【倍速再生】小説もいつかは、ビジネス書みたいに倍速や5倍速になる時が来る?

最近は、
ドラマのあらすじは
ティーバーでは、
どんどん配信されてます。

もうテレビ業界は、
個人レベルで倍速再生される位なら、
テレビ界側から先に
倍速ドラマを作り、
配信することを選んだようです。

さて。小説の世界では、
まだ、作家や出版社側から
あらすじを率先してみなさんに
提供はしていませんね。

小説の単行本には、
オビや裏カバーで、
作品内容をチラッと案内する、
ごくわずかの説明がしてる。

あれはあらすじというより、
フックレベルでしょうか。
今は、中身をしっかりめに
知りたいのなら、
アマゾンに書いてある「内容」か、
読書メーターを見るといいですね。

もちろん、ブログやnoteでは
個人レベルで、
人気のある本や、
必読のビジネス書や古典の
あらすじを記事にしてる
人々が既にたくさんいます。

ところで、
あらすじって、どこまでを
言うのでしょうか?

正直、文庫については、
カバー裏の説明で、
まあ、超短いあらすじを 
すでに書いてしまっているのでは
ないでしょうか?

いや、あれは、
買おうかどうしようか?
迷っている人に向けた
フックですかね。
作品の大事なポイントを
短く書いてあるだけで、
あらすじではないか、と?

まあ、この際、
それはどっちでも良くて、
私が気になってるのは、
ビジネス書方面で
何万人もの人が利用している
「フライヤー」という
サイトのことなんです。

今さら何を言ってんの?
もうビジネス書読みには
常識だよ!

はい、そうですよね、すいません。

この「フライヤー」は
何千ものビジネス書のあらすじを
掲載しています。

有名どころから、
流行りどころから、
古典的なものまで。

それがビジネス書読みに
たいへん評判だということが、
どうも、しっくりきません。
腑に落ちないんです。

ビジネス書は、もはや、
著者も出版社も、みずから
率先して、あらすじを
提供しているのかあ…。

一冊5時間かかるような単行本を
10分で読めるよう要約しているそう。
その要約を仕事で依頼された
ライターさんは大変だったでしょう。
でも、大量発注だったとしたら、
いい儲け仕事になったろうなあ。

でも、アナログな私は
こう思ってしまうんです。
「え?それをしていいの? 
著者は悲しくないの?
出版社は悔しくないの?」

何年も前から
「フライヤー」は
アメリカのものをヒントに作られ、
人気なんだから、
今さら何を抗っても
無意味ですが…。

だったら、最初から
短い要約したバージョンを
売ればいいのに…!?

まだ、小説や論考エッセイは
作者も出版社も、
自分からは、あらすじは
提供しない、したくないでしょう。
まあ、一つの意地ですが。

ビジネス書周りは、
それにしても合理的だなあ。
そんな辺りが、
まるで意地やプライドがないのが、
まあ、私がビジネス書を
信用できない哀しさですね。

便利さやお金稼ぎという点では
フライヤーのような
あらすじサイトがあることは
得にしかならないはず。

いつかは、小説や論考やエッセイも
フライヤーみたいな
あらすじ機能のサイトができて、
登録者は数万人??
人は一ヶ月、500円支払うとか。
かえって小説周りも
にぎやかになるのかなあ?

あらすじで気になった本は
改めて自分でちゃんと買う…か。
まあ、問題はそこなんですが。

あらすじがネットに出回ると
本を買う人は、
更に増えるでしょうか?

そうなると、
小説自体のスタイルも、
変わっていくでしょうか。

うーむ。どうなるかなあ?

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