨からカルシウムを取り出し中和する。
それによって骨にあったカルシウムが減少するため骨がもろくなる。
牛乳とカルマグバランス
理想のカルマグバランスはカルシウム:マグネシウム=2:1。
牛乳のカルマグバランスはカルシウム:マグネシウム=11:1。
僕たちはどうすべきか
牛乳を健康食とみなさず、嗜好品としてたまに楽しむようにすること。
今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!
ではまた!
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