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【優良図書】あなたの記事は優良?不健全?

東京都のホームページを見てると、
「優良図書の推奨」とか
「不健全図書の指定」という
ページがあります。

毎月、そこでは1~3冊、
優良と推奨されたり、
不健全と指定されています。

主には、性表現について
過激に見える内容で、
青少年への影響が心配という場合が
ほとんどです。

これを見た書店は、
たとえば、普通のマンガ売場から
成人マンガコーナーに移して
ひっそり売るようにしたり
するかもしれません。

ですが、
まあ、即販売中止に!
ということもありません。

本当に危なくて、発売禁止に
なんて事態なら
サイトでタイトルを挙げておくなんて
悠長なことはせずに、
出版社に直接連絡きますよね。

私の出身地・和歌山県は
なぜか、私の会社のマンガで
時折り、不健全図書だと指定してきます。
47都道府県の全部から、
そうした指定がくるなら
よほど刺激的なのかと反省しますが、
なぜか、和歌山県だけ…
私の会社のマンガを悪書だと
指定してくるんです。

さすが、農業立国、
保守大国の県だなあ(汗)。

東京都も、
公明党などが熱心に
こうした悪書指定を続けています。
今月はこんなに大量に
候補本を読んだ上、
実際に何冊か指定しました、
という、官吏の、
仕事してますよアピールを感じる。

実際に見ると、
そんなに過激でもない場合が
多いんですけれど…。

まあそんな話は、これくらいにして。

もしも、万が一、
自分の記事が「優良」だと
推奨されたら嬉しいかしら?考えてみる。
それはちょっと微妙かもしれない。
東京都や一部の政治家にとって
「優良」ってお墨付きにされるのは
今の世間の価値観から離れない、
いい子ちゃん、きれいごとだって
言われた気がするんです。

逆に不健全図書に指定される方が
誇らしい気がするかも(笑)。

宮沢賢治くらいすごいと
賢治作品群はほんものの
優良図書でしょうけれど、
本屋大賞系の、最近流行りの
シリアス、かつ、癒やし小説って、
予定調和だから深みがないなあって
思ってしまいます。 

とはいえ、
何でも悪態つけばいい訳でもなく、
自虐的であればいい訳でもなく。

心の深いところからの言葉。
それをまた深いところへ届けたい言葉。

読んでて骨太さを感じさせてくれる
本や記事って、どんなものなんだろ?

その正体を突き止めたくて
今も、これからも、私は
noteを書いていくしかないですね。

なんだか完全に
尻すぼみですねえ(笑)。







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