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【オススメ本】今週のナビゲーターは松井玲奈。どんな10冊が出てくるのか?

https://youtu.be/Ynf_ziac69M

今週もやってきました。木曜日。
「木曜日は本曜日」です。
本曜日。

今日は誰がナビゲーターだろう?
今日はどんな10冊が
紹介されるんだろう?

グーグル検索で
「木曜日は本曜日」でクリック。
キャンペーンサイトの
トップページが出てきます。

今週のブックナビゲーターは
元アイドルで、今は女優&作家の
松井玲奈さん。
いつかは出ると思っていましたが、
もう松井玲奈が?
まだいっぱい、クリエイティブな
読書家がいるのになあ。

でも、元AKBだし、
小説も2冊出してるホンモノの作家。
きっと再生回数はすごいんだろうな。

さて、彼女がすすめるのは
どんな本だろうか?
ラインナップをしっかり見てみます。
ほとんどが今の流行作家、
新進作家の物語とエッセイだ。
古典も、自然科学も
ルポルタージュもない。

そうかあ、
エキセントリックな路線を
松井玲奈さんに期待しても
それはお門違いかあ。

彼女のイメージから
一歩も出ないセレクトですが、
彼女は自分には何を求められてるのか?
よく知りぬいてる人なんだなあ。
では、ラインナップを見てみます。

①島本理生
『よだかの片思い』
顔にアザが出来た女性の気持ち…
想像しただけで息が詰まる思いです。
この小説は島本作品で
いちばん読みやすいです。

②千早茜『わるい食べもの』
体に悪いジャンキーな食べものを
開き直って食べ続けるエッセイ集。

③旗野広志
『ぼくが子どものころ、
ほしかった親になる』
現代風の家族論。

④ハン・ガン『菜食主義者』

⑤谷川俊太郎『幸せについて』 
現代最高の詩人はいつでも、
根本的なテーマに取り組み続けます。

⑥辻村深月『盲目的な恋と友情』
いつも癒やしとザワザワが
辻村さんの作品には同居してますね。
心がなぜかザワザワする、
それが辻村深月ワールドですね。

⑦サンテグジュペリ『星の王子さま』
言わずとしれた世界の名作。
逆に、この本がまだ出てなかったのも
ビックリですかね。

⑧羽海野チカ
『ハチミツとクローバー』
芸大を舞台にしたマンガの魁。
片思いがどこまでも繋がる、
悲しい悲しい恋愛コミック。

⑨朝井リョウ『時をかけるゆとり』
若手最高クラスの作家、
朝井リョウのコミカル・エッセイ集。

⑩綾瀬まる『くちなし』
新進作家・綾瀬さんは、
今後も楽しみな人気作家の作品。

松井玲奈さんの10冊は
優しさと温かさと切なさと、
ちょっぴり毒気がまじった感じで、
20代~30代の本好き女性に
ばっちりハマりそうだ。
本を紹介しなれていますねえ。

そのせいでしょうか?
うわ。松井玲奈がこんな本を?
すすめてくるのかあ?
という驚きは、なかったのが
ちょっと惜しかった。

どの本も、きっと
書店に馴染みやすいですね。

松井玲奈はこんな本棚かあ。
ふむふむ。
今後も成長が楽しみな松井さんだ。




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