【読書100冊到達した感想】読書って結局意味ある?

この記事では

結局、読書って意味ないの?
成功するためには読書が必要?
読書をすればどんな変化がある?

という疑問を解消します。


結論から言うと、

僕は読書によって人生が変わりました。

ですので、確実に読書に意味はあると思っています。


この記事では、なぜ読書に意味があると断言できるのかを説明していきます。

また読書全てに意味がある訳ではなく、読書に意味がない場合もありますので、意味がある読書と意味のない読書の違いについても話していきます。

読書に意味があると断言できる理由

読書に意味があると断言できる理由は、読書をすることで以下のメリットがあるためです。

話題の引き出しが増える
自分の知識が体系化していく
人生で正しい方向を選択できる
日常で迷いがなくなる
知的好奇心を満たすのが単純に楽しい

それぞれ詳しく説明していきます。

話題の引き出しが増える

僕は読書をすることで明らかに話題の引き出しが増えました。

でも、読んだ本の内容についてしか詳しくなれないでしょ?

と思いますよね。

実はそうではないんです。


大抵の本では1つのテーマに対して話を展開していくのが普通ですが、必ずしもそのテーマに関することだけを話すのではありません。


例えば

様々なジャンルの研究結果を持ち出したり
全然関係ないようなカテゴリーの話を使って分かりやすく解釈したり

など、別ジャンルの話も多く登場するのが普通です。


その結果、自分が興味のないジャンルや選ばないようなジャンルの内容であっても、自然と多くの知識が身についていきます。


そんなカテゴリーの本読んだ覚えが無くても

何か聞いたことある!
あ、似たような内容知ってるぞ!

となることが明らかに多くなりました。

自分の知識が体系化していく

これはある程度の冊数を読んで気づいたことなのですが、

別のジャンルの本を読んでいるはずなのに、知識が繋がって関連している

と感じることがあります。


具体的には

別の著書でも同じ文献を参照している
別の著書で、同じようなエピソードが出てくる
別の内容の学問なのに、共通した考え方が使われている

というような感じです。


これを感じると

様々な著者の知識のネットワークがなんとなくわかってくる
そのジャンルの学問の最前線はこの辺なのかなとわかってくる
自分の知識が極端なものではなく多くの有識者の間で共有されているものなんだとわかる
世の中は一定の共通したルールに基づいているという真理が感じられる

という感覚に襲われます。


こうなると

自分の知識を信じることができ、自信を持って語れるようになる
初めて知る物事でも、共通した法則を使ってある程度予測できるようになる

となります。

抽象的な話なのでイメージしづらいかとは思いますが、個人的にこれは読書をしてかなり衝撃的な出来事だったので、是非体験してほしいです。

人生で正しい方向を選択できる

自分に様々な知識がついていくと、

その知識を使って正しい方向に人生を進めていくことができる

となります。


具体的に僕の場合は

どんなキャリアを歩むべきか
どうすれば仕事が楽しくなるのか
休日どんな時間の使い方をすべきか
どんなお金の使い方をすべきか
ただしい投資の仕方とは
人付き合いの正しい方法とは

などなど書ききれませんが、このような知識を得ることができ、正しい人生選択をすることができるようになりました。


後でもお話ししますが、基本的に

読書は自分の問題を解決するための本を読むことで重要な意味を持つ

と思っています。


人生でどうすれば良いのかわからないことは、大体すべて本に書いています。

ですので、問題があるたびに本にたずねることで人生での迷いがなくなっていきます。


自分の人生での悩みやわからないことを1つずつ解消していくと、徐々に生きることで分からないことが無くなっていく感覚になります。


僕はこれで、かなり世界をクリアに見ることができるようになり、人生の見通しが良くなりポジティブに生きていくことができるようになりました。

日常で迷いがなくなる

先ほど本が人生での問題を解決してくれると言いましたが、それは日常での些細な迷いがなくなっていくということでもあります。

人間は1日に35,000回、決定をしている

と言われていますが、この決定や迷いによって意外と大きなエネルギーを消費しています。


日常でどんな生活を送れば良いのかについても、もちろん本に書いています。


例えば

食事をいつどんな物を食べれば良いのか
睡眠は何時にどう取れば良いのか
お風呂はいつ・どう入れば良いのか

などなど、全て本に書いています。


このように、生活レベルでも人生が最適化され、自分に合った生活を送ることができるようになっていきます。

知的好奇心を満たすのが単純に楽しい

読書で単純に知的好奇心を満たすことは、シンプルに楽しいです。


例えば、

なぜ人間は多くの動物と違って特定のパートナーを作るのか
なぜ生物には老化や寿命があるのか
宇宙や地球はどうやってできて、今後どうなるのか
神は実際いるのか、いないのか
なぜ人々は色々な性格の人がいるのか

などなど、僕はこれら全て本から知ることができました。

ちょっと気になりませんか?

このように、「単純に気になることを知って楽しい」というのも十分意味のあることだと思います。

これらの知識も意外なところで登場したり、関連付いたりすることがあったりもします。


僕は個人的に、このような「世界がどうできているのか」みたいなテーマに興味を惹かれて、色々と著書を当たったので、かなり世界の成り立ちを理解することができました。

意味のある読書と意味のない読書の違い

ここまで読書の意味について話してきましたが、一方、意味のない読書もあると思っています。

それは以下のような読書です。

ただ人気だから読んでみる。
ただ評判が良いから読んでみる。
ただおすすめされたから読んでみる。

という、受け身な

目的のない読書

は意味のない読書になる可能性が高いです。


なぜなら、このような読書は

その内容に感動したり、面白いと思ったり、自分の知識になる可能性が低いため

です。


そもそも読書の意味とは、その本を読むことで

感動したり、面白いと感じる
その知識が自分の糧となり、人生に活きる

ということだと思います。


目的のない読書をしてしまうと、このような意味を得られる可能性が低くなります。

なぜ、目的のない読書が意味のない読書になるかというと、

1.自分が求めている情報が書いている本
2.何が書いてあるかわからない本

だと、明らかに前者の方が自分に刺さる本になるからです。

後者の本がどれだけ人気だったり、評判が良かったとしても、

それが自分の求めていない情報なら、面白いとはならず知識として定着もしないので読む意味はありません。

人が求めている情報や人の本の好み等は様々なので、「人気=面白い」とは全然ならないからです。

もちろん、人気本を読む際も、最初は興味が無かったとしても、読んでいるうちに「面白い!」となることもあるので、

「人気・評判が良い・おすすめされた」というきっかけで本を選んで読む

というのは良いと思います。


ですが、あくまできっかけです。

内容をチラッと見てみて興味がなさそうなら、読むのをやめるべきです。


面白くないと思いながら読んだ本の内容は、知識としても定着しません。

意味のある読書のやり方

つまり、意味のある読書にする方法は

自分から能動的に本を選んでいく

ということです。


具体的には

自分の悩みを解決してくれそうな本を読む
自分がわからないことを教えてくれそうな本を読む
自分が「これは絶対面白そうだ」と思う本を読む

などです。


このように、

自分が~~をしたいから、そのために本を読む

という目的志向が重要です。

この「~~」は具体的であればあるほど良いでしょう。


例えば

最も自分に合った投資の方法を知りたいから読む。
人の身体の仕組みを知りたいから読む。
この著者の神に対する考え方を知りたいから読む。
この著者特有のエロティシズムを感じたいから読む。

とかですね。

このように本を選ぶことで

感動する確率が高い
面白いと思う確率が高い
知識が定着しやすい
人生に活かせる知識を得られる

となります。


僕も100冊読んである程度分かりましたが、正直、本は面白い本もあれば全然ダメな本もあります。

内容やクオリティが純粋にダメな本もあるし、単純に自分に合っていなかったという意味のダメな本もあります。


本は無数にあるので、適当に本を選んで面白い本に当たるというのはかなり難しいです。

しっかり選んでも、当たり本と微妙な本があるくらいですからね。


読書を好きになれない人というのは、ここを勘違いしている人が多い気がします。


適当に人気な本を選んで、

やっぱり読書おもしろくな~い

となっていると思いますが、正直、適当に選んでいたらおもしろくないのは当たり前です。

当たり前だが読書をすれば必ず成功できるわけではない

読書は成功するための要素として取り上げられることが多いですが、僕の考えは

読書をすれば必ず成功できるわけではない

でも、

成功する可能性をかなり高めることができる

と思っています。


もちろん、成功の定義は人それぞれですが、


人が想像し得るような「成功」は過去の多くの人がすでに成し遂げていることがほとんどです。

そしてその結果、その内容や方法が本になっています。


つまり、大体の成功は

本を読めば、どうすれば成功できるかある程度わかる

ということです。


もちろん、実際にそれを実践するとなると

細かいところでわからないことがあったり
そもそも実践するのが難しい

ということが多いです。


ですので、本を読んだからと言って必ず成功できる、とはなりません。

そこはその人次第です。


でも、過去の成功者の人生や方法を知ることで、確実に成功できる可能性が高まることは間違いないです。

100冊読書する前と今を比較して思うこと

最後に、僕の体験談を詳しく書いて終わりにします。

僕は社会人3年目くらいまで、ぜんっぜん読書をしていませんでした。

読書って眠くなっちゃんだよねぇ
Youtubeとかから情報は取り入れられるよ

とか思っていました。


ですが、本を読むコツを知ったことをきっかけにどんどん読書するようになり、今では、習慣的に毎日読書をしています。


そして社会人4年目くらいから本格的に読書を始めて、最近100冊に到達しました。


読書をしていなかったあの頃の自分を思い出すと
マジで何もわかってなかったなぁ
もはや赤子
何もわかってないのにわかった気になってるところがさらに恐ろしい
もしあのまま読書していない人生を送っていると思ったら怖い
Youtubeと読書で得られる情報の質の違いがわかってなかった

という感情が湧き上がってきます。


大体2年くらいで100冊を読んだので、ペースとしては遅いほうだと思いますが、

たった2年でも、僕の人生はガラリと変わりました。


この2年でわからなかったことはどんどんと解決され、特に

人生とは
世界とは
幸せとは
成功とは

など、自分の中の大きなテーマはほとんど解決されつつあります。


もちろん、まだまだ未来の自分から見ると、今の自分は赤子なんだと思いますが、

このペースでの成長をこれからもずっと続けると思うと、どんな人間になるのかと未来にワクワクします。


それくらい、今までの人生を思い返しても読書によるレベルアップは大きかったです。


もし、今

読書をすべきかなぁ

と迷っている人がいるなら、絶対に読書はするべきです。


多くの偉人や成功者たちが口をそろえて「読書をせよ」と言っているように、読書には疑いようのない効果があります。

成功したい・成功したくない、関係ありません。


人間でいる限り、何らかの悩みや好奇心はあるはずです。

本はそれを必ず満たしてくれます。


是非、この際に読書をしてみてください。

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