見出し画像

【酔う】お酒のある人生、お酒のない人生、どっちがいい?

5年前に禁酒しました。
うつを完治させたくて。

タバコを止めた時とは、
大きな違いがあります。
タバコは毎朝、起きると
しんどかったので、
自主的に簡単に止められた。
今は嫌煙家でさえある。

さて。お酒は、うつ治療のため、
背水の陣の覚悟で止めた。
これ以上酒を呑んで、
うつをこじらせ、長期休職したら、
いずれは解雇されるだろう?
だから、お酒を止めました。

病院のお医者さんによっては
酒を呑んでもいいけど、
酒を呑んでから2時間あけてから
うつの薬を呑んでね。
そんな話が一般論ですが、 
「チクショー、絶対うつは治してやる」
と思えば、お酒は断つしかない
と感じたんです。

禁酒生活のメリットはなんだろう?
まず、健康的になる。
朝起きると体が軽い。
お腹もゆるくない。
快活な生活になったかもしれない。

誰かに飲み会に誘われても、
行きたくない時に断りやすい。
「あ、私、酒、止めたので」と。
タテマエが必要な、
緊張感が伴う会食はほぼ全て
断る最大のリーズンが
禁酒により、手に入りました。

さて。
では、お酒のない生活の
デメリットはなんでしょうか?

まずは、月イチの私の至福タイム、
焼肉に行く時です。
隣りの席の方を観ても、
お酒を一緒に呑んで
席が盛り上がっている。
さぞや美味しいんだろうな。

友人知人との会食は、
ほぼ絶滅してしまい、
存在もしてない位ですが、
1ヶ月のご褒美に、
焼肉に行くんですが、
お酒を飲んでる席はたいてい
ワイワイとにぎやかそうだ。
それがちょっと羨ましい。

でも、どうしてか、
酒飲みには、共通のノリがある。
1軒いって、はい2軒目いって、
はい3軒めだぞ!というのが
当たり前な友人たちとは、もう
会食できなくなった。

いい歳したおじさんが
1軒目で帰るだと!!
と、帰り際で、
来い、帰る、来い、帰るの
ひと問答が起きるのも面倒だ。

そんな風にして
「付き合いの悪い奴」となった私は
ほとんどの出会いの機会も
なくしているでしょう。
これじゃ、彼女候補の人と
知り合うチャンスも失ってる気がする。
でも、その人がお酒飲みのノリを
ガンガンもっていたら、
まあ、恋も始まらないから、
まあ、いいかな。

5年前以前には、
編集者として、漫画家やデザイナーや
ライターさんら誰かと会食して、
そんな場面では、お酒は当たり前に
セットとして飲んできました。
それも仕事だから、という理由で、
経費で呑んでました(汗)。

それが、もう今は事務部門だから、
取材費や会食代の領収書を、
経費では落とせなくなりました。
だから、今では、
喫茶店に行っても
代金は落とせないから
私も相手も、みな自腹になってしまう。
まあ、それが当たり前でしょう(汗)。

私が経費で落とせなくなったことに
気づいた作家やライターさんは、
割り勘にしてくれます。
私は申し訳ない気持ちになる。
ごめんね、ご馳走できなくて。
それでもなお、会ってくれる人が
本当の関係性ですね。

これから、生きてく上で、
うつも治って、
また、お酒は飲みたいですかね?

うーん、どうだろう? 
お酒呑みのイケイケなノリがないなら、
私はアルコールフリーの
ビールを飲んで
一軒目でさくっと帰りたいな。

後は、お正月のオトソくらい。
縁起物として、ひと口もらう。

ただ、ちょっと思うんですよ、
人間の精神衛生上、
たまに酔うこと、陶酔することは、
メンタル上は大切なことではないか。
全く酔わない人生はいつか、
不安や孤独がたまり続け、
爆発してしまうんじゃないか?

まあ、noteもある意味では、
酔う行為なのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?