ミュージシャン&作家の尾崎世界観オススメの10冊は?

今週も、著名人がオススメの10冊をオススメしてくれる木曜日。
今回は、クリープパイプの尾崎世界観さん。
デビュー作『祐介』は良かったので、尾崎さんがどんな10冊を紹介するのか興味津々。

①高橋源一郎「誰にも相談できません」
②寄藤文平「死にカタログ」
③尾崎一雄「閑な老人」
④薮内亮輔 歌集「海蛇と珊瑚」
⑤深沢七郎
「言わなければよかったのに日記」
⑥古賀史健
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」
⑦村上龍「ライン」
⑧重松清「疾走」
⑨西村賢太「一私小説書きの日常」
10 丸山健二「夏の流れ」

おー、これは、バラエティ豊かなセレクトですね。
尾崎さんのことが好きになりました。
一冊めに、高橋源一郎を持ってきて、
深沢七郎をだし、渋さと骨太さを匂わせてきました。そこへ、西村賢太、それから、丸山健二さんで〆るとは。
丸山健二は、読める人にはハマるし、読めない人には手が出ないんですが、尾崎世界観は丸山健二を読めるんだあ。参りました。
「疾走」は重松清で、唯一、人情話にはならない、パンキッシュな作品ですね。
海外作品が入っていないのがちょっと惜しい。また、女性作家がいない。まあ、そこを先に気にしながら、心からのセレクトをするのは、難しいかな?

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