JUN OSON

イラストレーターです。Twitterの140文字では足りない、ブログも今さら…ってこと…

JUN OSON

イラストレーターです。Twitterの140文字では足りない、ブログも今さら…ってことで始めてみます。

最近の記事

子どもの存在は制作に影響を与えるか?

昨日ロサンゼルから戻ってきた。実は現在、自分の個展がロサンゼルで行われている。 https://www.harmanprojects.com/exhibitions/71-jun-oson-loiter/ 2日前にその個展のオープニング・レセプションだった。そこでタイ出身で現在はロスに住んでいるアーティスト、アルトさんと話す機会があった。タイは今月末に家族旅行するので「月末にタイに行くよ!」「本当に!?」なんて話をしてたわけだけど。 そのアルトさんと彼の妻、ロスに住む日本

    • SNSで他者を批判する気持ち

      先日、ふとしたことで夫婦喧嘩が起こった。自分はイライラした気持ちを抱えたまま仕事場に行くことになった。イライラしながらも仕事にとりかかるべく、まずはSNSのチェック、その後はメールチェック、制作へと進むはずだった。 しかし、Xを開いた時に誰かがリポストした、誰かのこんな投稿が目についた。「年収100億の夫がいたとき、妻が働いて年収300万円を足す経済的合理性ってあるのかな?」みたいな投稿だ。その数日前に結婚したばかりの大谷翔平のことを言っているんだと思う。僕は調べていないが

      • 目に見えないものを信じてみる。

        自分の両親は実に合理的だ。必要でないものは削り、どうしても必要なものだけ用意した。今でいうところのミニマリストのように徹底していたわけではないが、その傾向は強めだった。 例えば、旅行。行ったことがない、というほどではない。特に小さい頃は母方の親族と一緒に10人以上で大きな旅行をして、それはそれは楽しかった。父が勤める会社が保有する保養所も何度か行ったことがある。だけどそれ以外に「夏休みはここに行こうか!」となどとなった記憶はない。なんというか「たまには必要だよね」というレベ

        • やっぱり、

          書くことがない(笑)。なんなんでしょう。前はもっとフランクにサクッと書けたんですけどね。文字で表現することが無くなった、ってことなのかな? 何度か「あ、これをnoteに書こうかな」と思いつくものの、実際に書き出すと下書きを書いては消して…の繰り返し。 別になんの問題もないんですけど(笑)。

        子どもの存在は制作に影響を与えるか?

          noteを再開してみよう。

          日々、色々と考えることがありますよね。あれってどうなんだろう?これってどうなんだろう?と。でもそれは頭の中をグルグルと回ってどこにも出ていくことなく知らない間に消滅している。特にそれで問題ないと思うのですが、自分は一端の表現者。作品を制作することが人生においてけっこう重要な要素です。 そういう人間にとって何かを外に出すというのは、自分の考えがまとまるというか、グダグダした頭の中を少しばかり整理することになるし、気分転換にもなるよなーと考え至ったわけです。 もっと言えばPo

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          アシスタント募集!

          現在も内田修平くん(Instagram ID : @heidauchingschu)というアシスタントがおり大変助かっているのですが、個展のお話が増えてきたのを受けてアシスタントを募集します。以下、条件です。 ●アクリル絵の具を使ったことがある方。 ●日給制で食事代は別途出します。 ●だいたい朝から夜までということが多いです。 ●常にお願いするわけでなく制作期間にお願いします。 ●スタジオが鎌倉なので通いやすい(通える)方。 ●基本的には融通は効きます(今日は早く帰る、など

          アシスタント募集!

          The Blockchain Certificate

          The purchasers who live overseas often ask me “does the artwork come with a certificate of authenticity?” Actually, I hadn’t issued it before. I think the autograph proves it’s authentic, however, the certificate will be very important in r

          The Blockchain Certificate

          ブロックチェーン証明書

          多くは海外にお住まいの方からですが「作品証明書はついていますか?」と質問されます。実は僕は今まで作品証明書は用意したことはありませんでした(ディーゼルでの展示ではディーゼルが用意してくれました)。サインが入ってるのが証明では?と思うのですが、二次流通を見越した場合に必要なのかな?いずれにしても今後は作品証明書をほしいと言われることが増えそうです。 今までは"作品証明書"というと紙に「これはJun Osonの作品で間違いないです」と書いてあって、アーティストのサインが入ります

          ブロックチェーン証明書

          勝手に"書き出し小説"の続き。

          「冬の金玉は揺れない」 ユキはそう小さく呟くと、口元だけで笑った。サージカルマスクをしているのでユキが笑ったことに気づいた人はたぶんいない。 クリスマスのちょっと前、小さな公園のベンチ。その言葉をナオキの口から聞いたときは一瞬何を言ったのか理解できなくて、手に持っていたコンビニコーヒーを見つめたまま固まってしまった。「寒いから縮こまってるんだよ。見る?」とナオキが続けるので大笑いしてしまった。ナオキは普段はボーっとしていて「めんどくさい」が口癖の男だったが、たまにボソリと切

          勝手に"書き出し小説"の続き。

          個展「D_I_S_T_A_N_C_E」終了しました。

          2020年10月30日からDIESEL ART GALLERYにて開催されていたJun Osonの個展、「D_I_S_T_A_N_C_E」が2021年2月4日をもって終了しました。お越しいただいた皆様、作品やグッズを購入していただいた皆様、本当にありがとうございました。 この個展は僕にとってターニングポイントとなる個展です。たまにインタビューなどで「ターニングポイントとなった出来事はありますか?」と聞かれたりしても「そう聞かれてもなぁ」と答えに困っていたのですが、やっとでき

          個展「D_I_S_T_A_N_C_E」終了しました。

          ブックカバーチャレンジ

          山の友達でもあるJackie Boy Slimさんからバトンが回ってきたのでせっかくなのでやってみます。 "7日間ブックカバーチャレンジ"とは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を一冊7日間UPして行きます。本についての説明は必要なく表紙画像だけをUP、さらにその都度友達を招待してチャレンジへの参加をお願いするというのがルール。 とのことですが、7日間毎日アップできるほど時間もないし、1投稿につき1人指名するのは大変なので一気に7冊(で収まってないけど)

          ブックカバーチャレンジ

          Netflixドラマ『フォロワーズ』の感想

          Netflixにある蜷川実花監督作品である『フォロワーズ』。Twitterのほうでは3話観た段階で感想は綴ってたのだけど「何か言うならちゃんと観ないとな」という気持ちもあり全部観てみた。 確かに、東京やきらびやかなクリエイターの世界の描き方とか物語の中で語られる価値観などの演出・BGMのチョイスは古い。特に予告の仕方が”SNS時代を生きる若者たちを描く”みたいな印象を受けたので、現代を描くのにこの古さは致命的だと思った。まったく逆じゃん。だけど、最後まで観てわかった。”SN

          Netflixドラマ『フォロワーズ』の感想

          いよいよ北京へ

          いよいよ北京での個展が始まる。北京の朝陽区798芸術区という区の情緒美術館というギャラリーでの展示だ。15点ほどの新作と6点ほどの既存作品での構成となる。お客さんが来てくれるか心配だ…。 まぁ、やれることはやったしギャラリー側は色々とプロモーションしてくれているので、あとはなるようになるだろう。むしろ、今後気になるのは北京観光だ(北京へは家族で行く)。今まで僕はパリとアメリカ(LA、サンフランシスコ、ハワイ)しか行ったことがないのでアジア圏への旅行は初である。若い人は英語を

          いよいよ北京へ

          3年ぶりの個展を中国で

          SNSではすでに告知しておりますが3年ぶりの個展を中国は北京で開催します。詳しい情報はギャラリー側からOKが出てから発表しますね。っていうか本当はこんなの書いてないで制作を進めろって話なのですが、意外とこうやって文章を打つのって頭が助走状態になっていいのです。 しかし、初めての海外での個展が中国。しかも北京。台湾とか香港(今大変なことになってますね…)ならまだしも北京。まったく想定外な角度でした。まわりでも台湾とか香港に関しては「行ってきた!ご飯美味しかったよ」なんて話も聞

          3年ぶりの個展を中国で

          わざわざ自信を無くしにいく

          自分の情緒はおおよそ一定だ。それは幼少期の頃からだからそういう性格なんだと思う。 でも、それが揺らぐ時がある。SNSで知ってる作家の活躍を見たり、催された会に呼ばれてなかったり、そんな感じのことをみかけた時だ。 たぶん、多くの人はそういう経験をSNSでしたはずだ。これってなんなのだろう?すごく無駄なことじゃないかな?わざわざSNSをひらき「あぁ、みんなすごいな。楽しそうだな」と思って日々積み重ねた自信を自分で壊す。自分なんてたいしたことない、と。 自分の話でいえば、自分

          わざわざ自信を無くしにいく

          Youtuberって。(3)

          今自分がハマっているYoutuberの話をしようと思ったのだけど、めちゃくちゃ長くなりそうなのでやめました(笑)。なぜ、こんなに長々とYoutuberの話をしてきたのかというと、要は「Youtuberやってみたら?」という気持ちがあるから。 もちろん、Youtuberとして食べていくのは相当難しいことだと思う。じゃなければみんなやってるよね。だけど、ある程度分析して、本腰入れてやればそこそこいける気がする。例えば「ハワイ」で検索すると色んな旅動画が出てくるけど、ピンからキリ

          Youtuberって。(3)