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海外サッカーへの挑戦 [アルゼンチンでのセレクション]

こんばんは。
Jリーグが開幕しました。
東京は緊急事態宣言下なのでスタジアムに行こう!とはなれないですが、週末の楽しみは増えますね。

僕がアルゼンチンで挑戦している、【無双ARGENTINA C.F.】も間もなくリーグ戦が始まります。

今週末、2度目のセレクションを行い、そこでも色々な学びがありました。

今日は、【文化の違いをセレクション集客でも感じた】ことについて書きたいと思います。

そういえば、
2021シーズンユニフォーム決定しました!
かっこよく仕上げてくれたデザイナーさん、Muchas GRACIAS!!

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セレクションへの応募数は先月が100名、今月も50名を超えました。

僕らみたいな小さなクラブにしては、沢山の希望者に集まってもらえて感謝しています。ありがとうございます!!

さて、ここからが本題、「文化の違いで告知期間を変える」についてです。

2021シーズンに向けて、セレクションをやろうよとスタッフ同士で話したのが昨年11月頃。2カ月過ぎても現場からは何も言ってきません。

そこに突然、現場スタッフから「1月28日にセレクションをやるから、告知お願い!」とメッセージが届きました。

今日は、1月20日。

わかってますよね? 
募集期間が必要だってことを・・・

「1週間前だと告知遅すぎでしょ、選手集まるの?」とブツブツ言いながら、1ヵ月前告知が当たり前と考える純正日本人の僕は、半信半疑で告知を始めます。

すると心配をよそに、数日で100人の申し込み枠が埋まりました。

「なんでなの!?」

スタッフに聞くと、アルゼンチンの場合は1カ月前に言われても予定が分からないから、1週間前に教えて欲しい、空いていたら行きます。とこんな感じのようです。

でも、予想以上の応募に「ボールの数が足りない~、ビブスが足りない~」と当日までバタバタしている現場スタッフをみると、やっぱり2週間は必要なのではと思ってしまう日本人の僕。。。(笑)

考えてみると、アルゼンチンの生活は不確定要素が多すぎて、前もって決めておく事が出来ないのだと分かりました。今日100円だったものが、1カ月後には300円になってしまう国で、予定を立てて行動するのは難しいという、経済的な背景があるようです。

経済や文化を理解したうえで、集客をかけるタイミングを考えることを学びました。

セレクション当日の参加人数も、申し込み人数の30~40%しか来ないことが多いです。参加率を伸ばしたいとは考えていますが、今のところ本気でプレーしたい選手だけが参加してくれていることと、まずはクラブの存在を知ってもらう目的であれば、今の告知方法で良いのかなと思っています。

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既存選手との関係
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セレクション後、数人の選手がチームを去ることになりました。それは、監督やクラブからクビを宣告されたわけではなく、セレクションから入団してきた選手の方が、実力があると感じたからとの事でした。

ライバルを追い越そうとするのではなく、自分の実力にあったクラブを探そうと考えるようです。僕は、もう少し頑張っていこうよと思いますが、実力に見合うクラブに移籍することも、プロに近づくためには必要なことだと思うようになりました。

例えば、4部リーグで試合に出られなくなり、一昨年は5部リーグでプレー、昨年4部リーグ、今年は1部リーグへと個人昇格して、自分の価値を高めていく選手が頻繁に出るのが南米サッカーの魅力の一つであるからです。

そんなことを考えた時に、高校生年代のサッカーが学校と紐づいている日本は、少しもったいないような気がします。1つの学校・部活・監督に合わなかっただけで、試合に出られず埋もれてしまう選手がいるのであれば、日本サッカーの発展には繋がらないはずなので。


☆☆☆

・無双ArgentinaC.F.は、アルゼンチンリーグに挑戦し、2026年2部昇格を目指しています。

・声で繋がるフットボールコミュニティ

・無双Argentinaのオフィシャルソング
曲を聴いてチームを応援。


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