【救い】言葉？絵画？音楽？人は何かに救われる？

人は、しばしば
言葉に救われたり、
言葉に支えられたりする、
とよく見聞します。

たしかに、私も
そうした体験、ありました。
主に受験勉強の時や
社会に出て、最初の会社で
目の前が真っ暗になった時は
自己啓発本を読んで、
勇気をもらってたかもしれません。

でも、30代40代になると、
さすがに、言葉で救われたなんて
体験はなくなりました。

今はまた、
うつ加療中で、
なかなか忙しい仕事の日々。
それなりにピンチな日もあります。
先週は、パニック障害になりました。
そんな時、
何かにすがりつきたい時が
いまもまだまだあるのですが、
その「何か」は
言葉ではないんです。
　
ならば、１枚の絵画か。
だとしたら、カッコいいんだけど、
ちがいます。

ならば、誰かの音楽か？
だとしたら、カッコいいんだけど、
それもちがいます。

今の私は、それこそ、
しょうもないお笑い番組です。
「さんま御殿」
「月曜から夜ふかし」
「激レアさん」
「千鳥の相席食堂」
「上田と女が吠える夜」
「オモウマい店」
「マツコの知らない世界」
「水曜日のダウンタウン」
「アメトーク」
「千鳥かまいたちアワー」
「マツコと有吉のかりそめ天国」
「あちこちオードリー」
「ダウンタウンDX」
たまに
「有吉の壁」
「千鳥のクセすごGP」。

こうした番組を、
夜、一人で部屋で観ていたら、
日中の誰かに言われた顔や
心に刺さった言葉の矢が
知らないうちに、
洗い流されていきます。
たくさん笑うからでしょう。

一説には、
笑い声を耳にすることで、
気もちが洗い流されるとも
聞きました。
お笑い番組って、
スタジオの観覧者が
よく笑っている、その笑い声が
私のメンタルを
ストレスから解放してくれている、
というわけです。

観覧の方々に
私は助けられているのですね。
本当にありがとうございます。

「ありがとうございます」。
一説では、
このお礼の言葉をいう時間、
おそらく５〜７秒のあいだだけは
憎しみや怒りの感情が
ストップする、
そうして、呼吸し、脳に酸素が
送られるから、
とりあえず、メンタルが
落ち着くんだそうです。

最後は、
感謝した時はなるべく感謝の言葉を
口にしましょう、という話でした。