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カワセミレポート

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空堀川の上流域をカワセミのメス(マザー)が縄張りとしています。ここには、水があり、餌となる魚がおり、何よりも巣穴を確保できます。カワセミにとって、産卵して雛を安全に育てるためには…
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2024年1月の記事一覧

【カワセミレポート 240112】午後の陽射しに誘われて

【カワセミレポート 240112】午後の陽射しに誘われて

一泊二日の検査入院(1/11,12)を終えて、武蔵村山病院から昼前に帰宅した。外は眩しいくらいの陽射し、3月中旬の陽気とか。昼食を済ませ近場の自転車散歩に出た、カメラを持って。自転車では「散歩」にならないと、いつもカミさんに言われてはいるのだが。

空堀川のいつもの河原には、学校を終えた子どもたちがあちらこちらで遊んでいた。ということで、今はここにカワセミは寄りつかない。目に入った遊歩道の生垣の蝋

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【カワセミレポート 240121】朝のカワセミ ペリットを吐く

【カワセミレポート 240121】朝のカワセミ ペリットを吐く

天気の穏やかだった昨日(19日)の午後は十日振り、そして翌朝(20日)と空堀川のカワセミ観察に出た。昨日は中流域、今朝は上流域の観察ポイントに向かう。それぞれの様子を紹介しよう。朝はカワセミのペリットを吐き出すシーンを撮った!

カワセミの餌はそもそも魚、スジエビ、ザリガニの類を丸呑みにする、それで、骨や殻などが消化できずに残る。その残骸を固め丸めたものペリットといい、カワセミはそれを時々口から吐

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【カワセミレポート 240131】昼下りの空堀川

【カワセミレポート 240131】昼下りの空堀川

寒さが1年のうちでもっとも厳しい時期、が、今日(31日)は大変に暖かい!小春日和に誘われて昼の空堀川を歩く。上流域と1キロ程離れた中流域、どちらも見かけたカワセミは直ぐに橋の下に入ってしまった。一度橋の下に入ってしまうと暫くは出て来ない。

仕方なく1キロ程離れた中流域へ。ここでも止まり木に佇む別の個体のカワセミを見かけた。が、こちらも直ぐに橋の下に入ってしまった。

間もなく、小学校の下校時間に

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【カワセミレポート 240126】止まり木はカワセミの生命線

【カワセミレポート 240126】止まり木はカワセミの生命線

木曜(25日)の午後、明るい陽射しに誘われてカワセミ観察に出る、空堀川の中流域。その河原には人がいて、これではカワセミが寄り付かない。諦めて、他を周って戻ってくると、河原の人は去り、ここを縄張りとするカワセミが戻っていた。

ここは巣づくりに適した「土」はないが、カワセミが餌場とするには格好の場所。遊歩道からは適当に距離があり、何よりも川面に大きく張り出した絶好の止まり樹が2本ある、この樹の枝から

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