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感情豊かな人がコミュニケーションで心がけたらいい点

おはようございます。

2年半前にNLP(神経言語プログラミング)の上級コースで、 師匠の山崎千夏さんから言われた私の課題は、コミュニケーション。それを学ぶために、香港にきたんだね、と言われてました。「自分と全く違う価値観や考えを持つ人たち」とのコミュニケーション、その中で周りとうまくやりながら、自分を主張するという所。

随分と改善した、と思っていましたが、「やっぱりここがまだクリアできていない」と思う出来事が立て続けにありました。

今回の出来事では失敗体験と、成功体験が同時にありました。

コミュニケーションがうまくいかないパターン(私の場合)
・相手の希望を自分の予測で判断して、自分の意見や希望を伝えずに「まあいいか」で済ませてコミットしていない。
・相手の反応によって、自分のアクションを変える、というのが功を奏する時と、状況がややこしくなる(例:自分の中で不消化に終わり、後でその処理に四苦白八苦)時がある。
その違いは、思考を使って総合的に判断できているか、感情だけで判断しているか。例:「(自分も含め)皆のベストは何か」より「人にどう思われるか」を優先すると後々上手くいかない。

相手を観察することは大切で、相手の変化を敏感に汲み取るのは優れた能力であり、コミュニケーションには必要。ただ、そこで得た情報をどう活かしていくか、私のように感情が優位(人には、視覚、聴覚、論理的思考、感情・体感覚のうち、どの感覚を優先して使うか、という傾向があります)な人は、つい相手に感情移入しすぎたり、自分の過去の気持ちなどを思い出してそこにひっぱられたりして、どんどん自分のことばかりが頭でぐるぐるしてしまい、その場で冷静な判断ができない、といったことがおきがちなので、そこを切り離す練習が必要です。

ヒプノセラピーのセッションでは、仕事で「セラピストの自分」としてクライアントさんに向き合っているため、感情移入する、ということはもうなくなりましたし、基本的に現在は日本人の方と日本語のセッションを行なっているので、お互い空気を読む、ということもコミュニケーションの一部になっています。

一方で、香港で家族や友人となると、まずは身近な存在であることから、感情面でも自分との境界線が曖昧になりやすいこと、さらに外国語では文化の違いなども相まって「自分が思うように伝えられない」、「空気を読む」という概念がそもそもない、というところから、それなら・・自分の希望や意見を伝えることをまあいいか、どうせわかってもらえない、としてしまいがち。けれども、日々のコミュニケーションではそこを流しているとうまくいかないし、理解してもらえない。

加えて、今回の出来事は、友人とのチャットで、フランス語のコミュニケーション。「忙しくて忘れていた」と言われたことに対して、2回目に催促をすることができなかったので、キャンセルかと思っていた予定の確認。細かいニュアンスを伝えることができず、相手を気遣うつもりが(そしてその意図が、相手を本当に思ってよりも、相手を不快にさせて、悪く思われたくない、という自分のため)、それによって、私が何を望んでいるかがよく分からないメッセージとなってしまい「じゃああなたは一体何がしたいの?」と場を混乱させてしまいました。

逆に、成功体験は、夫に伝えたいことがあった昨夜。夫婦だと、つい自分の感情をぶつけたくなるものですが、自分がなぜその感情を感じているのか?を自問して落ち着けた上で、感情の羅列や、説明をとにかく削ぎ落として、シンプルに「こう思うので、その予定をキャンセルしてほしい」と正直にメッセージで伝えたところ、絶対にキャンセルしないだろうと思っていたのですが(これも自分の勝手な思い込み)、「そうだね。もうキャンセルしました」と返事が来ました。

人がどう思うかを気にする前に、
・「自分がどうしたいか」を認識する(何か別のことを満たしたいと思っていないか、なぜか、もチェック)
・分からないことは曖昧にせず、聞く
・相手と、自分にとって、皆のベストは?
・言葉を選んで、とにかくシンプルに伝える
(相手を気遣っていることや、感情、詳しい経緯の説明などを必要以上に加えない←日本語でやってしまいがちですが、スマートな伝え方ができる語学力がないと、これによって論点がぼやけて伝わらないことが増えます。)

こうしてみると、外国語だから、日本語だから、は関係ないですね!
ただ、私の場合、日本で「自分がどうしたいか」や分からないことを曖昧にして、なんとなく相手に調子を合わせて、うやむやにしていた自分の弱さと向き合っていなかったので、香港でそれを学んでいるのかもしれません。

感情豊かな人が陥りがちなコミュニケーションについて、昨日からの気づきがあったのでシェアしてみました。どなたかの参考になると幸いです。

・会社や家庭で責任を全うしきちんと振る舞っているが内面はモヤモヤしている方
・人に自分のことをうまくわかってもらえないと感じる方
・人のことは褒められるのに、自分を認められない方
・人のことを優先して、自分がいつも後回しになってしまう方
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