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過去の自分に再会 | 癒しの瞑想

今年もまた息子の誕生日がやってきました。
今年は15歳。
えーっまさか・・・と思います。笑
時が経つのは、本当に早いです。
健康にここまで育ってくれてありがたいです。感謝です。


2年前の彼の13回目の誕生日・・・

当時1年間かけて、わたしは(飽きもせず)2度目のヨガティーチャートレーニングを受けていました。(ヨガというその言葉の中には、さまざまな要素が入っているので、全く同じヨガトレーニングという物は存在しないのです)

その一環で、たまたまその日に『compasion meditation 思いやりの瞑想』をやりました。

先生の声に従って行う誘導瞑想でした。


まず初めに、リラックスして座ります。

先生の誘導はこう続きますー



あなたの大切な人を思い浮かべてください。
そしてその人に、自分の心のなかで話しかけます。

あなたが、幸せでありますように。
あなたが、辛く、苦しくありませんように。
あなたが、喜びがあり、ワクワクしていますように。
あなたが、健康でありますように。


と始まって、次にはー

心配事や不安がある人に向けて、、、
苦手な人に向けて、、、
名前も知らないけど同じ街/地域に住んでいる人に向けて、、、
動物や植物も含め、全ての命に向けて、、、


それぞれ心のなかで語りかけます。

あなたが、幸せでありますように。
あなたが、辛く、苦しくありませんように。
あなたが、楽しみでワクワクしていますように。
あなたが、健康でありますように。



そこまでは、まあ普通に、

「あーそうか、はい、わかった。できる。」

と、先生の誘導の声の通りに、その対象を自分のなかで思い描いては、心のなかで言葉をかけていました。



そして最後に、

では、あなた自身を思い浮かべてみてください。
ここに座って、私の声を聞いているあなたです。
そしてあなた自身に話しかけます。



あなたが、幸せでありますように。

えー、変な感じ・・・でも keep going 続きます。



あなたが、辛く苦しくありませんように。
あなたが、楽しくワクワクしていますように。
あなたが、健康でありますように。


ここでもう、ガーっと涙腺崩壊・・・😭

別にいつもの一日、たまたま息子の誕生日だけど。
なのに、なんなのこの涙は?!

と、自分が自分にびっくりしていました。



・・・しばらくして、思い出しました。

息子を出産後、出血と腫れが酷く、人生初の全身麻酔、緊急手術&輸血。
当時引越したばかり、近くに友達も知り合いもいない場所、夫は新しい職場で大忙し・・・そんな状況で、傷が癒えないうちから当時3歳の娘と新生児との生活。

大変だったなー。わたし。。。
と思い出しました。

わたしは幸せだったけど、辛く、苦しかったのです。
楽しかったけど、孤独で、寂しかったのです。
健康だったけど、痛かったのです。
強い痛み止めも体に残っていたし。

自分の表側の意思よりも、身体の奥の方が勝手に 「思いやりの瞑想」に反応して、涙が出てきていたのでした。


「わたしって、、、確かに大変だったけど、過去の話じゃん。いまだに、こんな言葉だけで泣けてくるほどだったの?・・・」


と、客観的に見ている自分もいました。


それでも、そこで涙を流すことで、身体の中に眠っていた感情が解放され、とてもスッキリしたのを覚えています。

あらためて、自分を認めてあげられた瞬間でした。

13年前の『わたし』が、13年後の『わたし』に、「この気持ち、まだ癒えていないんだけど、なんとかして〜」と訴えてきたようにも思います。


きっと、まだまだ覚えていない/忘れられている「解決できていない思い」というのは、たくさん自分のなかに蓄積されているのだろうな、と思います。


久しぶりに「思いやりの瞑想」やってみようかな。

自分で自分を認めてあげることは、とてもパワフル☆

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