フリーターだからこそより一層貯金が必要だと思うこと ー将来の為の蓄えと可能性を増やすために!


 

 こんにちは、十条です!最近だんだんと暖かくなってきましたね!すっかり桜も散っていき、いよいよ5月の新緑の季節が近づいています。

 ところで、タイトルにもあります通り、私は自分自身も不安定な身分であることもあり、お金の大切さをより感じています。というのも、いつどうなっても、お金があれば最低限生活していく保障はあるからです。今はとりわけ将来どうなるかわからない時代でもあり(私達が老後貰えるとされている年金でさえどうなるかわからない!)、だからこそ将来の為の準備が大事だということで、本日はそのお話をさせていただきます。


・フリーターであればなおさら貯金が必要!

 フリーターや派遣社員等非正規は、雇用が不安定な為いつ収入が途絶えるかわかりません。その為の心づもりはもちろんのこと、仮に新しい仕事を得られたとしても、収入は低い傾向にあります。フリーターの場合ですと、平均で月収15~20万程、年収だと180~200万です。

 なので、生涯賃金は20歳ぐらいから65歳の定年までフルで働いても1億円に届かず、もし失業や求職活動や空白期間も考慮すれば、もっと少なくなります。なので、実際は、6000~7000万円前後と想定し、もしセミリタイアすることも考えると、さらに少ない4000万円程と見込む必要があります。

 老後に必要な資金は、2000万円程です(実際に生活費で月10万で計算してみると本当にそれぐらいだった)。現役時代の時の生活費(月10~15万だとすると、5000~7000万程)も考慮に入れると、老後のと合わせて7000~9000万円になるので、もし収入と支出が同じぐらいだとすると、ギリギリになるか、足りなくなってしまいます(働く期間は少ない程赤字は大きくなる!)。なので、老後も働き続けることが難しい場合には、とにかく最低でも月数万ずつ貯金し、将来の為に備えておく必要があります。


・実家暮らしであっても、貯金は必要!

 上記は、家賃を含めた計算になっていて、アパートなどで一人暮らしをした場合を想定しています。フリーターの収入では、家賃に占める支出の割合が高い傾向にあり、その為食費や光熱費等を少しでも節約し、お金を残す必要があります。

 一方で、実家暮らしの場合ですと、まず家賃はかかりませんし、また水道光熱費、食費等生活全般は家計費負担になる為、お給料は全て私達のお小遣いとなり、あまりそれらを貯金しようとは思わないのかもしれません。また、親からもらえる遺産を考えると、私達が貯蓄する必要がそもそもないのでは!と思えるのかもしれません。

 しかしながら、私自身は実家暮らしであっても、ある程度の貯金は必要と考えています。というのも、親のお金に期待することは自分自身の今後の成長にとって良くないこと、いえ、それ以前にそもそも家にどのぐらいの貯金があるかわからなければ、仮に私達自身に貯金や収入が無かったとして、それだけで生活していけるのか確信を持てないからです。聞いても子供に教えない親もたくさんいるかと思われますが、もし将来のことを考えるのならばしっかりと把握しておく必要があります。

 ちなみに少し調べてみますと、親世代に当たるだろう50~60代の親世代の平均貯蓄額が、大体1000~2000万円程になっています。それより上の世代ですと、2000万円台になっています。個別には、平均値よりもっと少ない、あるいは貯蓄が全くない!という世帯やもっと貯金がいっぱいある!という世帯があるのかもしれませんが、多くの家は平均前後であると仮定した場合、老後はこの親から継いだ貯金1000~2000万円で生活していく、ということを考えなければなりません。となると、老後に必要な生活費は2000万円だとすると、場合によっては実家暮らしであっても老後に働く必要性が出てくるでしょう。

 つまり、実家暮らしだからといって必ずしも老後も安心、貯金しなくてよい!ということになるわけではありません。


・実家暮らしの場合は、生活費以外にも考慮に入れるべきことがある!

 上記では、生活費について考慮しましたが、実家暮らしの場合にはそれだけではなく、それ以外のことも考えなければなりません。具体的には固定資産税や住民税などの税金、家の修繕費、親の介護・医療費、葬儀費や相続税などです。これらのことも考慮に入れなければならなくなるため、やはり家の貯蓄額を把握しておくことが大事です。

  これらのことを考えると、将来的に使えるお金はもっと少なくなるため、やはり自分自身でもお金を貯めて余力を蓄えておくことは大事になっていきます。


・私達の貯金は、元手にもなる!

 前の記事から何度も説明しています通り、アルバイトのみでの収入で生活していくことはかなり大変な為、場合によっては投資したり資産運用をしたり事業を始めたり、そうまでしなくとも資格やスキルの勉強をする等して、収入を増やす為の努力が必要になってくるでしょう。

 そうなったときに、私達に貯金があれば、それは立派な元手になります!もしそれが無いと友人や家族に資金援助を頼むか、もし彼らに迷惑をかけたくない場合には、銀行などからお金を借りる必要も出てきます。となると、もし損失が増えた場合、資金援助を頼んだ場合は、家族等にさらにお金を負担させることにつながり、借金をした場合には、その負債額が膨らんでしまう恐れがあります。

 でも、自分の貯金がある程度あれば、それらのリスクはほとんどありません。また、自分自身のお金なので、それをしっかりとコントロールしようとする意欲も出てきて、支払い能力を大幅に上回るほどのリスクの高い投資をしようとは思わなくなってくるでしょう。自分自身の貯金をしっかり管理することを意識することで、自分自身を律するとう自律心と、人に頼り切らず自分の足で立つという自立心が芽生え、育っていきます。

 たとえ実家暮らしであったとしても。何から何まで親にお金を出してもらうのは気が引けるという方は、たくさんいるのではないのでしょうか。場合によっては、それについては口が裂けても言えないという方も。でも、貯金が無ければ、たとえ言いづらくとも、親に頼まなくてはなりません。でも、自分のお金があれば、そのお金は何に使っても自由な為、フットワークは軽くなることでしょう!

 

・国の年金や親の財産を当てにしきらず、自分自身のお金を持っておくのがすごく大事!

 これまでのまとめにもなりますが、年金制度は、破綻するとか大丈夫とか、色々言われていますが、不透明なところはたくさんあります。また、破綻しないにしても、年金受給可能な年齢が引き上げられることについては、このままでいったら恐らくは、確実になるだろうと思います。

 また、親の財産についても、世帯によって異なりますが、必ずしもそれだけで十分だとは言えないということもわかりましたし、仮にお金があるとしても、私達のお金が無い場合はどうしても頼まなければならなくなり、場合によっては迷惑をかけてしまうこともあるということもお話しました。

 とすると、私達はもう大人だし、どんな場合であろうとも、一人暮らしであろうが実家暮らしであろうが、自分の足で立っていかなかればならないということがわかります。人に依存しきらずに自立していけるからこそ、自信を持つことが出来、また今後好きな異性が現れたときに、その人と結婚することも出来ます。 

 最近では、男性のみならず私達女性についても、結婚するには自立が必要になってきている為、その為には、日ごろから自分の足で立っていくということを心がけていくことが大事です。将来の自分の為にお金を蓄えておくということは、まさに自立活動の一つでもあります。


 最後に、

よぉ~く考えよぉ~♪ お金は大事だよぉ~♪

 このCMソングは、今も色あせないぐらい見事な出来だと思いますし、これからだって、お金の大切さは理解しないといけませんね!


 先行き不透明な時代だからこそ、きちんと将来の為に蓄え、準備しておくことが大事ですね!

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